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それは黄ばみじゃない!

はてなブックマークというサービスがあります。

そこでは、みんなが気になるものがピッグアップされて、紹介されるんですよね。


内容は多岐に渡りまして。

本当にいろんな話題が出てて、それに対してコメントがついているのど参考になるのでよく見ているんです。


その中で気になるものが一つありました。



黄ばみの取り方、という内容。



白い服の黄ばみを取るやり方を具体的に教えてくれているんですよね。

それがまあ、これはまずいな、と。


何が具体的にまずかったのか?説明してみようと思います。




まず、黄ばみの概念が間違っているんですよね。

写真に白のTシャツが写っていて、襟が汚れています。

で、これが黄ばみだというんですが、これ、単に汚れが落ちていないだけなんですよね。


黄ばみというものをそもそも知らないのかもしれません。


黄ばみって字のまんま、黄色くなるんですよ。

何が黄色くなるのか?というと皮脂や汗などの汚れが時間の経過とともに酸化して黄色く変色するんです。

つまり、汗や皮脂の汚れ、と言うことになります。

しかし、写真の汚れは黄色くない。

これ、単なる襟汚れなんですよね。

もちろん汗も皮脂もついていますが、それに混ざって埃などが入っている。

まだ酸化している状態ではないんです。



その証拠に、黄ばみの取り方で紹介しているのは、重曹と食器用洗剤、つまり中性洗剤を混ぜて歯ブラシで叩く、と言うもの。

これできれいになってるんです。


酸化して黄ばんだ汚れはこれでは落ちないんですよ。

このやり方は、アルカリや中性洗剤で油汚れを落とすやり方で、これできれいになると言うことは酸化した汚れではない、と言うことになります。


本当に酸化して黄ばんだ汚れをきれいにしようとすると、漂白しかないんですよね。


漂白剤で黄色い色を壊さないと白くならないんです。



けっかてきによごれごおちているのだからいいじょないか、と思う人もいると思います。

でもね、このやり方は万能ではないから困るんですよ。


先ほども書きましたが、本当の黄ばみには効果はありません。

でも、黄ばみが取れると信じてこのやり方をやった人は落ちなくてがっかりするでしょう?

で、もうどうすればいいか?わからないと洗濯に絶望をする訳です。


また、服によってはアルカリを嫌うものもあります。

白い服の黄ばみとか、白いシャツの黄ばみって実はかなり雑で、服の素材によってやり方も当然変わってきます。


このやり方をすれば落ちるよ!と言うのはないんですよね。



汚れを落とすのには考え方があります。



一つは、服を考えること。

素材によって使える洗剤が違うので、素材の確認は大事。


二つ目は、汚れが何か?考えること。

黄ばみに対応した汚れの落とし方も、黄ばみでなければ効果はありません。

また、黒ずみだと思っていたものが酸化した黄ばみなら、やはり黄ばみに対応したやり方でないと落ちない。

汚れに合わせる必要がある訳です。


服の素材と汚れの質に合わせる事で、汚れは落ちてくれます。



なんかね、最近思うんですが言葉だけ先に知って、現実と合わない人が結構出てきていると思うんですよね。

以前も、首の周辺に出来た毛玉を虫に食われた、と言ってた方もいましたし。

今回の黄ばみも、単なる汚れなのに黄ばみと言ってみたり。


そこに洗濯のコツとか染み抜きのやり方と言って、汚れを落とす情報だけが一人歩きしていって。

その結果、服を傷めてしまう人がたくさん出てきているんですよ。



これね、何が原因なのか?って言うと、洗濯を誰も学んでないからなんですよ。

昔は、家庭の中で自然と伝わったものなのかもしれません。

お手伝いもさせられたでしょうしね。

それも少なくなり、きちんと学ぶ場もなくて、大人になったら自分で洗わなきゃいけないってかなりハードモードだと思います。


洗濯もよくわからない。

汚れもなんなのかよくわからない。

それじゃ、きれいになんてできる訳ないですよ。



今がこんな風になってしまったので、僕らは洗濯講座をするようになったんです。



わたし洗濯大好きなの!

洗濯は得意です!


と言う方々、一度ちゃんと学んだほうがいいですよ。

SNSやブログなどで広める活動をしているなら。

間違った情報を流すのはよくありません。

中途半端に勉強してもダメですからね。


洗濯の話はクリーニング屋さんの発信を信じましょう。

間違った覚え方は危険です。

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