最初と終わりだけ。
僕、実は不満に思っていることがあるんですよね。
何に、というと、世の中のエコやサスティナブルやSDGsなどの活動に。
その考え方はとても素晴らしいと思うんです。
実際問題、取り組んでいかなきゃいけない問題なわけですし。
でもね、いい話だなあと思って聞き始めると、みんな決まってはじまりと終わりの話しかしないんですよね。
どういう事かと言うと、作る時の話と捨てる時の話、その話しかしないんですよ。
作るときに、ゴミを使って新しく作るとか。
捨てるときに再利用するようにするとか。
さらに、作るときに環境への負荷をなるべく下げるとか。
捨てるときに環境に負担のかからないようにするとか。
みんな同じなんです。
最初と最後、この話しかしない。
思い当たりません?
でね、この話をしていても結局何にも変わらないんですよね。
というか、逆に悪い方向に行くわけですよ。
だって、結局生産し続けるって事なんですもん。
服なんてまさにそれで、廃棄がものすごいことになっているのに、まだ作るんですよ。
ゴミから色を抽出して染めています!とか。
それも結局服を作っているんでしょう?
捨てる服をアップサイクルしてまた着れる他の服に作り替えます!
それも服をまた作るんでしょう?
ここに他にも新たに服を作るんです、そりゃ飽和しますよ。
なぜ、途中の話を誰もしないんでしょう?
本当に環境に寄与するのは、作ったものを最後まで使い切る事。
長く使うことが大事なわけですよね。
でもなぜか誰もここに触れないわけですよ。
しかも、洗濯は水を使うから環境に悪いとか、ね。
そんな話をし出すわけです。
水は使いますよ、でも服を作るときに使う水に比べたらぜんぜん少ないわけで。
毎年新しい服を作る水の量で何年洗濯を賄えると思ってるんだろう?
ものすごい矛盾に誰も気づかないのかなあ、と思うと悶々としてくるんです。
だれか、他にも気づいた人いないのかなあ?
中間が大事だよ!って。
洗うのって大事だよ!って。
そんな人が増えないと良くはなりませんよねえ。
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