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洗濯は人それぞれ。

服を洗うのにはルールがあります。

洗剤のルール、乾燥のルール、洗いのルール、生地のルール、装飾品のルール。

他にもいろんなルールがあって、やってはいけないこと、やったらおかしくなることなどが有り、おかしくならないように色んなことに配慮して洗うのが洗濯やクリーニングと言うわけです。


洗濯は化学ですから、再現性があります。

これをしたらこうなる、と言うのは決まっているから、おかしな選択をするとおかしな洗濯になる、と言うのは話を聞くだけでもわかるんです。


しかし、世の中にはそのおかしな洗濯をしている方がたくさんいます。

そして、そのおかしな洗濯をしている人たちは、洗い上がった洗濯物をみて、きれいになっている、なんともないと言うんです。


何ともないわけない、と話を聞いているといつも思うんです。

その洗剤をその素材に使ったら確実に傷む、それはわかり切っている話なのに、全然平気という。


ここが洗濯の罠だと思うんですよね。


誰かがきれいになった、全然普通に洗えたっていう話が信用できるか?分からないんですよね。

これね、画像や動画があっても相当怪しいんですよ。


僕もクリーニング屋なので洗濯の情報やそれに付随する話には常にアンテナを張っています。

例えばアイロンのブログとかあったりして、アイロンの比較をしていたりするんですが、どれもこれも全然伸びていないんです。

でも、記事の中ではどこのメーカーが優秀だの、これはきれいに伸びているだの書いている。


僕らが見たら全然アイロンなんてかかってない状態なのに。


これと似たような感じで、きれいになってる、全然平気、という洗濯の話はかなり信用できないと思うんですよね。



そもそもね、みなさん、洗濯はどこの家庭も同じだと思っているかもしれませんが、全然違うんですよ。

だって家庭環境が違うでしょ?

ドラム型とか縦型とか二層式とか、そういう違いではないんです。

家族構成がそもそも違う。

そして、着ている服も全然違う。

服ってその人や家族の癖が強く出ます。

人によって違う、家族構成も違う、洗い方も違う。

これだけ違うのに人の話が参考になるわけないんですよね。

もし、どこかの洗濯を参考にしたいなら、家族構成や着ている服、洗濯の回数などなるべく近い人の話を聞かないとダメだと思います。


でも、洗濯の話をしてそこまで突っ込んで話を聞かないでしょう?



自分に合う話かどうか、誰も知らずに鵜呑みにしてしまっているケース、本当に多いと思います。


これもね、洗濯の基本的な知識を持ったら鵜呑みにしなくなります。

また、怪しい商品にも騙されなくなります。

怪しい商品や怪しい宣伝に騙されないようにするには、知るしかないんですよね。

学びましょう、洗濯を。

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