ものすごいものを預かって来てしまいました。
緊張の中、走って行きまして珠洲市周辺までやって来ます。
学校の担当の先生と連絡がつきまして。
どうやら先生、メッセージを見ていなかったらしく、何が届くか?知ったらものすごく驚いたらしい。
向こうでも色紙にサインが来ると思っていたところ、世界に一枚の生原稿が来る、となって先生たちがまずざわつき始めたようです。
授業があることと、なるべく多くの生徒たちに見せたいという事、そしてこれだけのものだからぜひ取材をしてもらいたいからと午後3時くらいに来てください、と。
時間はお昼前。
他に寄りたいところがいくつかあるので、よって話を聞いたり、チラシを貼ってもらったり、それでお昼食べたらちょうどいいんじゃないか?と話をして移動を始めたんです。
メルヘン日進堂さんでお話を。
お客さんも来てその人を巻き込んで現在の状況などをリサーチ。
片付けでクリーニングの必要なものは出て来ませんか?と聞いてみると、うちはまだそこまでは考える余裕はない、と。
少しずつ進んではいますが、やはり時間がかかりますよね。
ゆっくりと向き合っていかないと必要な人たちが必要とした時に支援がなくなってしまうこともありそう。
息の長い支援が必要だなあと感じました。
それから道の駅すずなりに。
新しいお店がオープンしたので取材陣がたくさんきていました。
それを横目に、うちらも取材してくれねえかなあ、と思ったけど、まさかすごいものが車の中にありますよ!なんていうわけにもいかず、道の駅でチラシを貼ってもらって次のところへ。
Xでつぶやいててぜひ話を聞きたかった方のところにお邪魔させていただいて、いろいろなお話を。
現地の人の話はとても参考になります。
どこに人が集まるのか?どんな風に考えるのか?などアドバイスをいただきまして。
早速教えていただいたお店にチラシを貼ってもらって来ました。
時間もいい時間。
またお昼食べれなかったなあ、と思いながら、飯田高校に行く前に珠洲市にある本屋さんに。
ここで、板垣さんの漫画本を大量注文を。
学校に届けてください、とお願いをして来たんです。
さて、残す予定は飯田高校のみ。
学校に着いたら、3階の窓から声がします。
先生が、居ても立っても居られなかったみたい。
すぐ見ましょう!と言ったら、今授業中って。(笑)
先生、その授業中に窓から声かけちゃダメですよ、なんてツッコミを入れつつ、しばらくすると授業が終わって先生が降りて来てくれました。
職員室へどうぞ、と。
前回は校長室、今回は職員室、なんかお呼ばれしているというよりも、呼び出しを受けている感じです。(笑)
学生の頃の様子が見て取れますね。(笑)
職員室に入って、箱から生原稿を取り出すと、先生の顔つきが変わります。
やはり誰が見ても凄さが変わるんですね。
すると、職員室にいた他の先生たちも集まって来て、原稿を見てため息をついている。
授業を終えた先生が帰って来て、板垣先生の、と声をかけたら、おおっ!と言いながら駆けつけてくる。
そして、みんな原稿を見て、すげえなあ、と一言つぶやく。
この様子を見て、僕と学校で僕らの話を繋いでくれた先生が、なんかおかしくなってるんですよね。
もしかして、これはものすごいものが来てるんじゃないのか?
と。
ことの重大さに周りの反応から徐々に気づき始めて来たんでしょうね。
さて、どこで生徒さんたちを集めるか?で話し合いが持たれまして。
図書室で公開しましょうという事になりました。
図書室で待っていると、先生ではなさそうな男の人がやって来ます。
ああ、記者さんだな。
そこで事前に少し取材みたいなことがあって。
どんな経緯で、どんなお話をされていたか、説明をしていると今度は生徒さんが入って来ました。
この学校、面白くてですね、先生がよく生徒のことを知ってるんですよね。
1番最初に来た生徒さんの進学希望がイラストとかの方面らしく、その子に見せたい、と先生が話してたんです。
他の生徒さんたちがくる前に見せると、やはりやっているだけあります、その絵の凄さがすぐわかったらしい。
人って感動すると固まって震えるんですね。
そして、おもむろに先生が図書室の奥の方に入ったいったと思ったら校内放送を掛けます。
この学校、すぐ校内放送んかけるんですよね。
前の洗濯機の設置の時も校内放送を掛けて先生たちを呼び出していました。(笑)
えー、漫画家のグラップラー刃牙の作者の板垣先生か、すごい生の原稿が寄贈されました。
えー、生徒の皆さん、先生の皆さん、ぜひ図書室に見にいらしてください。
確かこんな感じで校内放送をしていたでしょうか。
初めて聞く校内放送です。(笑)
それから数分で続々と生徒さんたちが集まります。
すぐ図書室に入りきれないくらいの人手に。
先生も集まって来ますが、すでにノリは先生名の子生徒なのかわからないくらいの感じになっている。
原稿を中心に反縁を描く感じで集まってもらいまして、板垣先生からの言伝を伝えて、生原稿を生徒さんの方にDSATの代表の中村くんに渡してもらいました。
まあ、その時の生徒たちの声にならない声たるや。
そして、実際に絵を見た時の感想もすごかった。
みんなわかるんですよね、髪の毛一本一本、きちんと描かれている、並みの線がすごい、いろんな感想が聞こえて来ます。
男の子だけでなく、女の子も集まってくるんです。
一枚の原画が、これだけの人を動かすってすごくないですか?
なんか、奇跡を見た感じです。
無事に渡し、取材も終わり、肩の荷が降りるとはまさにこの事。
本当にホッとしましたねえ。
気持ち的には終わりですが、洗濯機の排水問題があります。
こちらは中村くんが見て来てくれて原因を見つけてくれました。
洗濯機の問題ではなく、排水管の問題だったらしい。
そこを直して排水問題も解決しました。
今回の能登での支援活動、全て終了です。
かなり濃密な時間になりましたが、実はこの日はのんびりもしていられなかったんです。
なぜなら、8時までにとある所を過ぎないと通行止めになってしまうから。
ここから慌てて帰り始めます。
さあ、ただでは終わらない僕たちの支援活動。
最後どうなるか?お楽しみに。(笑)
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