洗うのは計画的に。
洗濯講座をしていて色々気づくことがあるのですが。
その中に、とにかく洗いすぎる、という事があるんですね。
着たら洗う。
みなさんこんな感じなんですよね。
例えば下着なら正解なんです。
Yシャツも着たら洗うもの。
でも、アウターとかは着たら洗うはやり過ぎ。
なので、アイテムによって洗う頻度は変わります、という事を伝えています。
しかし、これがきちんと伝わらないんですよ。
どういうふうに伝わるのか?というと、あー洗いすぎると服が傷むからね、と。
いやいや、僕らそんなふうには話してないんです。
誰も傷むから洗いすぎるな、とは言ってない。
でも、そんなに洗わなくていい、というと傷むからに直結してしまうみたいなんですよね。
洗いすぎるっていうのは、意味ないよっていう意味で。
そんなに頻繁に洗わなくてもきれいになるから、だからそんな神経質に来たら洗うを繰り返さなくていい、という意味で言ってるんですよね。
でも、みなさん、服は洗うと傷む、と思ってるから。
そこで、洗いすぎなくていい、というと傷むからに直結しちゃう。
傷むと思っているのは汚れが落ちてなかったり、シワが伸ばせなくて傷んだふうに見えたり、別の要因のケースが多いんです。
それを全部洗濯のせいにしているから、本当の原因が見えず、対策を間違えてしまいキレイにならくなるわけで。
全部洗濯のせいにしているからこんなふうな勘違いを起こしてしまうんですよね。
で、洗濯を軽く考えているということは、服も軽く考えているということも言えて。
素材やデザイン、作りによって違うのに、それを無視しているから洗濯を軽んじて洗えてしまうんです。
だから僕らの洗濯講座は、洗うために、どんな服か?どんな風に着たいか?を考えてもらうようになっています。
そこをきちんと認識すると、あらいかたもきむってくる、と言うわけです。
すでに間違った洗濯の認識になって20年くらい経っています。
間違った考え方が常識となりつつあるので、そこを変えてもらうのはとても難しい。
変えられれば話は簡単なんですけどねえ。
洗濯を難しくしているのは自分たちなんだよ、という事もわかってくるんですけどね。
でも本当に皆さん、洗いすぎ。
洗うのはもっと計画的にしましょう。
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