この3年で学んだこと。
クリーニング屋になってから、色々と勉強をしてきました。
勉強の量で言うなら、その辺のクリーニング屋さんには負けない自信があります。
クリーニングの知識、繊維の知識、洗剤の知識、クリーニングトラブルの知識、いろんな勉強をしてきています。
クリーニングの勉強はクリーニング学校というのに通わせてもらったので基礎からみっちりと。
繊維の知識もクリーニング学校で教えてもらっていますが、その後もアパレルの方の勉強をしたり、資格の勉強をしたりと長い年月をかけて勉強をしてきました。
やっている間というのは、自分に足りないと思っているから必死でやっているので気付かないんですが、今振り返ってみると他のクリーニング屋さんがやらない様な勉強をひたすらやってきたので、クリーニング屋さんの中でも珍しく幅広いことを知っているクリーニング屋になったなあと思います。
自分でもずいぶんやってきたなあ、と思っていましたけど、足りない部分もやはりたくさんあって。
それをこの3年間、clubhouseでクリーニング屋の友達と消費者に向けて話してきた事で多くの言葉を気付いたと思います。
リアルと言いましょうか。
プロの目から見た消費者とリアルな消費者にはやはり違いがあって、僕らが考えていたものとは違うんだな、ということにたくさん気づけたと思います。
そしてそこから、いままで学んできたことを今の状況に合わせて再構築していくと、今までと違う答えが出てくる。
やっと学んできたことが現実とシンクロしたと感じています。
たくさん話してきましたからね。
最初は水曜の午後と木曜の夜。
長い時は一回6時間以上話すことも。
長すぎるのも良くないと、2時間で区切る様になりまして。
そして、今は、火曜の朝7時に友達2人が話してて、夜の7時からは僕と友達で話してて。
さらに、水曜の午後は僕と洗濯王子が話してて。
そしてそして、木曜の夜9時からはクリーニング屋さんが5人くらいで色々と話している。
全部が洗濯やクリーニングの話ばかり。
週4回も洗濯やクリーニングの話がそんなにあるのか?と言われたらあるんですよね。
なんだかんだ話している。
話すと必ず何かが返ってきます。
その返ってきたものが、僕らの想像を超えていたり、想定外だったりするから、学ぶことが多いんです。
お客さんの話をよく聞きなさい、と先輩から言われていましたが、クリーニングの受付でお話を聞くのが年々難しくなって行ってました。
余計なことは話さない、聞かない、早く帰す。
これが良いものとされていて、お客さんもそれを望んでいる節もあって。
個人情報保護が世の中的にも重要視される様になり、どんどんお客さんとの会話が減って行ってた中ですので、clubhouseでの話しはとても大きかったんだと思います。
もらったものは返さないといけません。
この3年で教えてもらったことを、僕らの経験や知識を足して、新しい洗濯の常識やクリーニングの利用法などに変えて伝えて行かなきゃいけないな、と思っています。
そのための活動も徐々にやり始めていますけどね。
今はクリーニングの繁忙期で忙しいですが、そんな中でも色々とやっていこうかな、と思います。
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