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2023年4月

くらやみまつり、3年ぶりの開催だそうですね。

ゴールデンウィークというと、府中市ではくらやみ祭りなんですよね。


コロナ禍でこの3年開催されていませんでしたが、今年はやるようで。

府中のお祭り好きの人たちがざわついているのを感じます。



昔からあるお祭りで、府中市内全域からお神輿が大國魂神社に集まっていきますから、市内全部がお祭りモードになるわけです。

大国魂神社だけでなく、各地域で準備してますからね。


子どもの頃はこの時期が楽しみで仕方ありませんでした。



当たり前にお祭りに遊びに行っていたから知らなかったんですけど、くらやみ祭りのように屋台がたくさん出てるお祭りってそんなにないんですよね。

周辺のお店も賑やかだし。


焼きそば、お好み焼き、射的に宝釣り、面白かったなあ。



大国魂神社前の旧甲州街道、ほんの20メートルくらいの道を渡ることすらできないほどの人混みになってましたしね。

府中駅から帰りたいのに道を渡れないから府中本町から帰ったりとかもしましたっけ。


懐かしい。



今年のお祭りは盛大になるのかな。

3年ぶりのお祭り、楽しんでもらいたいですね。

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ドラム型と縦型の違いは?

何やらNHKで洗濯機の話題が出たとか。



洗濯機にドラム型と縦型があるのはなぜ?



と言う質問。

なぜと言われたら、あるから、が答えなんですけどね。

使い分けるものでもないし方式の違いだけで、なぜ?と言う質問がそもそもおかしいんだけど、あの番組ではその質問の仕方になるんでしょうね。



ドラム型と縦型、この二つの違いって洗い方の違いなんですよね。

ドラム型はたたき洗い、縦型はこすり洗いをしています。


日本では縦型が主流でヨーロッパではドラム型が主流。

この違いはどこから来ているのか?と言うと水が関係しているんですね。

日本は軟水で水が豊富にあるので縦型で汚れが落ちました。

二層式も縦型になります。


ヨーロッパは水がそもそも少ない地域であるとともに、水が硬水なので洗剤が働きにくいんですよ。

ヨーロッパに行ったら泡が立たなかった、と言う人、かなりいますが硬度成分が洗剤と反応してしまって洗浄力が落ちてしまうわけです。

洗浄力を何とか確保しようと、叩いて洗ったりお湯を使ったりしていたわけです。


もう一つ、ドラム型と縦型では違う特徴があります。


それは色物について。



特に植物系の繊維に多いのですが、色の濃いものを洗う時に擦ってしまうと表面が毛羽立ち、白っぽく見えてしまうことがあります。

縦型の洗濯機はこすり洗いなので、この現象が起きやすい。


反面、ドラム型は叩き洗いなので表面が毛羽立ちにくく、色物を色よく洗えます。

だから僕らクリーニング屋の機械はドラム型です。


洗浄力は昔はドラム型の方がいいと言われていましたが、今は研究の結果、13キロ以上の大きさの洗濯機でないと叩き効果が小さくなるので洗浄力は縦型に劣る、と言われています。


ただ、この辺の洗浄力という言葉も曖昧で、汚れを落とすというのはそこだけで語れないものもあるので、洗浄力だけで洗濯機を選ばなくてもいいのかな、と思いますね。


今、皆さんが汚れが落ちないと感じているのは、洗濯機の違いではないですから。

洗濯の正しいやり方を知らないだけです。

これを知ったら、どの洗濯機でも汚れは落とせるようになります。


洗濯機売り場に行っても、こんな説明は誰もしてくれませんよね。

水が少ないですよ!とか、乾燥機能がついてますよ!とかそんな話ばかりかと思います。

洗濯機を選ぶのはそこではない。


家電メーカーの人たちに洗濯講座しようかな?(笑)

興味あったらご連絡ください。(笑)

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部屋干し臭に困っているなら。

なんだか今年は部屋干し臭の話をよく聞きます。

CMでもそんなの流れてますし。


今匂いがしているというのではなさそうなんですよね。

コレからの季節、部屋干し臭がするから、という話みたい。


CMではこれからの季節は部屋干し臭がするので柔軟剤などで香り付けをしましょう、と当たり前の様に言ってくるし。


そんなの必要ないのになあ、と思うのです。



部屋干し臭の原因は、すすぎ不足。

すすぎが足りなくて、汚れが濯ぎきれず、その汚れを栄養源として菌が繁殖し排泄をする。


これが原因。


で、今までは菌がいるから悪いんだ、と抗菌剤を使ったり漂白剤で殺菌したりしていましたが、それでは効果があまり出ず。

なぜなら、常在菌なので、一旦殺菌してもまたやってくるから。

だから、菌の餌そのものを排除しないと話にならないわけです。


いま、この話をしているのは僕らだけだと思います。

僕らのやっている洗濯講座ではこの話をしている。

でも、世の中の多くの話は、柔軟剤で香り付けをしたり、漂白剤で殺菌をしたり、隙間を開けて干すことを推奨したり、と根本的な原因の解決とは程遠いことばかり言っています。


すすぎを3回すれば解決する。


こんなシンプルな話なのに、ですよ。

さらに、すすぎを増やすと他にもいいことが起きます。



服の色が鮮やかになり、柔軟剤を使わなくても柔らかくなり、タオルはふわっとする。



これらの原因も汚れの残留だからですよね。

で、すすぎを3回にして、それでもまだ匂うのならそこで初めて漂白剤とかの出番。

汚れをきちんと濯ぎきれてない状態で漂白剤で殺菌をしてもダメですよ。


今多くの方が部屋干し臭で悩んでいる原因は洗濯機の設定の問題です。

全自動で、ボタンを押せばおまかせにしてしまっているので、メーカーの設定に依存しています。


メーカーは、手動の設定もつけていると言いたいでしょうが、最初からすすぎ3回の設定を入れておけばいいだけ。

それをするだけで匂いが消えるんですから。


今は面倒でも、手動で3回すすいでください。

これが1番効果出ます。

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受付の無人化に思う。

最近、クリーニングにも無人化の波がやってきてまして。

各地で無人の受け渡し所がいくつも出来ています。


コロナ禍ということもあったんでしょうけどね、理由はそれだけではないんですよ。



人件費が絡んでまして。

クリーニングって季節商売で忙しい時と暇な時の差が激しいんです。

例えば衣替えの繁忙期の時と、閑散期の時では全然仕事量が違うんですね。


朝から晩までやっても終わらない繁忙期。

朝から夜まで何もすることはないけど受付にいなきゃ行けない閑散期。



コレくらい差があるわけです。

個人店ならそこのお店の人がいるので問題はありませんが、これがチェーン店になると受付を雇わなきゃ行けません。

繁忙期ならいいんですが閑散期はその人件費の経費が重くのしかかるわけです。


また、パートを雇おうとしてもなかなか人が集まらずに苦労をしている、という話も聞いています。


つまり、人がいなくて大変、人件費がかかって大変、という事情があるんですね。


そこに無人受け渡しというひとつのジャンルができたというわけです。



便利らしいですよ。

出す時も持ち帰る時もあまり待たなくていいらしいですから。

しはらいも事前に登録したカードで支払えちゃいますしね。



ただね。



ひとつ気になることがあるんですよ。

それは、受付時に説明ができないなあって。




クリーニングは数年前よりら受付時の説明が義務化されています。

また、クレームの受付先を明示しないといけない。

だから店頭にその手の案内が置いてあります。


無人受付でも、おそらく何かあれば電話するなりメールするなりで連絡は取ると思うんですよね。

僕が問題だな、と感じるのは、どこか破損しているとかシミがあるとか、そういうわかりやすいものではないもの。

例えば、全体的にうっすらと汚れている時とか。

そんな時の説明は対面でした方がいいと思うのですよ。



目立つシミは流石に誰でもわかります。

しかし、最近は全体的に汚れていると気づかない傾向があって、その場で説明をしないといけないケースが目立っています。


気づいてないだけならまだいいんですが、汚れた理由を変に誤解しているケースも多くみられていまして。

説明だけでは通じないことも増えてきています。


なので、実際の服を目の前にして、確認しながらの説明が必要なんですよね。


クリーニングって、ただ洗って返すものでもないですからね。

時には説明をする必要もありますし。

やろうと思えば簡単にやり取りはできますけど、それをやったらいけない様な気がするんですよね。


少なくとも、チェーン店は細かい説明などを省いてお手軽に利用できる料金設定ややり取りを作り込んできました。

で、らそれに問題が出てきたので対面での説明が義務化されたわけで。


無人の受け渡しは今後また同じ道を辿るのか、受け入れられていくのか、どうなるんでしょうかね。 



洗ってあればいいんだよ、説明なんていらないんだよ。


こういう声があるのも理解しています。

しかし、あえて言わせてもらうと、簡単に見えるのは僕らが簡単に見せているだけです。

その裏では、服のトラブルはしょっちゅう起きてるし、それを黙って手直しして何事もなかった様にお返ししてるだけで。


その中で必要な説明もあるんですが、聞いておかないとそのトラブルを目にした時に慌てることになっちゃうんですよね。


クリーニングという仕事をする上で、お客さんに寄り添うところと守らなきゃいけないことと、ここを間違えない様にしなきゃいけないな、と思います。

そういう意味では、無人化はとても微妙に感じてしまいますかね。

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この3年で学んだこと。

クリーニング屋になってから、色々と勉強をしてきました。

勉強の量で言うなら、その辺のクリーニング屋さんには負けない自信があります。



クリーニングの知識、繊維の知識、洗剤の知識、クリーニングトラブルの知識、いろんな勉強をしてきています。


クリーニングの勉強はクリーニング学校というのに通わせてもらったので基礎からみっちりと。

繊維の知識もクリーニング学校で教えてもらっていますが、その後もアパレルの方の勉強をしたり、資格の勉強をしたりと長い年月をかけて勉強をしてきました。



やっている間というのは、自分に足りないと思っているから必死でやっているので気付かないんですが、今振り返ってみると他のクリーニング屋さんがやらない様な勉強をひたすらやってきたので、クリーニング屋さんの中でも珍しく幅広いことを知っているクリーニング屋になったなあと思います。



自分でもずいぶんやってきたなあ、と思っていましたけど、足りない部分もやはりたくさんあって。

それをこの3年間、clubhouseでクリーニング屋の友達と消費者に向けて話してきた事で多くの言葉を気付いたと思います。



リアルと言いましょうか。

プロの目から見た消費者とリアルな消費者にはやはり違いがあって、僕らが考えていたものとは違うんだな、ということにたくさん気づけたと思います。


そしてそこから、いままで学んできたことを今の状況に合わせて再構築していくと、今までと違う答えが出てくる。


やっと学んできたことが現実とシンクロしたと感じています。



たくさん話してきましたからね。

最初は水曜の午後と木曜の夜。

長い時は一回6時間以上話すことも。

長すぎるのも良くないと、2時間で区切る様になりまして。

そして、今は、火曜の朝7時に友達2人が話してて、夜の7時からは僕と友達で話してて。

さらに、水曜の午後は僕と洗濯王子が話してて。

そしてそして、木曜の夜9時からはクリーニング屋さんが5人くらいで色々と話している。


全部が洗濯やクリーニングの話ばかり。

4回も洗濯やクリーニングの話がそんなにあるのか?と言われたらあるんですよね。

なんだかんだ話している。


話すと必ず何かが返ってきます。

その返ってきたものが、僕らの想像を超えていたり、想定外だったりするから、学ぶことが多いんです。



お客さんの話をよく聞きなさい、と先輩から言われていましたが、クリーニングの受付でお話を聞くのが年々難しくなって行ってました。


余計なことは話さない、聞かない、早く帰す。


これが良いものとされていて、お客さんもそれを望んでいる節もあって。

個人情報保護が世の中的にも重要視される様になり、どんどんお客さんとの会話が減って行ってた中ですので、clubhouseでの話しはとても大きかったんだと思います。



もらったものは返さないといけません。



この3年で教えてもらったことを、僕らの経験や知識を足して、新しい洗濯の常識やクリーニングの利用法などに変えて伝えて行かなきゃいけないな、と思っています。


そのための活動も徐々にやり始めていますけどね。

今はクリーニングの繁忙期で忙しいですが、そんな中でも色々とやっていこうかな、と思います。

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ゴールデンウィークのお休みです。

早いものでもうゴールデンウィーク間近となりました。


当店の今年の連休は以下のようになります。



5345日、お休みします。

それ以外はいつも通りです。




今年は長い人だと9連休ですか?

コロナで我慢してたぶん、お出かけする人も多いのかな?

うちは掃除や片付け、田舎にも行くんだろうか。

仕事もありますしねえ。


どうしましょう?

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金太郎のチロルチョコ。

先日、友達のクリーニング屋さんに行った帰りにスーパーで見つけてきました。

こどもの日のやつもあるんですね。



という事で、今日からお店のカウンターにチロルチョコが置いてあります。

デザイン的になかなか取りづらいと思いますが、ご来店の際は是非お持ちください。


なくなったらまた補充していきます。(笑)



ひな祭りの時もそうでしたが、大きいやつはみんな持っていかないんですよね。

小さいやつから取っていく。

ぜひ、金太郎から持っていってください。(笑)



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やっと。

やっといけました。

今日、ようやく予約取れまして接骨院へ。

一月から三月まで毎月月末に各地で洗濯講座をしていて。

その他にも田舎へ用事をこなしに行ったりと日曜の休みになかなか時間が取れず。

また人気の接骨院ですから予約がそもそも取れなかったり。

で、今日やっと久しぶりに予約を取れまして治療をしてもらってきたんですね。


背中の鳩尾の下あたりが腫れてたからね、と。


寝てる時になんか反るような感じがしていたのはコレですね。



帰って来てからは、娘が友達と鍋パーをやるから、と。

つまりそれは居間にいないでくれ、と言うことですよね。

それでは仕方ない、と3階の子供達の寝てる部屋に篭ろうとしたんですよ。

探し物もあったので片付けをするからな、と三男に声をかけたところで、布団で寝ている猫を発見。


うちの猫、どこの階にいるか?で対応が違うんですね。 

3階では甘えてくるんですよ。

で、甘えてくる猫を触りながら横になっていたらそのまま寝てしまって。

気がついたら夜の7時を回っていました。


猫と一緒にお昼寝です。(笑)



疲れてたんでしょうね。

この2週間ほど、冬物と急ぎのスーツなどが混在していましたから。

この時期の冬物は神経を使います。

しまうために洗っているので、汚れなどの見落としがないようにしていますからね。


今日はよく休むための1日と言うことで。


温泉とかは入れは完璧だったなあ。

ゴールデンウィークとか温泉に行きたいですねえ。

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虫穴が多いぞ。

クリーニングって世の中を表すと思っているんです。

その時々の状況を表す。


雨の多い年はカビが増えるし、お葬式の多い年というのも礼服が増える。

また、コロナで冠婚葬祭が減ってた時期は礼服がほとんど出なかったり。

リモートで出社がなくなるとYシャツが減ったり。


今を表すのがクリーニングだと思うのです。



ここ最近、急ぎのスーツのご依頼が増えています。

実はこれらのスーツのほとんどが、虫に食われているんです。



穴が空いています。



コロナでスーツを着る機会が減ってたんでしょうね。

全く着ないわけでもなく、本当にたまに着ていたから、そんなに汚れていないと洗わないで保管しておいたら、虫に食われてしまったんでしょう。


急に使うようになった、とスーツを出したらしわくちゃで。

でクリーニングに持って行ったら虫食いを教えてもらった、という感じでしょうか。

実際、僕らが虫に食われてますよ?と言わないと気づかないみたいですしね。



コロナ禍において、クリーニングの利用はほとんどありませんでした。

僕らもリモートだから仕方ない、着ないんだもの、と思っていましたが、もしコロナの初期の頃にスーツは洗ってしまっておいてね、とアナウンスしていたら、今頃虫に食われる被害は減っていたと思うんですよね。


着ないからクリーニングの必要がない、ではなく、すでに着ていた服は洗ってしまっておかないと、と言わなきゃいけなかったんだろうなあ、と思います。



緊急で使うから修理も出来ないし。

そのまま着て行く方が多いみたいです。



着ていないスーツ、一度確認しておいた方がいいですよ。

そして、洗ってないなら一度クリーニングをしておきましょう。

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暑い。

まだ四月の後半に入ったばかりですよ。

昨日はお店で仕上げをしている日だったのでそもそも半袖Tシャツでしたが。


今日は配達に出る日なのです。



今年初の半袖で配達へ。



朝、若干肌寒い?と思いましたが、この時間になると暑いくらい。




もう一度言います。

まだ四月の後半始まったばかりですよ。



いや、これ5月はどうなるんだろう?

5月から30度越えになるのかなあ?

いや、まさかね。


8月は逆に寒くなったりして。



みなさん、体調管理にお気をつけください。

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衣替えがなくなった理由。

いま、衣替えがなくなっているんですよね。

年間通して着る服が増えているとかで結構な人たちが衣替えをしていないようです。



アパレルのデザイナーさんたちの中にも、シーズンレスと言ってシーズンを問わずに着られる服をデザインしている方もいるようですしね。


衣替えがおかしくなっていったのはもう10年以上前からです。


着たから洗ってしまうと言う文化が、これから着るから洗う、と言う文化に変化していきました。

これは、日本の住宅事情も関係していたと思います。

箪笥にしまったり、クローゼットに掛けてしまっていてもぎゅうぎゅうに押し込んでいたのでしわくちゃになってしまったり。

結局着る時にシワだとまたクリーニングに出さなければいけないと、着る前に洗う方が合理的だとなったわけです。


すっごい勘違いをしていますけどね。

シワはアイロンかければ取れますが、虫に喰われたり黄色く変色してしまったらそっちの方が大変。

だからまずは服が変化を起こさないように綺麗にしてしまうのが先の話なんですが、いつの間にかおかしな話になっていきました。



そしてその内、着る服にも変化が起き始めました。


今までは着る服の厚みや重ね着で暖かさを調節していましたが、インナーで調節をするようになった。

表に着ている服は普段と変わらず中のインナーで調節を。

ヒートテックやエアリズムがそれです。


これらの出現で季節に合わせて服を変える事が少なくなり、インナーを足すかあとはコートやダウンなどを羽織るかで調節するようになっていったんだと思うんですよね。


インナーで調節をする、と言うことはまさに年間通して同じ服を着ていられる、と言うことでもあります。



衣替え、そりゃなくなりますよね。



そもそも日本の季節感も少し怪しいと思ってますし、今本当に四季はあるのかな?とかも思うし。

一気に暑くなったり、一気に寒くなったり。

また、本当に寒い時期は短かったり。


あー、長野の友達がそんなだったなあ。

ものすごい寒い所なのに、薄着でいるなあと思ってたら、一緒に温泉に行ったらインナーで調節してたな。



それでもコートやダウンは着てますからね。

それらは今のうちに洗わないといけません。



これを衣替えというのかはわからないですが、冬に来ていた服で、これから着ない服は洗っておきましょう。

ここは変わらないな。

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しまう服は洗ってからが基本です。

昨日、通年着る服の洗うタイミングについての話をしました。


実はこれをこのまま他の服にも応用されてしまうとちょっと困りまして。

というのも、通年着ている服はあの通りでいいのですが、しまう服についてはまた違う考え方をしなければいけないんですよね。



簡単に言うと、長期間着ないでしまうので、汚れをとことん落とす。


と言うことなんですよ。



普段着ているなら多少着ない時間があってもまた服を見る機会ができるのであまり問題にならないんです。

しかし、長期間しまっておくと、服の変化に気づけないので、虫食いや黄変などの被害が出やすくなるんです。



昨日は通年着ている服は、一度着たからと洗う必要はない、と書きましたが、しまう服に関しては見えない汚れがついているので一度でも着たら洗ってからしまう、とこうなります。


黄変や虫食いの原因が汚れにあるからです。


汗や皮脂が残っているとその成分が変化を起こします。

時には黄色く変化したり、時には生地の色を抜いたり。


また、汚れっていわゆる味なので、虫が好んで汚れているところを食べるんですね。

だから、虫食いの被害って大抵決まっているんです。

手でよく触るところ、汗をかいているところ。


目に見えなくても着用すると汚れる、と言うのは昨日書いた通り。

だから、しまう前は洗わなければいけないんですね。



ここに、服の素材が絡んできます。

化学繊維は虫の被害に遭いにくいとか。

ウールやシルクは食べられやすいとか。


衣替えをしない人でも、流石に真冬に着ていたコートなどは洗わなければいけません。

次の冬までしまっておくものなので、きちんと洗ってからしまいましょう。

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通年着ている服の洗うタイミングは?

衣替えというのが無くなっているんじゃないか、と話をしたんですね。


簡単に説明をすると、生地の厚さで寒暖差を乗り越えるのではなく、インナーを着ることで調節をして、防寒着をさらに羽織る様になってきた、と。

なので、通年着る服が増えて、そもそも衣替えという概念が消えつつある、というお話です。



こうなってくると、衣替えというものがないから服のお手入れの考え方もガラリと変わるわけですね。



まず、いつ洗っていいのか?分からなくなる。



衣替えってある意味便利で、その時期が来たら秋冬物と春夏物を入れ替えましょう、とある意味区切りが付くわけです。

シーズン中に溜まった汚れを洗うにはちょうどいい。

しかし、衣替えがないと通年服を着ているわけですから、いつ、どのタイミングで洗ったらいいのか?分からなくなるわけですね。


ひと月に一回?

着たら毎回?

暖かくなってきたら?

何回きたら?


こんなふうな質問、たくさん見かけます。


最初、なんでこんな質問をするんだろう?と思ってましたが、通年服を着ていたらそりゃこうなりますよね。


通年着ている服があるのなら、その服を洗うタイミングは汚れたら、です。

それはシミがついたら、ではなく一定の期間着用したら汚れている、と判断した方がいいんですよね。



これからその説明をします。



服は着用していると必ず汚れます。  

内側からは汗をかきますし、外側からは埃や排気ガス、油煙などの汚れがつきます。


汗をそんなにかかないからという人もいますが、汗をかかない人はいません。

べたっと汗をかいてないだけでみんな汗をかいている。

それが服について蒸発しているから気が付かないだけです。

そして、汗がつくということは皮脂もつくわけで、いわゆる脂汚れも付いていることになります。


内側に着るもの、下着類は着たら毎回洗うでいいです。

これは衛生目的なので。

問題はその外側に着ている服ですよね。

ワイシャツはきたら毎回洗いましょう。


その他の服については、ある程度汚れが貯まるまで着ていても問題はありません。

着たら汚れるとかきましたが、僕らプロだって一回着ただけの服の汚れを見抜くことなんて出来ません。

つまり、汚れていてもほぼわからない汚れです。


臭いが出るわけでもないし、見た目でわかるわけでもない。

よほど神経質な方なら洗った方が精神衛生上いいと思いますが、普通の人たちなら問題のないレベルで着用できます。



では、どのくらい着たら洗うのか?

一つの目安は臭いです。

着て、ハンガーにかけて一旦干しても臭いがする時は洗うサイン。

また、全体的にうっすらと汚れてくるのも見てわかるようになります。

これも洗うサインです。


で、これ、不思議なものでこういう視点で服を見ていると、だいたいこのくらいで洗った方がいいな、というのが見えてくるんですよ。

そしてそれは、自分の生活環境に左右されるので、人によって違うんですよね。


エアコンの効いた部屋にいる人と、外回りをしている人とでは服の汚れかたは違います。

また、都会の汚れと田舎の汚れも違います。


なので、服を洗うタイミングは、自分の生活を知る、という事とイコールなんですよね。


だから人に聞いても明確な答えは返ってこないんです。


衣替えをしない人も、周りが衣替えだ、と話したりネットで見かけたりするとなんか洗わなきゃいけない気分になってくると思います。

無理して衣替えをする必要はありませんが、みんなが騒ぐということは、そういう時期でもあるので、洗うことを考えてみてもいいのかな、と思います。


そういえば、クリーニング屋さんのセールのチラシが入るから、そろそろ衣替えだな、と思うと話してた人がいました。

賢いなあ、って思いましたね。(笑)

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ネットのコタツ記事に騙されないでね。

この時期、正しいスーツのお手入れ方法は?みたいな記事をよく見かけます。

新社会人のための記事なんでしょうが、内容が所々おかしい。


いわゆるコタツ記事なんですよね。



スーツの専門家でもなく、クリーニング屋でもない人が、ネットで記事を集めて来てそれをまとめているのでおかしな話になるわけです。


ただ、この手の記事の難しいところは全部が間違いではないところ。

所々かすっているので微妙に間違いを指摘しづらい部分もあります。



クリーニング屋なのでクリーニングから返ってきた話を書きますね。



よく、クリーニングから返ってきたら包装の袋を外せ、と言います。

理由はそのままの状態だと湿気がこもるから、と。



んー、中学の理科でも習ったと思うんですが、湿気、いわゆる空気中の水分って空気より重いと思うんですよね。

それこそ、蒸気です下に落ちていきます。

クリーニングから返ってきたスーツにかかっているビニールの袋、下の方開いていませんか?


大事な事を2度書きますね。



湿気って空気より重いですよね?





仮に湿気があったとしても下から抜けますよね?

どうやったらこもるんでしょうか???

コタツ記者め、化学の知識もないんかい。(笑)


実際、僕、空気中の湿度と温度を時間ごとに測る機械を数ヶ月取り付けて測ったことがあるんですが、やはり湿気は上下するんですよね、ビニールの中でも。

しかも、雨が降ると周りの上昇よりも少し遅れてビニールの中の湿度が上がるんです。

そして、下がる時はほぼ一緒。


つまり、湿気は抜けていくって事なんですよね。


だから、スーツの保管で気にしなきゃいけないのはビニールではなく、保管している場所自体の湿度。

ここが湿気が長期間こもっていると逃げ道がなくなるのでスーツがかびたりするわけです。


ビニールのせいではないんですよね。



なので、スーツがカビたら一緒に入れてある他のものもかびているはずです。

菌の専門家の大学の先生に一度お伺いした事があるんですが、そこで言われたのは衝撃的でした。


湿度とか温度とか関係ない。

そこにカビがいるからカビが生えるんだ、と。



確かに、おっしゃる通りで。



そうは言っても今の日本は高温多湿です。

服の保管の仕方はとても大事になってきます。


基本は、しまう前にきちんと洗う。

しまう時は除湿剤を入れ、ひと月ごとに交換する。

防虫剤は上の方へ。


この3つを守ってもらえれば大抵はなんとかなります。

みなさん、ネットのコタツ記事に惑わされませんように。

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いろんな体験をしたなあ。

今日は朝から富士山へ水汲みへ。

今まで何回も水汲みに出かけていますが、今日みたいなのは初めてでしたねえ。


途中まで順調だったんですよね。

大月あたりから河口湖方面に入ったあたりからです。



ものすごい霧で。



うっすら白くなったな、と思っていたらしまいにはほとんど視界が見えなくなるくらい。

富士吉田インターまで続いてました。

霧の不思議なところは晴れる時は一気に霧が消えてしまいます。

すると、ほんの200メートル先にはトラックが。


本当に初めての体験でした。

遠目に霧がすごいのは見たことあるけど、高速で霧の中はなかったなあ。



帰りはこれまた初めてのルート。

東名高速から友達のクリーニング屋さんに寄って来ました。

昨日今日と高級オーダースーツの販売会をしていたんですね。

どんな感じか?よって少しお話をして。

その中で珍しい生地も見させてもらいました。

ウール100%で異様に伸びるので表示が間違ってねえ?なんて話から繊維を燃やして確認してみたり。

結局謎は残されたままでしたけどね。


今日はいろんな体験をしたなあ。

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豊かではなくなってますよね?

豊かになるという事を考えるようになってきました。

歳を重ねたということもありますが、便利になっているはずのものがちゃんと出来てない、とわかってしまってからなんとなくモヤモヤしています。


洗濯機なんてまさにそれで。



全自動と名前がついていながら、毎年新しい洗濯機が販売されていながら、洗濯ひとつまともにできていない。

僕もちょっと前までは洗濯機も進化してる、洗剤も進化していると思っていました。


それは、基本的なものは当たり前にやっていて、その上で省くものを省き、自動でやり、手間も減りながら洗濯できるようになっていると思ってたからです。


しかし現実は、まともに洗えていない。


これ、洗濯機を製造販売しているメーカーはわかっていると思うんですよね。

洗えてないって。


極度に節水をして、その中でなんとかしようとするから落ちなくなる。

でも、宣伝ではきれいになります!と言い切るわけです。


消費者の要望に応えていると言えば聞こえはいいです。

水道代が高いから節水にして欲しい、それを叶えて結果洗えてない洗濯機を作ってしまったわけです。

 消費者が望んでいるのは節水ではなく、汚れがきちんと落ちた上でさらに節水にして欲しい、であってとにかく節水ではないんですよ。


洗剤メーカーも洗濯の基本は知ってますよね?

知っていたらあんなに柔軟剤を売る必要もないし、酸素系の漂白剤があんなに売れているのもおかしいと気づいているはずです。


オキシ漬け、と巷ではよく言われますが、洗う前にするものでもないことは知っているはず。

なぜ洗う前に漂白をするのか?おかしいと思っているはずです。



さらに、色んなところで匂いで誤魔化して。

洗剤も微量ながら香料を混ぜています。

またオキシクリーンにも香料が入っています。

そのため、実際に汚れが落ちていなくても、その匂いできれいになったと錯覚をしてしまっている。


今の技術力なら本当に進化した洗濯機や洗剤を作れるはずなのに。

なんでこんなおかしなものを毎年作っているんだろう?と不思議に思うわけです。



目の前の水道代も大事なんだけど、それよりも今ある服を衛生的に、色良く、風合いもよく、長く着られることの方が大事だと思うのですよ。


洗濯やクリーニングはその為にあって、いい状態で長く着用できる事が体にも環境にもいいと言う事はわかりきっているはずです。


目の前の水道代を削る為に、汚れを落とし切れず、だんだん黒くなっていき、臭いも出て、洗剤で取り返そうと化学薬品を毎回使いまくる。

それでもきれいにならなくて香料を大量につけて誤魔化したせいで、その匂いで苦しむ人が出てきてしまっている。

さらに、洗ってもきれいになってないから毎日頻繁に洗濯をする。

その結果がたくさん水を使っているわけで。


洗濯機もスタイリッシュになりカッコよくなり、洗剤も高機能できれいになりそうなパッケージになり。

明らかに昔に比べたら豊かになっているような錯覚をしてしまいますが。


みんな騙されているんじゃない?と思ってしまいますよね。



長い事、きれいになった体験をしていないから、汚れているのもわからない人もいるし、シワがついているのもわからないし、洗濯や汚れると言うことをイメージ出来ない人もいます。

ここまで何もわからない状態になっているのを見ると、退化していってるんじゃない?と思えなくもない。


本当にまずいと思いますよ。



豊かって便利さではないと思うんですよね。

手間も掛からず、何も知らなくても、簡単にできる事がいいことではなくて、そんな簡単になるってことは何かが抜かれていると言う事。

手抜きをしていると言う事なんですよ。


今の状態が豊かなのか?考えたらわかります。



今、仲間のクリーニング屋さんたちと洗濯講座をしています。

オンラインでやったり、現地に行ったり、色んなところでやっていますが、洗濯講座をやっているとみんな選択ができてなくて逆に不幸なんじゃない?なんて思うんですよね。


洗濯なんて生活の中の一部のことなんですが、これが普通にできてないと言うだけで、豊かな生活とはかけ離れていくなあ、と思います。


幸いにも、洗濯は機械がちゃんとしてなくても、洗剤が怪しくても、洗濯のやり方を学んでいればなんとかなります。

これからも洗濯講座は各地でやっていきますが、正しい洗濯が広まって本当の豊かさの一助になればいいなあと思います。

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chatGPTの遊び方。

最近話題のchatGPT。(笑)

先日、ここで奴は嘘つきだ、と書きました。

確かにわかりやすく返ってくるんだけど、相当怪しいんですよ。(笑)

検索の代わりは無理だろ?と思っていました。


昨日のことです。



clubhouseで洗濯やクリーニングの話をしている時に、ふとキャッチコピーを考えさせたらどうなるんだろう?と思いまして。

話してる最中に奴に話しかけてみたんですよね。


したらなかなか面白い答えが返ってきて。


こちらも普通のキャッチコピーは求めていないので、面白くしろとか、戦隊モノ風に!とか注文を出す訳です。

すると、それっぽい答えを返してくるんですよね。

まるで大喜利。(笑)


そのうち、話が逸れていって、ならクリーニングの必殺技とか聞いてみるか?と聞いてみたら必殺技を考えてくれるんです。


さらに調子に乗ってその時の掛け声も教えてくれ、と。

すると、chatGPTが叫ぶんですね。(笑)


いやー、彼はなかなか面白い。

そうか、AIってこういう使い方をするんだな。

歌の歌詞を考えさせるといいやつを書くんですよ、これがまた。

もう少し進化すると、作曲とかもするかもしれないな。


あまりに面白くて聞きすぎて、1時間停止くらいましたからね。(笑)

当分遊べそうな予感。

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みんなダウンをもう洗ってますか?

今年は一気に暑くなり、みんな戸惑っているように感じます。

普通なら、気温が一度は上がりますが、寒い日もたまにくるのでまだ冬物をクリーニングに出すには少し早い、と考えるんですが、今年はもう要らない、と言えるほど気温が高めで安定しています。


朝晩、少し寒い時はありますが日中はもう完璧に要らない。

そこで、クリーニングに出しちゃえ!とお持ちになるお客さんがたくさん来ています。



テレビの天気予報で気象予報士さんたちも、もう冬物は入りません、とはっきりと断言してますしね。

本当に要らないんだろうなあ。


先日いらしたお客さん、こんな事を聞かれたんですね。



あのー、ダウンとかみんなもう洗ってますか?



不安だったんでしょうね、確かに暖かいけどもう洗っていいのかな、と。

コートやダウンを数着持っているなら、徐々に洗っていけばいいんだけど、今そんなに数持ってませんからね。

洗う時は完全に着ない時なんだろうなあ。


今年は本当にもう大丈夫そうですよね。

洗っても平気だと思う、でもまだ言い切る自信はない。(笑)

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リユースよりも大事な事。

制服のリユースが増えて来てますね。


スーツに比べて圧倒的に丈夫に作られている制服。

でも、成長していくのでいくら丈夫でも成長によっては3年着られない事もあって。

で、新しく買うにもあと少しで卒業なのに数万円出すのは厳しい、と言う人もいるのはとてもよく理解できます。

そこにリユースはとてもありがたいだろうなあ、と思いますね。



制服をリユースする時に、クリーニング屋さんの力は必須です。

と言うかクリーニング屋さんでないとリユース出来る状態には戻せないでしょうね。


家庭で制服を洗われる方が増えています。

それは買った時にメーカーの人から自宅で洗えますよ、と言われるから。

でも、実際は洗うとおかしくなってさらに落ちない汚れが蓄積していくんです。


リユース品でも、クリーニングされていた制服と自宅で洗濯していた制服とでは見栄えが全然違うので、クリーニングされていた制服から消えていきます。


リユースは確かに大事なんですけどね。



でも、それよりも大事なことがあるんじゃね?と思うわけです。

それはやはりクリーニングで。

制服を3年間着るためにも、定期的なクリーニングをする文化を作る方がいいんじゃないの?と思うんですよ。


リユースも大事なんです、でも、クリーニング屋さんがやるのならそこではなく定期的にクリーニングをするようなサポートの方ではないのかな、と。



なぜクリーニングに出さないのか?と言うと、今の学生は忙しすぎるからですよね。


毎日制服を着ていかないといけないんです。

で、下手すると日曜も部活できていかないといけなくて。

長期の休みも部活があるし。

洗う時間が取れないんですよ。



そこでうちが考えたのが、洗い替えシステム。



リユースで残った制服を借りて来て、うちで洗って保管しておきます。

そして、制服をクリーニングに持って来たら、代わりにうちにある制服を貸し出します。

クリーニングが終わったら、着ていた制服と自分の制服を交換して終了。

クリーニング代は自分の制服代だけでいいです。


これなら、どのタイミングでも洗えるわけですね。

しかも、汚れがきちんと落ちるから、家庭で洗濯するよりも洗う回数も減るし。


クリーニング屋さん、やるならこっちだろ?と思うんだけど、みんなリユースの制服のクリーニング、そこからの制服の販売に目がいっちゃうんですよねえ。


うちらがやるのはそこじゃないんだよなあ。

学生の頃の制服は、大人になってスーツを着るための練習だと思うんですよ。

それは、着方から扱い方、メンテナンスの仕方まで含めてて。

それをきちんと学ぶ場を作るのもクリーニング屋の仕事じゃないかなあと思うんです。


リユースした制服を綺麗にして販売します!はいい事だけど、何かズレてる。

クリーニング屋がする事はそこじゃない、その先のお手入れしやすい環境作りだ、と思いますね。


と、ここで少し宣伝を。


府中八中の制服をお店で用意しています。

制服のクリーニングをする時に貸し出しますので、遠慮なくお申し付けください。

3年間、制服を着続けるならクリーニング一択ですよ。

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ダウンが洗えないのダウンのせいじゃない。

この時期、ダウンは洗えるのか?と言う話がネット上に飛び交います。

ダウンジャケット、羽毛布団、自分で洗えますか?と言う質問からクリーニング屋さんにも扱えますか?と言う質問がやってくる時期です。


多分、皆さんが誤解しやすいアイテムだと思うんですよね。

ダウンは水洗いできるのか?クリーニングでなければいけないのか?


この質問に答えているもので正しいものを見たことがありません。



薄手の羽毛ならご家庭でも洗えます。



厚いのと薄いの、それが洗うのの何に関係しているんですか?

乾かないから?

意味わからん。



弾雨ジャケットなら洗えるけど羽毛布団は無理。



形の違いで洗えないんですか?

意味わからん。



ダウンや羽毛が、水洗いできるかどうかは、ダウンじゃなくて、ダウンを包んでいる生地に依るんです。

つまり、表の生地が洗えるかどうか?そこが大きなポイントなんですね。


例えば、ダウンジャケットは今ほとんどがポリエステルだと思うんですよ。

すると、水で洗うことはできる。

でも、たまにシルクで作られているジャケットもあるわけです。

これだと水で洗えなくはないけど、気をつけないと白っぽく毛羽立ってしまう。


羽毛布団も同じ。

外の生地が影響をするわけですね。


ただ、ここで一度言っておきたいことがありまして、それは洗えるがどうか?で言えば洗えるんだけど、機能が落ちるかどうかはかなり違うぞ、と、

ダウンは洗うと毛が寝てしまって膨らまないんですよ。

で、ダウンの暖かさは羽毛の膨らみなので、洗った後は膨らませてあげなければいけない。

これを家庭でやろうとするとかなり難しいんですね。


外で干しても膨らまないし、叩いてほぐしても膨らまない。

乾燥機で強制的に熱を加えて膨らませないといけない。

それもかなり長時間。


ここまでやると、電気代も相当かかるしクリーニングとそう大差なくなるんですね。

その上汚れがそんなに落ちてないなら素直にクリーニングの方がいいよ、となるわけで。


しかもクリーニングならドライクリーニングの方がいいか、水洗いがいいか?クリーニング師の方が判断してくれるから考える手間も要らなくなります。


ダウンや羽毛布団は任せた方が絶対いいのに。



と思うんですよ。

アウターの汚れってネットで紹介されてるようなやり方で落ちるほど落ちやすくないんです。

そもそも無理があるんですよね、汚れ的にも。



洗い方を説明しているネットの記事のほとんどが、なぜ洗えないか?なぜ洗えるのか?の説明をしていません。

出来ないからでしょうね、そのくせイメージで書いてるから結局理由がわからないままになる。


その服の何が原因で洗えないか?はきちんと把握した方がいいです。

てか、それが洗濯の一番大切なところ。


僕らがやっている洗濯講座ではその辺の話を中心にしています。

本当に洗濯上手になりたいなら、僕らの洗濯講座を受けるのが一番いいと思いますよ。


洗濯をきちんと学んでみたい方は、洗濯王子こと中村くんのホームページへ。

オンライン講座があります。

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柔軟剤はそんなに使いません。

不思議な記事を見ました。

家庭用の洗濯機に入れる、自動投入用の洗剤と柔軟剤がある、と。

そしてそれは3ヶ月出さなくていいものだ、と言うんですね。



洗剤の自動投入は助かります。

適切な量を入れてくれるからです。

柔軟剤も同様。

では、どこに引っかかったのか?と言うと、洗剤と柔軟剤のパッケージが同じ大きさなんですよね。



なんで?



と素直に思ったわけです。

だって、洗濯において洗剤は毎回必要だけど、柔軟剤は毎回必要ではありません。

てか、普通のご家庭で柔軟剤を使うものってそんなにないはずなんですよ。


当たり前のように洗剤と同じ量を使うって異常なんですが、それが普通みたいに売られているのに違和感を覚えたんですね。



みなさん、言葉に惑わされていますが、柔軟剤は柔らかくするために入れるものではないです。

柔らかく感じるために入れるもの、表面が滑る感じで柔らかく感じたり、また静電気防止剤として使用します。

主な用途としてはウールのニット類。

逆にあまり使わないのはタオルなどです。

これには理由がありまして、柔軟剤は綿素材に使うと水を吸いにくくなる傾向があります。

タオルで水を吸いにくくなったら本末転倒なので使いません。


でも、みなさんタオルをふんわりとさせたいから使いたがります。


ふんわりさせたいなら乾燥機を使うか、干す時に一度寝たタオルのパイルを起こしてあげればいいんです。

それでふんわりとします。


今や柔軟剤は香り漬けとしても使われているようで、元の性能とかけ離れた使い方をされているようです。

香り付けによって苦しんでいる人もいる事を考えても、あまり無闇に使わない方がいいと思うんですけどね。


だって、ちゃんと洗えてれば匂いもしないし白くなるしふわふわになるもん。


ならないのは洗えてないんですよ。


みんな洗濯を習ってないから洗い方を知らないだけですからね。

一度きちんと習えばいいのになあ。


洗濯講座、やってるので声かけてもらえればやりますよ。

学校、PTA、地域の集まり、会社、どなたでもお気軽にお声掛けください。

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休日らしい休日。

久しぶりの休日です。(笑)

休日は毎週ありますよね。

先週は日月とお店もお休みをいただきましたし。

でも、本当に自由に出来る休日は本当に久しぶり。


食料の買い出しもなし。

何か用事が入っている訳でもなし。

出かけることもなし。


今日のうちにやれることをやろう、と思い立ちまして。



髪の毛を切りたい。

接骨院に行きたい。

ボディーソープとか切れてるものを買い足しに行きたい。



接骨院、予約いっぱいでダメでした。


床屋さん、なんとか予約取れました。



そして、それまでに若葉台の本屋さんに行って本を買ってきて。

で、髪の毛も切ってもらって。

ボディーソープも買って。



よしよし、予定をこなしてるぞ。



接骨院は近いうちに時間を作りましょうかね。

なんか、休日らしい休日かもしれない。(笑)

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スーツの扱い方。

4月に入り、新入社員さんもやってくるようになりました。

しかし、通常くるアイテムでないものがやってくる。


普通はYシャツなんですよ、持ってくるのって。

そして、ひと月経つ頃に、スーツのクリーニングをお持ちになるんです。


ところが、ワイシャツは出ず、スーツのご依頼が先に来るんですね。

この辺もずいぶん変わってきたなあ、と思います。



今回いらしたお客さん、手持ちのスーツがこれ1着しかない、と。

で、汚れているので急ぎでクリーニングをして欲しい、との事でした。


クリーニングは構わないし、急ぐのも問題なし。

でも、スーツ1着しかないと言うのは大問題です。

聞くと、日曜にスーツを買いに行くとの事。

なので少しアドバイスをさせてもらいました。



まず、スーツはなるべくあった方がいい。

理由は、連続して着るとスーツが早く傷むから。

スーツはウールで出来ていて、着た後にハンガーにかけておくと、毛の表面が逆立って自然と汗を抜いてくれる。

その時間が必要だから、スーツは着数を持った方がいい。

また、干していても匂いがするようになったらクリーニングをしなければいけないから、その間も着るものがないと困るので着数はあった方がいい。

そして、ある程度スーツの数があれば、そんなに頻繁に洗う必要もない。

一気に増やすのは難しいから一年に1着ずつくらい増やしていけば、5年後にはちょうどいい数になってるはず。

そして、最後に。


クリーニング屋は選んでね、と。


クリーニングに出しても汚れの落ち切らないところもあるから、それだと汚れが蓄積していって洗う買う数がどんどん増えていく。

上手なクリーニング屋さんを見つけて利用していたら、そんなに頻繁に洗わなくても良くなる。

だから、クリーニング屋さん、大事。



とこんな話をしました。

スーツの扱いとか、会社の先輩に教えてもらうんでしょうが、今ちゃんとしたスーツの扱いを話せる人はいないんじゃないかな、と思うのです。


だって、洗って汚れが落ちた経験がないんですもん。

頻繁に洗おうとするし、スーツは長持ちしないものだと思ってるし、数年で買い替えるものだと思ってる。

それがスーツの着方だ、と思ってる人から扱いを聞いてもダメですからね。


何十年もスーツを洗っているクリーニング屋の一意見を伝えてみたんです。



これを聞くかどうかは本人の問題で。

最後は本人の意思次第ですからね。

でも、出来たら、きちんとした扱いを知ってもらって、いい状態で長くきてもらいたいなあ、と思います。


しかし、ワイシャツよりも先にスーツが出る時代になるとは。

これはちょっとまずいんじゃないかなあ。

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ちゃんと綺麗にしてもらえるクリーニング屋を選びましょう。

今年は急ぎの仕事の多い年のようです。

昨日までに仕上げてほしい、というご依頼が結構あったんですね。


その全部が制服だったんです。


多分入学式に合わせてのものだと思います。

それまでどんなふうにお手入れをしてきたのか?見ればすぐわかります。

ご自分で洗っていたり、クリーニング屋さんに出していたり。

全体的に言えることは、汚れているなあ、ということ。

学生服ですからね、ある程度は仕方ないのですが、ただそれだけでもないということも見ればわかるんです。


汚れが落ちてないんですよね、今まで。

洗濯でもクリーニングでも、汚れを落とせてない。

だから、汚れが何層にも積み重なってしまうんです。



洗濯をしてる人の制服はさらに縮んでもいます。

流石にクリーニングの方は縮んではいませんでしたが、2月にクリーニングしたのにこんなに汚れてる?プリーツがとれてる?いやいやおかしいでしょ?というような状況で。


僕らがおかしいと思ってもお客さんがなにがおかしいのか?わからないようで、すでにこの品質が当たり前なんだなあ、と思ったりしました。



昨日の夜に全ての急ぎをお渡しして。

その時に仕上がった状態を見せてるんです。

するとみなさん、一様に驚くわけです。

こんなに綺麗になるんですか、と。

そして、こんなことも言うんです。

色が濃くなった気がする、と。


今までは汚れが残っててくすんでたので、それが落ちたから色が復活するんですが、見慣れてしまうとくすんでる状態もわからなくなってしまうんです。



制服はクリーニングの方が向いている服です。



それは素材的にもデザイン的にも、着用のシーンにとっても。

最低3年間は着続ける服ですよね、制服って。

するとただ汚れが落ちればいいわけではなく、状態も良くないと三年着られないわけです。

そこで大事なのはクリーニングを選ぶ事。


みなさん、大きく誤解しているのが、子供は汚すから頻繁に洗わないといけない、だからクリーニングも安い方がいい、と言うところ。


子どもが汚すんじゃなくて、洗って落ちてないから蓄積していくんです。

きちんと洗ってその場で綺麗にしてたら、1学期に一度で十分。

アクシデントで制服を汚したら仕方ないですが、通常ならそんな頻繁に洗わなくてもいいんですよ。


クリーニング屋さんは選びましょう。

できれば個人店を。

国家資格のクリーニング師のいるクリーニング屋さんで洗ってもらうと段違いで綺麗になり、長持ちします。

本当におすすめです。

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クリーニング屋の受付では普通しない会話。(笑)

今週はなぜか急ぎのクリーニングが集まります。

クリーニング屋が減ったからなあ、と思ってたんですよ。

したら、話聞いてみたら少し違って。


どうやら駅前のチェーン店のクリーニング屋さんからウチを勧められた、と。

いま、急ぎのクリーニングは受けられない、一伸さんならやってもらえると思う、と話すんだそうです。


まあ、やるんですけどね。(笑)

でも、閑散期なら確かに急ぎはできないとかもしれないのはわかるんです。

工場を稼働させてなかったりしますから。

でも、今年は例年になく早くから繁忙期に入りました。

つまり、クリーニング屋さんの最盛期。

工場を休むのは考えられないから、普通に受けられるはずなんですよね。

品物も普通に制服だし。

断る理由が見当たらない。


一体なにが起こっているんだろうか。


先程ご来店くださったお客さん、チェーン店の店員さんからウチを勧められた話をして、その時に店内にいた他のお客さんが、あそこすっごく綺麗になるよ!と言われたんだそうで。(笑)

だから持ってきた、と話してました。



いやー、クリーニング屋の受付でする会話じゃないですよね。(笑)

他店を勧めるのも珍しいし、その場にいたお客さんが勧めた先のクリーニング屋さんを絶賛するって言うのも。

じゃあ、なぜそこにクリーニング出してるの?と一瞬思ったのは内緒にしておきます。(笑)

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古い配電盤。

クリーニング屋さんがたまにニュースになることがありますが、今回は火事のニュース。

配電盤からの出火らしいです。



実はクリーニング業界内では10年以上前から古い配電盤からの出荷に気をつけるようにアナウンスが出ています。

僕らの仕事は燃えるものを扱っているのと、どうしても埃が溜まりやすい現場なので火の扱いや火が出そうなものは特に気をつけています。

アナウンスされるということは、そういう事故が起きていた、というわけで。

でも、これってクリーニング業に限った話ではないんですよ。



古い工場、家屋にも配電盤はあるし、実際そこからの出火は他でもあります。

だから、みんなが気をつけた方がいい話なんですよね。


今回の火事は深夜の出来事だったらしく、半焼ですみ怪我人もいなかったとのこと。

いやいや、本当に怖い話です。



この数年、いろんな工場が火災にあっていますよね。

なぜ今になって、と考えますが、一つはやはり老朽化もあるんだと思います。

そして、コロナで工場の稼働が少なくなってるとかもありそう。

仕事をしていれば埃なども気にしてるはずですから。


やっと冬を超えて、これからは暑くなるけど静電気とかに悩まなくて済むなあと思っていた矢先でしたからね。

火事のニュースはこれっきりにしてもらいたいものです。

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犯人捕まったらしいですね。

先日の蒲田のクリーニング店への強盗事件、犯人が捕まったらしいですね。

とりあえず一安心です。



犯行理由が、お金がなくなってきたから。



こらこら、そんな理由で襲うんじゃない。

店員さん、すっごい怖かったと思うぞ?



でも、それだけ大変って話でもあるんでしょうね。

事件は起こしてはいけませんが、厳しい状況の人も沢山いるということなんだと思います。



でもね?

前回も書いたと思うんですが。

クリーニング屋さん、特に都内の方はかなり厳しいと思うのですよ?

コロナで通勤がなくなり、リモート対応の人がかなり増えたわけで。

どんどんクリーニング屋さんが辞めていく中で、残っているクリーニング屋さんは貴重ですよ。

そんなところを襲ってはダメ。


模倣犯が増えないといいんですけどね。

やめましょうね、本当に。

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水洗いのリスクとは?

洗濯が変わると未来が変わる。

どこかで誰かが話してるような言葉です。

僕らの洗濯講座でも、洗濯王子こと中村くんが洗濯で未来を変える、と話しています。


洗濯は服の中心にはなりえません。

洗うために服があるわけではないので。

でも、洗うということはいろんなことに通じていて、長く着ることにつながり、それは環境問題にも関係してきます。


また、洗えるようになるには服の協力も必要不可欠で、洗える服が作られないといけません。

またそれに付随して、着方も変わるし買い方も変わってくる。

洗濯で未来が変わる、というのはこういう事なんです。



さて、洗うというと家庭では水洗いの洗濯が中心となります。

水洗いにもリスクがあるんですよね。

どんなリスクか。


一般の人が思いつくのは縮みでしょうか。

洗うと縮む、と思ってる人はたくさんいると思います。

確かに素材によって水に濡れると縮むものはあります。

あと、作りとかですね。

でも、それ以上に水洗いにはリスクがあるんですよ。



それは、腰が抜ける事。

水で洗うと柔らかくなってしまうんですね。

これ、柔らかくなってもそう問題ないものと、結構深刻な問題になるものがあるんです。


例えば、ウール製品。

特にスーツやコートのようなものは、ある程度生地にハリがあって形を維持しています。

しかし、それらを水で洗うとどうしても腰が抜けてしまう。

すると、ヨレヨレっとした感じになったり、急に服が傷んでしまったかのような印象を受けるようになります。


どうしてこんなことが起きるのか?というと、そもそも水洗いに向いてないものを洗濯しようとするから。

本来はクリーニングの方が向いているものを洗濯しようとするミスマッチがこのような状況を起こしてしまうんです。


水洗いは縮む、というのはいささか強引な話ですよね。

実際は、縮むというよりももっと全体的な形態変化の方が大きくて、その中に縮みが入ると思います。

そして、その形態変化に大きく関与しているのが、生地の腰が抜ける事。


だから、水洗いのリスクというのは腰が抜ける事だ、というわけです。


本来、服を洗うということは、また着るために洗うということ。

また着るためには、その服をどう着たいか?が大事になってきて、その着たい状態にするために、洗濯やクリーニングを使い分けるわけです。

必要に応じて、という方がわかりやすいですかね。


リスクを知っていると、どう洗えばいいのか?も見えてきます。

水洗いがいいというわけではない、ということも頭の片隅に入れておいてください。

向いているもの、向いてないものがそれぞれあります。

必要に応じて、洗濯とクリーニングは使い分けましょう。


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群馬をふらふらと。

今日明日と、お店はお休みしています。

ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。



ただいま、群馬に来ております。

明日の休みにも関係するんですけどね。

平日でないと出来ない、役所の関係の処理がありまして、群馬に来ております。



どんなに便利になり、オンラインでできることが増えたと言っても、やはり現地に行かないとできないものもたくさんあって。

東京にいることを勘案してくれて色々としてもらえるんですが、今回は平日にお越しください、との事。


日帰りでない群馬はなかなか面白いところなんですよ。

普段行けないところにもいけますしね。



朝早くタイヤ交換に行き、その後普段は絶対寄れないとてもリーズナブルな天ぷら屋さんでお昼を食べ、午後からは掃除したり買い出ししたり。

また一軒、面白いお店も見つけましたしね。


残念だったのは、いちごを買いに行ったらすでに売り切れだった事。

いちごはリベンジだな。(笑)


明日は朝から忙しくなりそうです。

役所を行ったり来たりだろうなあ。

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chatGPT。

最近話題のchatGPT

出始めの頃に少し触って、また話題になったので色々と使ってみたんです。


まず、クリーニング屋なので、評判の良いクリーニング屋を教えてもらおうかな、と。

最初の頃は、いいクリーニング屋と言うのは私には判断出来ません、とか言ってたんですが、今回はちゃんとリストにして出してくれました。



ところがですよ。



5件ほどリストアップしてもらったクリーニング屋さん、実在しないんですよね。(笑)

聞いたこともないようなクリーニング屋さんの名前を出すんです。

で、知らないだけかな?とGoogleマップで調べてみるとそんなのはない。

地域を限定しても、実在するクリーニング屋さんのリストを、と言っても何をしても嘘の情報しか言いません。


これはクリーニングだからか?と言うことで、じゃあトンカツ屋さんとかパン屋さんはどうだろう?と聞いてみたんですね。



すると、今度は店名と一緒に住所や電話番号が表示されるんです。

やっぱり食べ物系はみんな調べるからかな?と思ってたんだけど、念のためGoogleマップで調べてみると、やはり実在しない。(笑)

クリーニングの時より悪質なんですよ、だって住所や電話番号まで出てくるんだから。


そこでまた地域を絞って、実在するお店を教えてくれ、とやってみたんですよね。

すると、また5件ほどリストアップしてくれる。

でも、なんかおかしいんです。

市外局番がうちの方のじゃない。

さらに住所が知らない地名が入っているし。

こんな町名、聞いたことない、とGoogleマップで調べるとやはりない。(笑)



chatGPT、あいつは嘘つきだ。・∀・`)



でもね、色々聞いてたら面白くて。

ウールやシルクの洗い方について聞いてみたんです。

すると出てきたのは、家庭で洗うのは難しいアイテムなのでクリーニング屋に出せ、と。

そのあと何回リロードしても、風合いが変わるからとか、クリーニングの方が向いているとか言ってくる。


ここはあってるんだよなあ。

なんで店名は嘘つくんだろうか?



もうすこそこ慣れてくるのを待つしかないんですかねえ。

でも、新しいものは色々研究できて面白いですねえ。

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