過去最高の倒産？どうするクリーニング業。
ニュースが入ってきました。
クリーニング屋さんの倒産件数が多く、過去最高を記録するんじゃないか、と言うお話。
すでにその兆候を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
今まで利用してきたクリーニング屋さんが辞めちゃってた、とか。
純粋な倒産もあれば、撤退もあると思います。
例えばチェーン店などは、家賃が発生していることが多いので売り上げがなくなれば閉店してしまうことはよくある話。
消費者の皆さんからすると、個人店なのかチェーン店なのか、なかなか区別がつかないみたいですしね。
撤退なのか倒産なのかの区別は分かりづらいかもしれません。
クリーニング屋さんがなぜこんなにやめているのか？理由はいくつかあります。
ひとつは売り上げ減。
このコロナ禍、政府も世の中も飲食店が大変だ、厳しいと盛んに話していました。
助成金もたくさん出ていましたね。
確かに飲食店も大変だったと思いますがクリーニング屋さんもかなり大変で。
東京のクリーニング屋さんは売り上げが半分以下にまでなったところもあると思います。
コロナ前から年々減ってきていた売り上げだったのでコレで完全に心が折れた人もいたと思います。
また、高齢化、後継者がいない、と言う問題も。
そして、これも大きかったと思うんですよね。
機械の故障。
これ、割と大きな問題だと思います。
クリーニング屋さんの機械ってどんな小さな個人店でも結構値段がします。
しかも、古い機械を直しながら使っているところが多いので、壊れてしまうと厄介なんですよ。
売り上げもない、機械を入れ替えるお金もない、これから先借金をして回収できる保証もない。
これで辞める人もいます。
まあここは年齢との合わせ技なので高齢化や後継者難とも関係がありますが。
そんなこんなでどんどんやめていっている、と言う訳です。
先日、忙しいクリーニング屋さんもあるようだ、と書きましたが、やめていくところが出てくるので、残ったクリーニング屋さんに仕事が集まっている、と言う構図になります。
まだ今のうちはいいと思うんですよね。
かろうじて残っているクリーニング屋さんが受けてくれるのならば。
そのうち、受けてくれなくなったり、そもそも周辺にクリーニング屋さんがなくなったりと言うこともあり得ると思います。
また、まだまだ仕事のできるクリーニング屋さんでも、機械の故障などで辞めることは普通に考えられる。
洗濯出来るものとクリーニングをするものと、その区別のなくなる世界になる可能性もある訳ですね。
そうしたら大変ですよ、衣生活が。
今なんとかするだけじゃなく、この先をもっと見据えて、クリーニング屋さんが存続できるようになっていかないとなあ、と思います。
政府の力が必要なのか、もっと頑張れってことなのか。
どうなりますかねえ。
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