いつから洗濯は生活に必要なものではなくなったのか?
昔の話をしますね。
昔、色んなところでクリーニングは必要なものでした。
例えば、会社。
例えば、独身寮。
例えば、建築現場。
色んなところで、必ずクリーニングやさんがよばれ、定期的にクリーニングをお預かりしていたんです。
いわゆる福利厚生というやつですが、要は人が活動をしたら服が汚れ、それは洗わないと使えない、という事なんですよね。
で、洗う部分を会社が必要と認めて、クリーニング屋さんに定期的に回ってもらって衛生を守っていたんです。
ところがです。
いま、洗うということをみんな軽く考え始めてるんですよ。
会社で使った制服や作業着、それらは自分で洗えばいい、とか。
消費者もそうです、クリーニングに出すとお金かかるけど自分で洗濯したらタダだよ、という人もいたりします。
また、PTAでは長期の休みに学校のカーテンを洗う習慣のある所もあるらしい。
洗う、という部分の認識がおかしくなってるんですよね。
また、クリーニングと洗濯の区別もつかないので、洗ってあればいいと思うから安易に洗濯をしちゃうんだと思います。
実はこれは能登の被災地でも起きています。
僕らが洗濯支援で回っている時に、避難所にお伺いして、洗濯するものはありませんか?と聞くと大抵の担当者の方はこう言います。
そんなニーズは聞いたことはありません、と。
でも、水がなくて洗えてないんですよ、実際は。
仮に一言もその話はしていなかったとしても、生活をしていて洗えないって本来異常で、ご飯食べる、トイレに行くのと同じように洗濯は必要なんです。
しかし、今洗濯が必要と思う人は少なくなっています。
先日も能登を回っている友達が、ボランティアセンターに行って、ボランティアの方々の洗濯物はないか?と聞いたら、そんなニーズは聞いたことない、と言われたと言います。
しかし、その場にいた、ボランティアグループの担当の方はぜひ洗ってもらいたい、と。
洗えなくて困っていた、と話すんです。
ずーっとこんな感じなんですよ。
避難所だけではありません。
災害初期の頃、自治体から避難してきている子供達の洗濯物を無料で洗ってくれ、と言われたクリーニング屋さんがあります。
また、災害時の洗濯なので、被災地を回る車のガソリン代やそのルートを回る人の日当などを考慮して欲しい、というと普通クリーニング代にそういうのは全て含まれているでしょ?と取り合ってもらえなかったり。
どこまで舐めてんのよ?となんど思った事か。
その舐めた考え方が、避難所の人たちへの洗濯支援をおろそかにしたり、自宅避難している人や洗えなくて困っている人たちを無視したような行動になっているんです。
僕ら、災害洗濯支援チームは、別に被災者の方からお礼を言われたくてやっているわけじゃないんですよね。
なので、ここまでお礼を言われるとほぼ断っています。
お礼は要りません、と。
なぜなら、洗濯は当たり前にされるもので、それを普通にしただけでお礼を言われるようなことではない、と。
わざわざ口に出さなくていいですよ、と言っているんです。
感謝されていることは重々承知しているので、さらに僕らに言う必要なんてありません。
しかし、役所の人は別です。
彼らは、本来住民のために必要な支援をしてこなかったんです。
まずうちらにいうことがあるだろう?と思うんですよね。
それは僕らへのお礼ではなくて、洗濯という生活に当たり前のことを見逃していてすまない、と、まずそう僕らに言わなきゃいけないんじゃないの?と思うわけです。
でも、県の方で取りまとめて洗濯支援が新たに始まってもいまだに何も言われません。
それが洗濯そのものを軽く考え、生活に必要なものという認識をしていない、ということを表しているんです。
今後も災害はどこかで起きると思います。
いくつもの災害を乗り越え、その度にその時の経験を活かし、新たな災害に立ち向かってきました。
この能登の地震でも、新たに洗濯の必要性に気づいて、次の災害に備えて欲しいなあと思います。
本当に洗濯を軽く考え過ぎる。
ダメですよ、それは。
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