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黄ばみ取りの前にやること。

夏になるとこんな質問をよく見かけます。



Tシャツの襟の黄ばみのとりかたをおしえてください。



これに色んな人が答えているんですけど、微妙に間違っているんですよね。

黄ばみって現物を見たわけでもないのにそんな簡単に漂白を勧めるのっておかしいんです。


その黄ばみが漂白の必要な黄ばみなのかそれとも洗いで取れる黄ばみなのかで判断は変わります。

特に家庭で洗濯をしたものだと、間違ったやり方の洗浄力を落としてしまっているものが多く、洗い方を見直すだけで白くなってしまうものも多くあるわけです。


なので、まずはきちんとした洗濯をもう一度するのが先なんですよね。



水の量を増やし、洗濯物の量は6分目くらい。

洗剤は適量で。減らしてはダメ。

そして、すすぎは3回やる。


まずこれをしてみて変化があるか?確認をする必要があります。

これで洗っても落ちないなら次に漂白をする必要がある、というわけです。


黄ばみの正体は酸化した皮脂や汗、というのは僕らの中では常識です。


それが本当の黄ばみだったらね。


黄ばみといいつつ、汚れの蓄積というものもあります。

これを消費者が見抜くのは難しい。

そして、洗濯そのものができてないケースが多いことから考えても、まずはきちんと洗い直す事で、酸化した黄ばみなのか汚れの蓄積なのかを判断することができるようになります。



そして、黄ばみ対策の情報で間違っているものが一つあって。



それは、漂白剤による漬け込みなんですよ。



黄ばんでいない服に対して、漂白剤を入れた液体に漬け込んでから洗うと黄ばみ予防になる、と。


黄ばみ予防になるんですか?それ?


これをクリーニング師を名乗る人が言っているのか理解できません。

皮脂や汗をとることが黄ばみ予防になるわけですが、漬け込んだら汗や皮脂が取れるんですかね?

それで取れるならもう洗う必要ないじゃないですか?



ネットから情報を拾ってきて話す奴がいるか、こんな間違いがまかり通るわけです。



黄ばみ予防は、適切な洗濯です。


今の洗濯は洗浄力を色々削げ落として汚れを落とせないようにしています。

ここを直すことで、黄ばむのを減らすことができます。


色んな情報が出回っていますが、騙されませんように。

服が傷む可能性もありますからね、慎重にお願いします。









一伸ドライクリーニング店 

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