次に活かす。
毎年この日は色々と思うことがあります。
東北震災から13年もたったんですね。
あの当時のことはよく覚えています。
あの日は幼稚園の卒園式の日でしたからね。
その娘も今や大学生。
時間の流れと自分の中の時間が微妙に合いません。
阪神淡路の震災から長野や東北震災、熊本を経て、その経験を活かしてきていると思います。
災害発生からの初動は早くなってると思うし、必要なものが揃うようになっている。
トイレなんてトイレカーなるものが避難所に来ていて、綺麗で水で流せて。
避難所もダンボール製ではあるけど囲いがちゃんと出来てて、集まる物資の食べ物もいいものが増えてて。
確実に経験を次に活かしているなあと思います。
でも、それでもまだ足りないものはあって。
それが洗濯の支援だと思うんですよね。
過去、個別に洗濯支援は行われてたんですね。
個人のクリーニング屋さんが避難所を回ったり、頼まれて毛布を洗ったり。
でもそれってやはりごく一部で、災害を受けた人の多くが受けられなかったんです。
原因はとても簡単で、災害時に洗濯が必要と思われていなかったから。
だから、クリーニング屋さんへの要請がなく、また毛布とかシーツとかを洗えばいい、普段着や下着などの洗濯は誰も考えてくれなかったんです。
今回、クリーニング屋さんの仲間で災害洗濯支援チームを立ち上げて能登半島の震災に向き合いました。
これ、かなり画期的だと思うんですよね。
災害時にクリーニング屋さんがどんな支援をするのか?一石を投じるような活動だと思います。
何を洗うのか?
どんな風に洗うのか?
誰が洗うのか?
今までは一件のクリーニング屋さんが責任持って請け負っていたものを、クリーニング屋さんのチーム全体で考え対応していく。
その結果、一軒のクリーニング屋さんがこなせる以上の多くの被災者の洗濯物を洗えたと思います。
過去にも災害時に支援はしてきた、という人もいますが。
実際、能登の地震が起きてからすぐ動けていないことを考えてみても、次に活かせるようにはなっていなかったということです。
なので、今回の能登の災害を次に活かすためにも。
災害時の洗濯支援を確立し、これ以降の災害でいかせるようにしていかなきゃいけないな、と思います。
まだまだ能登の洗濯支援はありますが、その先も見据えていかなきゃいけないな。
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