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サスティナブルに必要なことは?

アパレルのNEWYORKERがサステナブルな取り組みとしてイベントを発表していました。



サステナブル、持続可能なという意味です。


具体的に何をやるのか?というと主に三つ。

一つはクリーニング屋さんと提携してオーダーメイドクリーニングを提供する、というもの。


もう一つは、修理などをリサイズをするというもの。


そして最後に買取によるリサイクルをする、というもの。


これらをしていくというんですね。



これ、実に理にかなっているんです。

と言うのも、服を長く着るのに必要にことが含まれています。



服を着る上で大事なのはクリーニングです。

適切なタイミングでお手入れをしていくと服は長く着用できるようになる。

すると、袖口とか裾の方とかスレでほつれ出してくるんです。


そこで必要なのが修理屋リサイズ。これをする事でまた長く着用できるようになります。



昔はこう言うふうに服を着ていたんです。


コートやスーツを季節の変わり目にクリーニングをしてしまい、何年か着て裾などがほつれて来たら修理をしてまた着る。

こうしているとスーツやコートが30年とか着られるんですよね。


しかし、これをするのにはもう一つ必要なことがあります。


それは、服が余白を持って作られている事。


これが大事なんですよ。

バブル崩壊からコストカットをしていった結果、今の服は余白があまりないんです。

すると、修理の出来な服があるんですよ。


ウエストを出したくても余白がないなら出せないとか普通にありますし。

ズボンの裾がほつれているからリサイズしたいと思っても、余白がないのでリサイズできないとか。



実は高い服は共通して余白部分が多いんです。

そのため、その後の修理やリサイズが出来るようになっています。


高いから品質が良くて長く着られる、と言うだけではなくこうして余白をきちんと取ってあることが長く着用できる理由になっています。


結局、服を長く着るために必要なことは、今も昔も変わらないんです。

いつの間にか、本来変わらないはずの部分が消えてなくなり、いいことをしているつもりで消費社会に加担してしまっているんですよね。



経済を回す、と言う言葉に振り回され、本来はまだ着られる服を捨てて買い換えている。

お金の流れを見れば経済を回しているになりますけど、まだ使えるものを廃棄してゴミを増やしているのは相当環境に悪いと思います。



そろそろ色々見直してもいい時期かな、と思いますね。

今やっている当たり前が、本当は間違っているのではないか、と言う視点も大事かな、と。

30年かけて、お金を稼ぐためだけに作られてきた常識を壊す必要があると思います。

別に嘘つかなくても経済は回るでしょう?

健全に戻しましょう。

それが本当の持続可能な社会です。









一伸ドライクリーニング店 

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