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僕の知らないあの頃の話。

今日は流山に行ってきたんです。

親戚が居ましてね、おい、最近来ないぞ?とお叱りをいただいて、へへ!参上しまっせ!と朝イチで流山に。



何しろ朝早いご家族なので、朝7時に到着。

朝ごはん食べてないだろ?と言われて朝ごはんをいただき、しばしお話の後、買い物に行くんだろ?と見透かされたので一緒にいきましょうか?と買い物にお連れした次第。


帰ってきてからまた少し話をしてたんですよね。



親戚ですからいろいろ昔の話を知っています。

話は僕の兄の話に。


以前ここでも書いたことあるんですが、兄は幼い頃に白血病で亡くなりました。

小学生にはなれましたが、3日しか通えなかったと聞いています。


その当時の話はうちの母から沢山話を聞いてるんです。 

それこそ僕が子供の頃から。

白血病がまだそこまで認知されず、国の援助もなかった時代の話。


うちの母が見た兄の話ですが、今日聞けたのはお見舞いに来たおばさんが見たお話でした。


一畳くらいのベットの上に周りは仕切られてて外とはシャットアウトされた状態。

そこに兄がいて、ベットの上にはおもちゃが沢山置いてあったといいます。

見ているだけで辛かった、と。

そんな中、兄が一緒にお見舞いに来てたおばあさんを手招きをしてこっそりとこう言ったんだそうです。



おばあさん、お願いだからここからこっそりと僕を連れ出して。



外に行きたかったんでしょうね。

もちろん、ダメだよ、と断られたらしいです。

でも、小さい子が一生懸命お願いするその姿はとても辛かった、とおばさんは話してました。



その後、うちの兄の容体が悪くなります。

原因があったようで、消毒をしてない人に触れちゃダメだ、と言われてたのに、何も知らない看護婦さんが触ったらしいんですよね。

で、その時に兄は、やめて!やめて!と言ったのに無視して触られた、と。


泣きながら、僕はやめてと言ったのに、と母に話したと母からは聞いていました。


今日、同じ話をおばさんから聞いたんですよね。



お兄ちゃんね、ずっと言ってたんだよ、ぼくは触らないで!ってやめて!って言ったのに、って。

そして、次に会った時には顔が腫れてまるで違う人のようだった、と。



同じ話を今回違う人から聞いたんですけどね、結構個人的には来たなあ、と思ったんですよね。

兄も言われた通り触らせないで頑張って生きてきたのに、触られてしまって、それがいかに重大なことか、分かってたんだろうな、と。

母の話では、同じ病棟に入院している子が次々に亡くなって行くのを見ていたそうですから、それがどう言うことにつながるのか?子どもながらに理解してたんだろうと思います。


母も子どもがこんなに辛い思いをしているのに何もできなくて辛かっただろうなあと思いました。

泣きながら訴える子に何もできませんからね。

せめて言えるのは大丈夫と言う励ましくらいで。


こう言った事が起きて、いろいろな対策が出来ていくのは理解しますが、犠牲の上で出来上がったルールとか思うと、やはりあんまりいい気はしません。


あの当時の医療では限界だったのかもしれないし、あの当時の知識では看護婦さんも仕方なかったのかもしれない。

でもどこかで思うんですよねえ。

今なら助かったのかなあ、とか。



コロナ禍になってから3年ですか。

コロナは風邪だとか言う人も出てきて、政府も対応を考え始めているような節も見えます。

仮に大半の人には重症にならない感染症だとしても、人によっては命に関わる事があるって少しでいいので考える余裕を持ってもらいたいなあと思います。


目に見えないほどのものでも、それが生死に関わる人もいますからね。



こうやって昔の話を聞くのもあと何年かなあ。

みんなが元気なうちに昔の話を沢山聞いておかなきゃって思いました。

お墓参り、行ってこようと思います。


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