また府中市内で辞めるクリーニング屋さんが。
クリーニング屋さんの閉店の話が止まらないんですよ。
そもそもがコロナ前から年々売り上げが減っていたんですが、コロナ禍により更にそれが加速。
全国的にではあるんですが特に東京はコロナの影響が大きく、閉店が止まらないんですね。
また一件、府中市内で辞めるという話が。
お客さんが来て、そこの奥さんがパートで勤めているクリーニング屋さんが辞める、と。
仕事をまた探さなくちゃいけない、そんな話をしていました。
府中市内で割と大きくやってたんですけどね、これだけ厳しくなると規模が大きいというのは足枷にしかなりません。
家賃もあるし、人件費もあるし、機械のリース代もあるし。
大きくやるところは機械をリースで借りるんですよね。
だから、仕事があろうがなかろうが、毎月決まった金額を支払わなければならない。
みなさん、おかしいと思ったことありませんか?
普通は、1番売れる時期にセールとかするのに、なぜクリーニングって年がら年中セールをしているのか?って。
ここでは何度か書いたことありますけど、クリーニングって季節商売なので年間通して仕事はないんですよね。
1番出るのは春の衣替えで次が秋の衣替えで。
それ以外は全く仕事のない月もあったりします。
でも、全く出ない月にもセールをしてるわけですね。
出ないからセールするんじゃないの?と思う人、甘いです。
出ない時期にセールをしても出ないものは出ない。
じゃあなんでするのか?というと、そうまでしてでも現金が欲しいから。
赤字でもリース代は最低限稼がないといけないからセールをするってわけなんですね。
ねえ、ここにコロナ禍ですよ。
年々下がってきたクリーニング業界全体の売り上げ、そこにコロナ禍でリモートが増えクリーニングするものが激減。
辞めるってお金の問題だけではないんですが、経営者の心を折るには十分な理由が揃ってしまっているんですよねえ。
後どれだけのクリーニング屋さんが辞めるんだろうか。
そしてね。
一つ大事なことを書き残しておきますが。
クリーニング屋さんがやめたらもう新しいクリーニング屋さんは出来ないですよ。
チェーン店、取次店は出来ます。
でも、個人店、丁寧な仕事をしてくれるようなクリーニング屋さんは新規に出来ない。
なぜなら、新規出店ができないような法制度だから。
本当に大事な服を洗えなくなる未来がもうそこまで来てるんです。
マジで洒落にならない。
本当にそろそろ閉店は止まってくれ。
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