ドラム型と縦型の違いは?
洗濯講座をしていると、どの洗濯機がいいですか?というご質問を必ずと言っていいほどいただきます。
ドラム型がいいですか?
縦型の方がいいですか?
二槽式が最強ですよね???
どの指標で一番いいのか?というのがなく、どれがいいですか?という質問は本当に難しいですね。
家電芸人を名乗る人たちも、似たような質問をされるらしくすごく困るという話を以前されていました。
洗濯機に求めるのは汚れ落ちだ、だから一番いい洗濯機というのは汚れの落ちる洗濯機だ、という人がほとんどだと思います。
でも、クリーニング屋が洗濯機を語る時って実は汚れ落ちの話よりも他の話を中心に考えているんです。
クリーニング屋が洗濯機を選ぶ基準、それは服を傷めないか?です。
ドラム型と縦型、この二つの洗濯機の説明が至る所にありますが、どれもこれもプロの目線はひとつもありません。
僕らがドラム型や縦型の洗濯機の説明をすると、あんな感じの説明にはならないんです。
僕らが説明をするとこんな感じになります。
ドラム型は落下させて叩いて汚れを落とします。
縦型は、水流で衣類同士を擦って汚れを落とします。
で、クリーニング屋だとこの説明でどう言う傷み方をするか?想像できてしまう。
汚れを落とすのは洗濯機以外も関係しているのでさほど洗濯機は関係なく、それよりも洗い方でどういうふうに傷むのか?が大事になるわけですね。
先ほどの説明でどんな傷み方をするか?想像できたでしょうか?
簡単に説明しますね。
ドラム型は縦型の回転で服を落下させます。
上から落下させるので、叩いているイメージ。
このやり方だと服が毛羽立ちにくくなるんです。
植物系の素材、綿や麻などを擦って洗うと毛羽立ってしろくなるので、叩いて洗うと毛羽たちを抑えられ、色がおかしくなりにくくなるわけです。
しかし、落下させるので装飾性の高いボタンや割れやすい貝ボタンは不向きです。
何らかの保護をする必要があります。
縦型は水流で横の回転をさせながら衣類同士を揉んだら擦ったりして洗います。
この洗い方をすると、植物系の繊維などは表面が毛羽立ちやすく白っぽくなりやすくなります。
と、こんな風な説明になるわけですね。
どちらの洗濯機も一長一短があるので、どちらかがいいというのではあるないんです。
なのでプロは使い分けをしたり、不向きな素材を洗うときには保護したり洗い方を工夫したりして対処します。
この他にも洗い方で少し違いがあります。
一度にたくさん洗えたり、細かく仕分けして洗ったり。
洗濯機も道具ですから万能はないんです。
使う側が工夫しないと。
洗濯機を使うには知識が必要です。
それは汚れの知識ではなく、服の知識。
どんな風なことで服が傷むのか?を理解してないと、洗濯機を上手に使うことはできません。
しかし、残念ながら今洗濯の話をきちんと伝えている所はほぼありません。
だからみなさんがちゃんとした知識を学ぶところがないんですよねえ。
困ったもんだ。
たぶん、ちゃんとしたのを教えているのはうちらの洗濯講座だけですね。
他で講座をやっている人たちもクリーニングの知識はあるので僕らと同じことを知っていますが、何がポイントか?がズレているのでそこを教えてないんです。
干し方を工夫しても漂白剤を入れても、汚れも落ちなければ服が傷むのも避けられません。
ネットを使って保護しているつもりで汚れすら落とせなくなったりしたら呆れてものも言えない。
ちゃんとした話を伝えればいいのにねえ。
したら洗濯はもっと楽になるのに。
能登の洗濯支援で講座もストップしていますからまた始めないといけませんね。
洗濯やクリーニングに困っている人たちを減らさなければ。
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