そんな洗剤、必要ない。
先日、clubhouseで話題したんですが、とある洗剤メーカーから新しい洗剤が発売されるらしいんですね。
その洗剤は黄ばみ、生乾き臭、洗濯槽のカビに効くらしいんです。
で、色々と話していたんですけどね、クリーニング屋さんの結論はこれでした。
この洗剤を必要と思う消費者は洗濯ができてない、と。
かなり辛辣な話ですが、でも真実なので思い切って書いてみました。
なぜ、これを必要とする人が洗濯ができてない、と言えるか、というと普通に洗濯していたらこんな悩みは起きないからです。
この状態が起きるのには原因があるんです。
みんなそれをしてしまっているんですよね。
汚れが落ちないのもそう。
洗浄力を不必要に下げてしまっているから落ちないんです。
でも、皆さんは汚れを落とそうとしてそれをやっているわけで。
つまり、洗濯を知らなくて知らず知らずのうちに逆のことをしてしまっている、と。
洗濯槽のカビの問題も同じで。
僕らの洗濯講座を受けた人、カビなんて生えないと言ってます。
生えないんですよ、だってそんな環境にならないもの。
そして、面白いことに、クリーニング屋さんみんな同じこと言ったんですよね。
こんな事、考えた事ない、と。
そして、こんな洗剤、クリーニング屋にはない、と。
もし、そんなに問題だとしたら、家庭用よりもまずクリーニング屋で販売されるんです。
だって仕事だから。
お金もらってやっている事で中途半端にはできません。
だからもし黄ばみや部屋干し臭などが起きるものならクリーニング屋でいち早く売られていなきゃおかしい。
でも、こんな洗剤、ないんですよね。
じゃあ、黄ばみや部屋干し臭、洗濯槽のカビはどうすればいいの?と思うでしょ?
これ、洗濯を理解したら全て解決するんです。
そんな難しい話でもありません。
洗剤で汚れが落ちる理由を知ったり、濯ぎの大事さを知ったり、それだけで全てが変わる。
みんな、洗濯を教えてもらったことがないだけだから。
僕ら、洗濯講座をしていてよく話していますが、洗濯機も洗剤も変える必要はない、変えるのは自分の考え方。
そこが変われば洗濯が劇的に変わる、と。
洗剤を追っかけているうちは汚れなんて落ちないし臭いの問題も解決しないし洗濯槽もカビちゃいます。
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