プレスと仕上げ。
クリーニング屋さんが使っている言葉と一般の人が使っている言葉には少し違いがあります。
というか、一般の人が言葉の表面だけなぞって意味を理解しているケースがとても多いんです。
知らないから仕方ないんですけどね、でも、同じ言葉を使っているのでそれに気づけないと、話が通じているようでおかしなことになったりします。
例えば、プレス。
僕らがプレスと言ったらアイロン掛け、もしくは服を仕上げることを指します。
でも、中にはこのプレスというと、よくテレビで見るような機械で上から押し付けるような意味で捉えている人がいたりします。
確かにそれもプレスです。
でも、この時のプレスという言葉ってかなり用途が限られていて、前後の文脈に合わせて使うので、あまり一般の方に向けては使いません。
一般の方に向けて使うプレスは仕上げの事ですね。
クリーニングの中の仕事がどんな事をしているのか?知らないので仕方ないと思うんですよ。
機械でプシューっ通しているイメージかもしれないし、アイロンで仕上げているイメージかもしれない。
正解はどっちもやるんですけどね。
要は必要なところに必要な仕上げをするって話なんです。
シーツとかは高温でプレスしたほうがいいですし、ウールにそういうプレスはしません。
殺菌かねて仕上げるシーツと、風合いよく仕上げるウール製品、スーツとかコートを同じようには仕上げないですよね。
クリーニングを知らない人はクリーニングが適当に扱っていると思うようです。
そんな事はするわきゃない。
ちなみに、ウール用のプレス機ってのも存在するんですよ。
こちらはウールでも仕上げられるようにソフトにプレスされます。
クリーニング屋の機械ってすごいんですよ。
メーカーの開発力はマジですごい。(笑)
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