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能登日記 その4

能登日記です。(笑)



のちに2人の男がこう証言しました。



カードを使えると聞いて、何かが壊れる音が心の中でしたんだよ。

あの言葉で歯止めが効かなくなったんだよ。


さて、能登で何が起きたのか?書いていきましょう。(笑)



僕は早々と買う七輪を決め、おじさんと事務所の方に行き、カードで決済をしたんです。

おじさん、優しくて。

値引きしてくれた上に換えの網ももう一枚おまけしてくれたんです。

工場で僕の七輪に合う網を探していると、他の2人が決めた、とやって来ました。



あれ?とよく見ると手には小さい七輪が。

それ、買うの?と聞くと買うことに決めた、と言うんです。


だって、工藤さんがこれいいよって勧めるし、と。



確かにいいんですよ。

でも、家族用に一台買ってますからね、さらにもう一台には少し驚きました。


そしてもう1人の男が一度出て来てから、こうつぶやいて戻っていったんです。



やっぱり僕も買おう。



そう言って戻っていった彼の手にも小さな七輪が。

結果、みんな2台の七輪を手に入れたのでした。


カードで支払いを済ませ、おじさんと記念写真を撮り、充実した顔で工房を後にします。


ひとまず、コンビニに寄ろうか。



近くのコンビニに行き、トイレを済ませ、コーヒーなんぞを買い、一息ついた頃にやっと男たちは冷静になります。


まさか2台も買うとは思わなかったけど、良かったの?


恐る恐る僕が聞きます。

すると2人は、どうしたんだろう?と言った顔で話すんです。


自分でもよくわからない、と。

でも、カードが使えるよ、と言われたあの瞬間に何かが壊れたんだよねえ、って。(笑)


普段なら止まるはずの心のストッパーが徹夜で走って来た疲れなのか、七輪の見せる魅力なのか、カードが使えると言う言葉なのか、外れてしまったんでしょうねえ。


欲しくてもいつもなら我慢してたと思いますもん。

でも、ほしいものを手に入れた男たちは皆とても満足そうでした。


ああ、能登に来てよかった、そんな顔をしてましたねえ。



七輪を無事に手に入れ、あとは帰るだけなんですが、02日の旅はそんな生ぬるくありません。(笑)

まだ時間はお昼にもなっていない。

さあ、移動しようか?どこに行く?とここで相談が始まります。


輪島塗りが見たい!と言う希望があったので、方向は輪島で決まり。

ただ、そこに行く途中に塩で有名な道の駅があるので寄り道して行くことに。


七輪の工房から1時間の移動になります。


さてさて、この後どうなったのか?

続きはまた明日。(笑)

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