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2024年11月

匂いをさせないためには?

ネット上にこんな質問がありました。



新品のニットに汗をかいてしました。

洗った方がいいと思いますか?洗うなら手洗いですか?


というご質問。



汗をかいた、とありますがどのくらいかいたんですかねえ。

質問者の方が気にしているのはどうやら匂いの問題らしい。

洗わないで消臭剤をかければ問題ないか?と聞いています。


なるほどな、洗うか洗わないかは、匂うか匂わないか?なんだ。



これに近い質問はクリーニング屋さんでもやって来ますが、まずこれだけは言えます。


ニットだけじゃわからないです、と。



ニットって作りの用語で、要は編み物だ、と言ってるんですよね。

洗うことで大事なのは、作りもそうですが、何の素材か?が大事なわけで。

ウール、シルク 、綿、ポリエステル、アクリル、全日違うんですよ。



すると、汗をたくさんかいたからという情報とニットという情報だけでは、答えようがないんですよね。


案の定、クリーニングに出せとかそんな答えしか返っていません。

これだけの情報なら、不安ならクリーニングに出せば?としか返答のしようがないんですよね。



この数年、みなさん匂いにとても敏感になっていると思います。

以前は消臭剤で匂いを消す人がいましたが最近は柔軟剤で匂いをプンプンさせて汗臭い匂いを消している人もいます。


そう、気になるのは汗の匂いなんですよ。


汗だけじゃないな?生乾き週とかもか。



服は臭くなる、と思い込んでいるから、早く洗わなきゃ匂いがする、と思ってるんだと思います。



例えば下着などは基本一度着たら洗うものです。

別に毎日洗わなくてもいいです、まとめて洗ってもいいですが同じ下着を連チャンできるということは基本しません。


では、下着の上に着る物は?


今回の質問のニットではどう考えるか?というと、直接肌に触れている物ではないので着たら洗う必要はありません。

たくさん汗をかいたから、と言いますが、乾いてから匂いがあるかどうか?確認してから洗っても遅くはありません。


例えばウールだと、素材自体が発散性があるので、汗などの水分が拭くから飛んでいきます。

たくさん汗かいたのに、別に臭くないな?と思ったことのある人は結構いると思いますよ。

ウールの素材で匂うって余程ですからね。

かなり汚れが蓄積している証拠だと思います。



また、匂いがする原因を汗のせいにしていますが、洗い方で汚れが残っているケースもあるんですよね。

この場合、汗をかいたから洗わなきゃ!と洗っているつもりでも汚れが残っているので、すぐに応用になってしまうわけで。


ここで頻繁に洗う、こまめに洗う、来たらすぐ洗う、とやっても洗い方がおかしいのでいくら洗っても臭ってしまいます。


根本的にかんがえなおさないと匂いは取れないでしょうね。



明確にこれは嫌だ、というのは皆さん持っているんです。

匂いが出なようにしたい、と。

なら、あとはそれに合わせたお手入れをするだけ。

頻繁に洗う必要はなくて、洗った時にきちんと汚れを落とすだけで匂わなくなります。



それにね。



洗濯で解決しようとしないほうがいいです。

多分、今回のニットのお話も、クリーニングで解決しちゃうと思うんですよ。

しかも、頻繁に洗う必要性もなくなります。



どのようにお手入れをするのか?

その服は洗濯でいいのか?クリーニングがいいのか?

そこを知ると、匂いのしない生活になっていきますよ。


ただねぇ、教えてくれる人や場所がないんですよね。

学校でも教えてくれないし、親御さんからも教えてもらってないでしょうし。


それだけ何十年にもわたって正しい情報が伝えられてないってことなんです。


匂いの問題、あっさりと解決するんですけどねえ。









一伸ドライクリーニング店 

カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM


東京都府中市住吉町2-17-13

TEL 042-362-6470


定休日 日曜日


営業時間

800~夜1000


宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。


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クリーニング屋が勉強をすると?

あれだけ長かった暑さなのに、寒くなり始めると一気に冷え込むのが不思議なところ。

12月が見えてきてやはり冬は来るんだなあと感じてきますね。


この数年を振り返ってみると、冬になっても汗の汚れが多くなっていることに気づきます。



本来なら寒いので汗の汚れは極端に減るはずなのですが、汗の汚れがかなりつく理由は、いろんなところで暖房が入っているから。


外に出れば寒いですが、どこかの建物に入る、電車に乗る、バスに乗る、それだけで暖かい環境に一気に変わるんですね。

てわも、服装は外と同じわけですから汗もかきます。



また、昔と大きく変わったな、というのは昔は学生だけでしたが今はビジネスマンからお年寄りまでバックを背中に背負っている人がかなりいます。

リュックですよね、いわゆる。

あれのせいで背中に汗の汚れが多いんですよ。


しかも、オーバー、コート類、カシミヤなど暖かい服の背中に汗のワジみが大きく出来ていることが多くなってきています。



汚れって生活の中でつくから、生活の環境が変わると汚れのつき方も変わるんですよねえ。


クリーニング屋は、こういう変化を感じつつ、なぜここが汚れている?どんな状況で汚れている?という事を想像しながらキレイにしていきます。



さらに、どのくらい着ている?

何着を着まわしている?まで想像したりします。


これを繰り返していると、見ると大体わかるようになるんですけどね。



僕らの仲間内では、クリーニングは頭脳労働だ、と言っていますが、本当にそこで。

洗うとか仕上げるとか、そこを適切に行うために、服のこと、汚れのことを的確に判断する必要があるんです。



だから、配達に出たり、どこかに出掛けたりしているのも全てクリーニングに繋がります。



だって、そこに人の生活があるから。



たくさんの人を見ることで、情報が蓄積されそれが仕事にフィードバックされていく。



うちの母は昔、うちに来ていた職人さんたちに休みの日はデパートに行って服を見てこい!とよく言っていました。


それも大事。


いかに周りを観察するか?



良いクリーニングをしようとすると、学ぶことがたくさんあります。


これからは生活も多様化していくからさらに学ぶことが増えていくと思いますねえ。

クリーニング屋さん、大変だな。


20年後とか、日本にどこかの民族衣装が流行り出したりしてね。

したらそれにも合わせなきゃいけないから。


まあ、常に勉強ってことです。

で、クリーニング屋さんが洗えるものが増えれば増えるほど、環境にやさしくなっていきます。

服の廃棄が減りますからね。










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ドキドキ。

今年はいつまで経ってもどこか暖かいですね。

もうね、11月に入ったくらいからずっとドキドキしてるんです。



だって、冬物の引き取りの連絡が来ないんですもの。



急に冷え込んだ時に連絡が来るんですがその後暖かくなるのでまた連絡が来ず。

店の中にまだかなりの冬物が残っています。


天気予報は出ていますが、いつ急変して寒くなるか?わからない。

なので、早いうちに冬物をお届けした方がいいよなあ、とずーっと思ってるんです。

でも、連絡が来ないものはどうしようもない。


みんな、大丈夫なのかなあって不安になります。



クリーニング屋にはこのようにドキドキする服がいくつかあります。


例えば礼服や白いYシャツ。

この2つは預かっていると少しドキドキする。


何もなければいいんですが、急にお葬式が入るとかありますからね。

うちが営業している時は問題ないですが、お盆休みや年末年始などはうちのお店に礼服や白いワイシャツが置いてあるとドキドキします。


何事もありませんように、と願ってはいますが、数年に一度、お休みの時にお葬式があってね、Yシャツを買い直した、なんて言われることがあるんですよね。



冬物、引き取りお待ちしております。

本格的に寒くなる前にね。










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パン屋さんが出来るらしい。

うちの隣、元セブンイレブンの空き店舗、長い間空いてました。

駅前通りだし、人の通りも多いし、なぜ入らないのか?不思議でしだけどね。

この数年の間、何人もの人が内見に来ていたんですが決まらずにいました。



それがようやく決まったようです。



パン屋さんができるらしい。

先週から工事が始まってまして、求人の広告が出ていたり、お店の自己紹介なども貼ってあったりしました。



コンビニが入ってた店舗ですからお店はかなり大きいです。

どんなパン屋さんが来るんでしょう?

人気店になったら周辺大混雑するだろうなあ。


12月中旬頃にオープンとのことなので、楽しみです。

みなさん、何が入るの?と聞いていきますからね。

パン屋さんと聞いて喜んでいる人、かなり居ます。

期待されてますねえ。









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洗い直し!

クリーニングの仕事って地道な仕事なんですよね。

洗濯の質問の中でもそうなんですが、皆さん一発できれいになるやり方があると思っているし、何やらコツのようなものや特別なやり方があると思い込んでいる。


でも実際は、衣類や汚れに合わせたやり方をしますが、そんな簡単に落ちるわけではなく、きれいになるまで何度も洗い直しを繰り返していたりするわけです。

特に衣替えの時期の衣類は、何層も汚れが重なっていたり、シミもあったりするので一度のクリーニングでは終わりません。


そう、今年もこの時期になりました。



今年は長い間暖かかったので、ようやく夏物が集まり始めているんですよね。

そして、それらが洗い上がってきて、仕上げに回ってくるんです。



そう、洗い直し!洗い直し!洗い直し!


鬼のように細かく見てダメなら容赦なく洗い直しを指示する季節です。

アイロン台に置いて、形を整えてアイロンをかけ始めます。

置いた瞬間に洗い直し!とかごに入れることもあれば、袖を仕上げて、見頃を仕上げて、最後に畳む時に気づいて、洗い直し!とやる時もあります。


はっきりとわかる汚れの時もあれば、なんとなくおかしいなあ?というレベルものまで洗い直しです。



よく、一伸さんはきれいにしてくれますよねえ、と言われますが、その理由はここなんです。

汚れてたら容赦なく洗い直すから。

この繰り返しがきれいに洗える理由になります。



ついさっきも夏物のニット類、ほとんど洗い直しに回しました。

夏物ですからね、今年は長く着ているし。

ここで妥協をするわけには行きません。

そんな細かいことを言わなくても、と言われようがうちでは洗い直しなのです。








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非通知のワンギリ。

たまに非通知でワンギリがくることありませんか?



個人のスマホですが仕事でも使っているので、当然お客さんからも電話がかかってきます。

一度でもご利用のいただいたお客さんの番号は登録してありますが、中には機種変などで番号の変わっている方もいらっしゃったり。

違う番号ならもしかして?通り返せますが、非通知で、しかもワンギリ、なんなんだろう?と考えてしまいます。



先週の日曜日に、悲痛日のワンギリがありまして。


みんなね、一度は悪い方向に考えると思うんですよね。



イタズラかな、と。



僕のことが嫌いな人がイジワルをしてきたのかな?とかつい考えてしまいますが、もしそうなら連続でやってくるでしょう。

本当にその一回こっきりなので多分イジワルではない。

ではなんの理由で?と考えるわけです。



そこでGoogle先生に聞いてみたらこんな答えが返ってきました。



スマホの番号などを集めている業者が、その電話番号がまだ使えるのか?の確認で非通知でワン切りしているんでしょう、と。



なるほど、それなら合点が行きます。

番号を通知する意味はないし、繋がれば使われていると判断できるからワンギリでいい。

確認ではないので一度繋がればいい。


そう言うことか。


つまり、僕のスマホの番号が漏れている証拠ということですね。(笑)


まあ、今の時代、漏れないで使える方が少ないと思うのでそこはまあ仕方ない。

それにバレたところで、せいぜいメッセージとかで怪しいやつん送りつけてくるくらいしかないだろうなあと思うと、お疲れ様でした、としか思えない。(笑)


多分パソコンで大量に一気に確認をしているんだと思いますけどね。



非通知のワンギリとか、モヤモヤしてしまいますが、理由がなんとなくわかればイライラもなくなります。

無駄に怒らないようにしましょうね。

こんなの、相手にしていても仕方ないもの。(笑)









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タイヤ交換待ち。

おはようございます。

ただいま、コストコ前橋店におります。



はい、恒例のタイヤの交換の時期ですね。



いつもは念の為に履き替えていますが、今年は能登に洗濯支援に行っているので、タイヤは必ず交換しておかないといけません。

何しろ、雪で通行止めにあったりしてますからね。

いつ降るか?また積もるか?わからない。

天気予報も精度が上がっていても、雪は読めないらしいし。

なので、準備は大切です。



朝イチでコストコにお願いをして、ぶらぶら店内を見て、気になるものを購入。

あとは作業が終わるのを待つだけです。



朝はすごい寒かったけど、今は外はポカポカしています。

なんだか寝ちゃいそう。(笑)








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休んでから。

今日、祝日だったんですね。

朝、配達に出る前にテレビでそんな話をしていて。


世間は祝日でも関係なく営業をしていると休みの感覚がおかしくなります。


祝日と言いながら通常営業ですから、いつも通り配達にでとんですよね。

したら、大渋滞で。

まだ僕がいく方向はよくて、反対車線が軒並み渋滞している。


それは2時間後に僕の帰る道。


すっかり忘れてたんですよ、コロナで。

祝日、連休といっても渋滞などないから普通に走れました。

コロナ前は連休、祝日は大渋滞。

今日の感じはまさにコロナ前。



これはねえ、帰れないなあ。



という事で、配達を終えたのでコンビニでコーヒーを買って少し休んでいます。

だって目の前の道路、大渋滞ですもの。

休んだってたいして変わらない。

なら、トイレ借りてコーヒー買って、こうしてブログ書いてあ、一息ついてから渋滞の中に入って行っても大して変わりません。

やることやって落ち着いた方がいいもの。


という事で、コーヒーも飲んだし、ブログもこうして書いたので、渋滞にはまりに行ってきます。(笑)









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引き取っておきましょうね。

また急に冷え込みました。


あまりにも急な冷え込みで冬物を引き取ってないお客さんから連絡が入ります。


でも、どうにもまだ天気を信じられないらしい。



寒くなったけど、また暖かくなるんじゃないか、とか。

もう少し我慢できるんじゃないか、とか。


といっても、もう11月の後半ですよ。

再来週からは師走になるわけで。

群馬や長野の山間部では雪が降ったという話も出てきているわけで。


ここまで来ると、体感に頼らず冬の準備をちゃんとしたほうがいいんじゃないかな、と思います。


なのでみなさん、クリーニング屋さんに預けているものがあったら早く引き取っておきましょう。

慌てないようにね。










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汚れが落ちても固くなりますよ?

この服はどうやって洗ったらいいんですか?

と言う質問をよく見かけます。



僕らはいつもこんな話をしています。



服には洗濯が向いているものとクリーニングが向いているものがある。

どんな風に着るか?を考えて選んだ方がいい。



しかし、そう言う話をしても、横からこんな風に言う人が現れるんですよね。


こういう風に洗うと綺麗になりますよ!と。



例えば漬け込んだり、洗剤を揉み込んだり。

確かに汚れだけ見たらそれで落ちるんですけどね。

ただ、服って汚れが落ちればいいわけではないから。

横から入ってきて、こんな風に洗えばいいですよ!と言う一般の方のやり方、僕らならやらないんですよね。



例えば、学生が来ている白いニットのベスト、あるじゃないですか。

あれ、洗濯表示は洗濯できる、ドライクリーニングできる、と両方書いてあるんですよね。


でも、もしそれを僕らクリーニング屋が洗うなら、ドライクリーニングをするんです。

水洗い、洗濯機では特別なことでもない限り洗いません。


なぜか?



水で洗うとコシが抜けるんですが、表面は固くなるんです。

肌触りがとても悪くなる。


すごい微妙な表現でわかりづらいですよね?


まず、水で洗うとコシが抜けます。

コシが抜けると言うことは、ヨレヨレになる、と言うこと。


次に、表面が固くなるんです。

ザラっとする。


服って表面と中で違うんですよ。

なので、服としてきた時に嫌だなあと思うからドライクリーニングをするんです。


ところが、この違いを一般の方は知りません。

僕らからおかしくなっているのに、洗えますよ!とか綺麗になりますよ!と平気で言っちゃう。

いや、それ洗えてるけど、元と随分変わってるから、よくないよ、と言っても現物が目の前にあるわけではないので、わからないんですよね。



服を買う時に、皆さん肌触りとか考えるでしょう?

デザインももちろん、色合いとかも。

で、それって服を洗う時に大事なものだと思うんですよね。


洗って、風合いがおかしくなったら嫌だし、形が崩れても嫌だし、色合いがおかしくなっても嫌だと思うんです。


なのになぜか洗えるか?洗えないか?と言う質問をしてくる人もそれに答える消費者も、汚れの事のみで会話をしている。


そして、おかしくなってもこう言うものだと受け入れて、定期的に服を買い換えていくんじゃないでしょうか?



もう服を、汚れだけ見て洗うことを考えるのをやめませんか?

汚れが落ちればいいわけではない、と言うことにも目を向けましょう。


はっきりと言えば、汚れが落ちでも風合いが変わるなら、それは正しい洗い方ではありません。


この視点を持たないといつまで経っても、服は使い捨てになっていくと思います。



風合いを保って綺麗にできる方法があって、それを伝えているならこんな事は言いません。

おかしくなるのが分かりきっているから、こうして間違ってますよ、と発信をするんです。



服を洗う、ここを考え直す時期に来てると思います。









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コインランドリーで洗える羽毛布団???

どこかのメーカーがこんな商品を売り出したようです。


コインランドリーで洗える羽毛布団。



最初、よく意味がわからなかったんです。

だってコインランドリーで洗えない羽毛布団なんてないですもん。

洗えるか?と言われたら全部洗えるでしょ?としか思えないので、どう言う意味なのかな?とちんぷんかんぷんだったんですよね。


で、詳しく読んでみるとこんな感じだったんですよ。



新しく加工をすることにやり、撥水性のあった羽毛布団が親水性が上がり、コインランドリーでも洗えるようになった、と。


親水性とは水に濡れやすい、と言う意味です。



これ読んでも意味がわからない。(笑)

だって、羽毛布団は普通に濡れますもん。

何言ってるんだろ?といまだに思います。



もしかするとですよ、羽毛布団を洗う時に水に浮くからそう考えたんですかね?

なぜ水に浮くのか?知らないのかなあ?



羽毛布団が水に浮くのは、羽毛が飛び出さないように高密度で織られた生地を使われているからなんですよ。

羽毛って、針の穴くらいの小さな隙間で飛び出してくるんです。

なので、羽毛を使った製品は、表側の生地に隙間がほとんどない高密度の生地を使うようになっています。


ダウンプルーフ加工って言うんですけどね。

ダウンが飛び出さないような生地に加工をしてあるんです。


また、裏側からフィルムを貼ってダウンが出ないようにしている生地もあります。

色んなやり方がありますが、考え方は簡単、羽毛は針の穴でも抜け出てくるから出ないように穴がないような生地を作れって事なんですね。


このような生地で作られているので、洗う時に中の空気がなかなか抜けず、浮いてきちゃうんですよ。

でも、空気が抜けないので濡れないのは別の話なので、次第に生地も濡れてきます。

すると、ふかふかだった羽毛布団が、ぺっちゃんこになってしまうんです。


昔、ダウンを自宅で洗った人がこの状態を見て、猫が死んだようになってる、と表現をした人がいましたが、そんな感じでぺちゃんこになる。

だから、洗えないわけではないんですよね。



なぜこのメーカーさんはコインランドリーで洗えると言うキャッチコピーを考えたんだろう?


ニーズに応える形で考えたんですかねえ。



もしそうなら、良くないですよね。



商売人ってたまにおかしなことをしでかす人がいるんです。

売れることが最優先、売れなきゃいけない、売れるためには何してもいい、そんな発想になってしまう人がいます。


商売ですから売れるって大事なんですが、売れるなら何してもいいか?と言われたらそれはやはりダメなんです。

消費者を騙す形になるし、変なイメージを植え付けるのも良くない。

だから商売人は、真摯に向き合って、消費者に正しい情報を理解してもらって、買ってもらったり利用してもらわなきゃいけないんですよ。


そうしないと、いずれ自分たちが困ることになる。



コインランドリーで洗えるのがキャッチコピーになる、ではなく、正しい羽毛布団の扱い方を発信することで、こうにゅうしたしょうひしゃぎ羽毛布団を長く使えるようにすることが大事だと思いますが、いかがでしょうか?


消費者に好かれようと寄り添っているふりして間違った情報を流すのは一番ダメだと思います。










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作り手の責任。

アパレルメーカーは色んな商品を開発して販売をしています。

服も年々売れなくなっているので、買ってもらう工夫をする必要がある。


洗濯機で洗えるとか毛玉ができにくいとか、昔からあるものですが、現代においてもここをアピールするアパレルはとても多いです。



しかし、宣伝はやはり宣伝で。

いいことを書いていますが、デメリットについては誰も書きません。


宣伝ですからね、そこは当たり前。


なら、クリーニング屋の僕がデメリットは何か?解説をしてみましょう。



毛玉ができにくいとか洗えるニットというものにはいくつか種類があります。

簡単な例で言うと、化学繊維、ポリエステルなどで作られたニットは洗えます。

また、糸の作りによっては毛玉もできにくくなりますが、糸のより、ねじれが弱いと毛玉ができなすくなり、繊維自体が強いため毛玉が落ちず、目立つようになります。


次にウールなどで毛玉になりにくい、洗えると謳っているニットは、何かしらの加工がされていることが多いです。

毛玉はいとのひょうめんとこまかいけばが絡み合って出来ます。

つまり、その毛羽が最初からないか、毛羽が立たないような加工がされていると毛玉ができにくくなるんです。

と同時に、ウールではこの毛羽が洗濯機で洗えない原因なので毛玉対策がイコール洗えるニットになる、と言うことになります。


例えば、糸のより、ねじれを強くして毛羽をたちにくくするとか。

糸の表面にある毛羽を薬品で溶かしてしまうとか。

糸の表面を樹脂で覆ってしまって毛羽をたちにくくするとか。

こんな感じで対処しているんです。


しかし、毛羽がないと不便なこともあります。


それは暖かくなくなる、と言うこと。


表面の毛羽が空気の層を作り、外と中を遮断しているので暖かく感じるんですが、この毛羽がなくなると空気の層がなくなるので暖かくなりづらくなります。

生地そのものがどのくらい空気の層を作っているのかが温かいか?のカギになるんです。


暖かくするために着るニットが暖かくないって言うのは本末転倒な気がするんですよね。



そして、こう思います。


それでいいのか?と。

洗いやすい、と言うことだけ見ていると、こういう加工をしてしまいがちなんですね。

でも、服を着ると言うのは、洗いやすいとか毛玉ができにくいとか本来そこが主ではないと思います。


服はなぜ着るのか?

服を着る目的は?


消費者だけでなく、アパレルもこの視点を持った服を作ってくれたらいいのになあと思うんですけどね。

そう言う意図を持った服が最近減っているように思うんですよねえ。


作る側の責任、ではないのかな?

少なくとも、僕がクリーニング屋になって今まで色んな勉強をしてきましたが、過去のアパレル業界の人たちにはそういった意識があったと思います。









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安定の朝帰り。

おはようございます。

たったいま滋賀から帰ってまいりました。


安定の朝帰り。(笑)



能登に行こうが、滋賀に行こうが帰ってくるのは朝でございます。



昨日は講演が終わった後にカフェで反省会をし、友達を送った後に夕飯の後、温泉でひとっぷろ。

そこから帰ってきました。

集合場所だった伊那についたのが午前12時半。

そこからまた各々帰るわけですが、僕はのんびりと休憩しながら帰ってくるのでこの時間。

まっすぐ帰ってきたら2時間なのにね。(笑)



さあ、荷物下ろして、少し休んだら配達に行きましょうかね。

そして、ワイシャツを仕上げる日だ。

がんばんべ。(笑)









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滋賀で講演です。

おはようございます。

今日は滋賀県までやってきました。


滋賀県のクリーニング組合の青年部さんで、能登半島での災害洗濯支援の話をして欲しい、という事で代表含め3人でやってきました。


多賀サービスエリアで朝食。

たくさんのたぬきを見た後に、守山にあるクラブハリエに。


開店と同時にたくさんの人が入っていきます。

大盛況だ。


これから友達と合流をし、お昼食べた後に講演です。

リアルな話をたくさんさてきましょう。



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僕のブログの中で一番短い内容です。(笑)

冬の汚れなんてない。(笑)







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TEL 042-362-6470


定休日 日曜日


営業時間

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綿は案外厄介ですよ?

洗濯に関する誤解ってたくさんあるんですが、その中で最近気になるなあって思った事があります。



それは、綿だから洗える、と言う話。



素材が綿だから洗濯機で洗える、と言う話なんですがなぜ消費者は綿なら平気と思えるんですかね?


綿って結構厄介な素材です。

真っ白ならまだいいですが、色がついていると途端に難易度が上がる素材です。

なので、綿だから洗濯機で洗える、と言うのはクリーニング 屋さんからするとそんな簡単な話ではない、と言うことになるんです。



一体綿の何が難しいのか?



綿の難しさは、毛羽立ちなんです。

着用で擦れたり、洗いで擦れたりした時に表面がささくれ立って毛羽が立ちやすいんです。

で、毛羽が立つとどうなるか?と言うと白っぽく見えるようになります。


シミがついたりした時にそこを擦って、擦ったところだけ白っぽくなった経験、あると思います。

あれが毛羽がたった状態。

色物、特に濃紺や黒になると顕著に出るので、綿製品で濃色系の色がついていると難しくなるんです。



ここを無視して洗っているとどうなるか?



濃いところから色が褪せていきます。

なんとなく薄くなったなあ、から白っぽく見えるなあ、となりヨレヨレになったなあって感じ始めます。


そして、この服、もう寿命だな、と決めつけられてしまう。


本当はまだ着られるのにね。



洗濯できるかどうか?は素材だけでは決まりません。

素材も大事な情報の一つですが、それに色がついていたり、装飾品がついていたり、加工されていたり、といろんな条件が加わるので、素材だけでは洗えるかどうかの判断はつかないんです。


そして、消費者に決定的に欠けているのは、どう扱ったらおかしくなるのか?と言う知識だと思います。


洗い方や扱い方って、裏を返すと間違ったやり方をしたら服が傷みますよ、ということ。

だから傷まないようにやるやり方が、その服の洗い方ということになります。


汚れを落とすことばかり見ていると服を傷めていることに気づけなくなってしまうんですよね。


汚れは服を傷めずに洗えたら落とす事ができるようになります。

逆に、汚れを落とすために服を傷めたらきれいになったとて、服は着られません。


だから、服を傷めないで洗う、これが大事になってくるんです。



服のお手入れについて、簡単に学んだ方がいいと思います。

正しい情報を発信しているのはクリーニング屋さんだけです。

ぜひ、いろんなクリーニング屋さんの話を聞いてみてください。









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周りのお店を利用しましょう。

クリーニングしたいけど、布団とかカーペットとか、大きなものを持っていくのが大変、そう思ってる人は多いと思います。


車もないので持っていく事ができない、と。



最近はネットの宅配クリーニングが出てきているので、それらを利用する人も多いのではないでしょうか。


でもね、実はみなさんのおうちの近くのクリーニング屋さんでも、引き取りに来てくれるんですよ。



これ、案外知られてないと思います。



クリーニング屋さんでは集配サービスというものをやっています。

チェーン店ではお店ごとにやっていなかったりしますが個人のクリーニング屋さんだとまずほとんどのお店でやっている。

ただ、集配サービスをやっている、と宣伝しているところはあまりない。


なぜ告知してないか?というと当たり前のサービスだから。


クリーニング屋さんの頭の中では、集配サービスは当たり前で、消費者の人たちには当たり前に知られている、そう考えているんです。

一時期、クリーニングの売り上げが極端に減った時に、タウンページとかにしゅうはいしてます!とか広告出してたクリーニング屋さんもありますが。

やってるサービスを周知させないクリーニング屋さんは割といるんです。



今、各地で個人店が閉店して行ってます。

クリーニング屋に限らず、です。


惣菜屋さんがやめたり、ラーメン屋さんがやめたり。

飲食だけではありません、文房具屋さんがやめたり、本屋さんがやめたり。

各地で昔からあったお店がやめていく。


いろんな理由があるんです、病気だったり後継者がいないとか。

でも、一番は利用されなくなってきて売り上げが減っているからなんですよね。

売り上げがあれば、後継者はすぐ見つかります。

ないから継がせないんですよ。


ネット通販はとても便利です。


でも、自分のうちの周辺のお店がなくなったら、やはりそれも不便になるんですよ。

なので、自分たちが生活しやすくなるためには、周りにいろんなお店があって、ネットでも頼める、そんな状況がいいと思うんですね。


だから、近くで利用できるなら、ちかくのお店を利用してもらいたいなあと思います。



クリーニングもね、近くのクリーニング屋さんに聞いてみましょう。

取りに来てくれますよ。


見つからなかった時、その時初めてネットで探してみればいいと思います。



まずは自分のうちの周りで。

探してみてください。








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泡の正体。

昨日のぽかぽかの中でいくつもおかしな話をしているんですが、その中でそんな事本当にある?と言う話をしています。



それは、今の洗濯機は泡が立たないように動いている、と。

そう言う動作になっている、と言うんですね。



そんなはなし、初めて聞きました。

泡が立ったら何故悪いのか?まったく持って意味がわかりません。

そもそも泡が何故立つのか?泡ってなんなのか?知っているのかなあ?



よく、泡が汚れを落としている、と言う話をする人がいますがそれは正しくありません。

また、あまり洗剤が多いと滑って汚れが落ちにくくなる、と言う話もあります。

もしかしたらこの辺を勘違いしたのかなあ?と思うんですよね。



この話、界面活性剤が洗濯機の中でどんな動きをしているのか?理解するとよく分かります。



イメージしてください。(笑)



まず、界面活性剤とは、洗剤の基本になるものです。

水とそれ以外の間に入って繋ぐ役目をします。

とにかく、物と物の間に入るのが好き、これを境界と言いますがそこにくっつきたがるんですね。


服と水の間にくっ付いたり。

洗濯槽と水の間にくっ付いたり。

空気と水の間にくっ付いたり。

汚れと水の間にくっ付いたり。


で、境界にくっつくと混ざりやすくなるんです。

で、汚れと水の間にくっつくので、水と汚れが混ざりやすくなって汚れが落ちる。

これが汚れの落ちる原理です。


洗濯機の中に水と洗剤を入れると、洗剤はあらゆる境界に入り込んでいきます。

先ほど書いた境界全部。

これが行き渡ると水が泡立つようになります。


なので、泡が汚れを落とす、のではなく、泡が立つ状態は洗剤が満遍なく行き渡っている状態、と言うことになるんですね。



で、泡の正体って水なんですよ。

水に、洗剤が境界につくことで、ゆるくなる。

表面張力が下がるんですね。

すると泡が立ちます。


この泡たちは、汚れには直接関与していません。

ならいらないか?と言うと、実はとても重要な役割をしている。


それは服から汚れが離れた時に、汚れ全体を取り囲むんです。

そして、その状態になると服に汚れが戻らなくなる。



これを逆汚染防止効果、と言います。



つまり、泡が立つことが悪いことでもないし、泡が立たないようにすることに意味があるか、と言われるとたいした意味はないんですよね。

だから、何言ってんの?と思ったんです。



洗剤が多いと服が滑って汚れが落ちにくくなる、と言いますが、そこを気にするなら洗剤が少ない方がもっと危ないんですよ。

なぜなら、汚れが服に戻るから。

一度落ちた汚れが服に戻ると落ちづらくなるんです。

こっちの方が厄介。

だから、洗剤は適量がいいよ、と言う話、多く入れるデメリットも確かにあるけど、あんな声高に叫ぶような話ではありません。


洗剤を多く入れると、すすぎが増える、と言う話をする人がいます。

そこがデメリットだと。

しかし、本当のデメリットはそこではないんですよ。

中性洗剤なら構いませんが、弱アルカリ性の洗剤を使っていて服に残ると、黄色く変色してしまうことがあります。


これをアルカリ焼け、と言います。


これも厄介。

と、こんなふうに洗濯は化学なので、洗濯機の中でいろんなことが起きています。

そして、一つ一つ、そうする意味がある。


服を詰め込みすぎないようにしましょう。

すすぎは三回しましょう。

洗剤は適量いれましょう。


これには理由がある訳ですね。

それを正しく言えてあげるのがプロだと思います。

おかしな説明はしちゃダメですね。









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ぽかぽか、間違ってますよ?

今日のお昼の番組、フジテレビのぽかぽかは洗濯スペシャルでした。

事前に少し話を聞いてたので、今回はリアルタイムで番組を見てました。



何を持ってプロと言うのか、改めて難しいなあと感じますが、せめてクリーニング屋さんを呼んでプロと名乗らせて欲しかった。

洗濯研究家を名乗る方や洗濯代行やコインランドリーを展開している会社の人を呼んでプロと名乗らせるのは違うんじゃない?と思います。



前日から番組内で、この番組で洗濯の全てを話すので明日以降他の番組では洗濯の話はできないとかうちの焼き直しだとかあおってたんですよね。

だから、どこまで切り込んで話をするのか?期待していました。


まあガッカリです。



どのくらいの人が気づきましたかね?

プロを名乗る方の説明があやふやだったのを。

ちょくちょく説明が間違っていたんですが、現場では誰もわからなかったんだろうと思います。


豪語してこれかよ、と言う気持ちと、これなら本物の洗濯家の話を聞いて、頭下げて出てもらった方が良かったんじゃない?と思ったり。



内容よりもウケがいい、自分たちのシナリオの通りに説明してくれる人を望むからこんなおかしな番組になるんです。


すすぎが汚れを落とすなら洗わなくて濯ぎだけ繰り返していればいいじゃない?

すすぎを3回する理由、間違ってますよ。


プロを名乗る人たちがネットの情報パクってませんか?

パクってないならきちんと説明ができたはずなんですけどね。


お昼の番組でたくさんの視聴者が見てくれるからこそ、ちゃんとした番組を作って欲しかったなあ。









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ネットで集めた情報でしょ?

最近、クリーニング屋さんで情報発信をしている人たちが増えています。

その件についてはとてもいいことだと思いますが、内容を見た時に、これネットで集めた情報だろ?というようなものがかなり多く見られるのがとても残念。


クリーニング屋なんだから、自分の知識の中で発信をすればいいんですけど、多分クリーニング師ではない人がやっているんでしょうね。

だからネットで検索をして得た情報をそのまま鵜呑みにして発信してしまっているんだと思います。


大きな会社とかでやっているんだろうなあ。

ダメだよ、そんな事しちゃ。



Instagramでとあるアカウントがクリーニングの情報を発信しています。

それがねえ、ちょっとひどいな。



クリーニングから返ってきた時の袋をすぐ外すべき、と書いてるんですよね。

放置厳禁とも。


まあいいです、その人の主張なので一旦話は聞きましょう。

では、なぜ袋を外さなきゃいけないのか?その理由はなんなのか?



湿気かたまりカビが発生するからと、溶剤の臭いが定着するから、と言うんですよね。



これ、一つずつ訂正をしていこうと思います。



まず、湿気が溜まりカビが発生する、とありますがクリーニングから返ってきた衣類、特にハンガーにかけられたものは下が開放されています。

密閉されてないんですよね。

で、湿気というのは空気中の水分です。

当然空気より重いので下から抜けていきます。

湿気が下から入ってくることはありますが、たまった状態になるのは実はかなり難しい。

そして、カビの原因は湿気だと思われていますが、カビの菌がまわりにあることと、カビの栄養分があること、つまり汚れていないとカビは生えません。


対策としては、ちゃんと綺麗に洗うことと、湿気を取り除くこと、この二つがカビ対策なんです。

カビの菌はそこらじゅうにいるので避けようがない。

そうしたら湿気を取り除くように除湿剤を置くとか、定期的に空気の入れ替えをする。

そして、カビの栄養源をきちんと洗った取り除く。


袋は関係ないんですよね。

だって、袋から外していてもカビてる服はたくさんあるんですよ?

それがこの情報が間違っているという根拠にもなっています。


ったく、ネットの情報を漁って記事にするからこんなトンチンカンな話を書くことになるんだ…。



次に溶剤の匂いが定着する、とあります。

溶剤の匂いが定着するなんて聞いた事ありません。

クリーニングで使われている溶剤、ドライクリーニングの洗う液体のことを指していますが、これは揮発性の液体です。

つまり、時間の経過とともに空気中に発散されてしまいます。

袋を被してあるとなかなか発散されずに溶剤が残ることはあり得ますが、これそもそもがその状態でお返ししてはいけないんです。

きちんと乾燥し切ってからお返ししないといけないもの。

なので、溶剤が残ってしまうから袋外してくださいというのは、お弁当を買った時に肉に火が通ってないかもしれないので自宅でレンチンしてからお食べください、と言っているようなものです。


これいうクリーニング屋さんは信用できない、と僕なら思います。


匂いが定着するような溶剤は使われてないのでまずその心配はありませんが、溶剤が残ることは他の悪影響があります。

一つは体への負担。

溶剤はやはり体にはあまり良くないです。

だから、揮発性のあるものを使用し、服から完全になくなるものを使用しています。

また、溶剤の残っている服と肌が擦れると化学やけどという状況が起きることがあります。

これが危ないんですよ。

なので、溶剤が服に残っている事そのものが悪い事なので、袋を外してください、というのはおかしな話になります。



クリーニング師なら常識ですから、この記事を書いた人はクリーニング師ではないですよね。

もしクリーニング師が書いてたとしたら、もう一度勉強しなおせ、というレベルです。



最近のクリーニング屋さんはネットで勉強をしている人が増えています。

素人がアクセス数を稼ぐために作ったコタツ記事をプロが参考にしてるってのがそもそもおかしい。

こんな事してるから洗濯やクリーニングがおかしく伝わるんですよ。



袋を外せ、と言い出したのは大手チェーン店です。

今から30年近く前になるのかなあ、ホームページが普及していろんなクリーニング屋さんが作り始めた頃に、大手チェーン店が注意事項としてホームページにのせたんです。

それを他のクリーニング屋さんがパクったのが真相。


それ、おかしいですよ、と何度も業界内で話して来ましたけど、すでに広まってしまうとなかなか考えを改められなくなるんですよね。


なので今こうして間違った情報が出回って、常識の如くなってしまったのは僕らクリーニング屋のせいなんです。

大手チェーン店だけが悪いわけではなく、個人店含めみんな悪い。

おかしなものはおかしいと、声を上げなかったんですから。


さて、話をまとめましょう。



クリーニングから返って来た時、袋を外すかどうかは利用されたクリーニング屋さんに確認してください。

きちんと洗っているところなら外してもいいと言います。

もし外した方がいいというクリーニング屋さんだったら、溶剤の残留や汚れが残っている可能性があるクリーニング屋さんという事です。

その時は従って袋を外し、乾燥しなおした方がいいです。


ただ、もし僕がお客さんならやり直してもらいますけどね。

だって、おかしいもん。








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能登か!

昨日のパンク、結局修理が出来ませんでした。

タイヤの横に刺さってたんですね。

なので、修理が効かない。


となると、タイヤの買い替えなんですよ。

昨日はそれであの後バタバタしていました。



実は今履いているタイヤ、今年の春に買い換えたばかりのもの。

つまり新しいタイヤなわけです。

それを一年たたずにパンクで買い換えって痛すぎる。

ディーラーの方も新品なのにねえって。


しかしこうも言います。



相当走られていたのでどちらにしろ来年は交換してたかもしれませんね、と。



そう、能登の洗濯支援でかなり走っていたのでタイヤが一年ですり減ってたんです。

ある意味寿命が近かったとも言える。

まあ、運の悪さ含め、諦めるしかありません。


日曜も車使うし、早急に直さないといけない。


スタッドレスに履き替えてしまうという手もありますが、スタッドレスは今群馬の倉庫にある。

ここからこの状態では群馬まで走れません。


仕方ないので後輪2本だけ買い換えることにしました。

一本だけ買い換えるわけにはいかないんですよね。

すり減り方が違うので。



ディーラーで見積もりを取ってもらうと相当高い。

で社員さんが言うんですよね。

コストコの方が安いですよね、って。


という事で、空気を足してもらってそのまま一路コストコ多摩境店に向かいました。



コストコに着くとタイヤセンターはすごく混んでます。

タイヤの履き替えが始まっているんでしょうね。


少し待って店員さんがやって来てくれまして、事情を説明すると、同じタイヤの在庫を調べてくれます。


すると、タイヤの在庫がない。


違うメーカーのものならある、と言うので一瞬迷いましたが、すぐさま違う提案をしてくれました。


座間店にならあるかもしれないので問い合わせしてみます、と。

しばし待っていると、座間店には在庫があり、今から来てくれるなら交換できます、とのこと。


空いてれば30分くらい、混んでても1時間もあれば着きます。

タイヤにまた空気を足してもらい、座間店に向かうことにしました。


お昼過ぎには帰れるはずの配達でしたが、パンクに気付いてからトヨタに行き、コストコに行き、そしてまたもう一つのコストコに行く。

これはもう仕事はできないな、と諦めることに。

慌てても仕方ありませんからね。



やはり道中は少し混んでいて1時間かけて座間店に到着。



事前に話は通っていたので、すぐさまタイヤ交換をしてくれました。


タイヤ代、なんとトヨタの半額くらい。

在庫あってよかった。



時間は夕方6時半くらい。

この時間帯はかなり道路も混みます。

急がず慌てず、のんびりとお店へ。

帰ったのは8時過ぎでした。


パンクの原因ですが、トヨタでは最初イタズラか?と思ったそうです。

と言うのも、変な角度で釘が刺さっていたから。

この状況で刺さる可能性があるとすると、柔らかい土の上を走ったとかと言います。


あ、能登だ。


柔らかい土というか、水害の影響でぬかるんだドロドロの道路が何箇所もあり、そこを通っているんです。


解体作業が増えるとあちこちに釘などが落ちていてパンクも増えていると聞いていました。


でも、能登でパンクしたなら帰って来れるか?

あそこから500キロは走っているんだけど、と思っていたら、一緒に行った仲間から写真が。

現地で撮った僕の車の写真を拡大すると、釘が刺さっているのが見える。


能登でやったんですね、やっぱり。



パンクしたと言っても、一気に空気が抜けるわけではないので帰って来れたんでしょう。

でも、危なかったのは間違いないです。

高速運転しているとタイヤが熱を持つので破裂する可能性もあった、と。


ある意味ついてましたね。

まだゴムは劣化していなかったからもったんでしょうか。



パンクは気をつけようがないからなあ。

まだこれからも能登に洗濯支援に入りますからね。

パンクしないことを祈るばかり。



とりあえず、タイヤは交換しました。

これでまた走ることができます。

よかった、よかった。









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パンクした。

配達でお客さんの所から車に戻った時に、後輪から何か出っ張っているなあと気づきました。


小石かな?と見てみたら釘。


パンクしてるんですよね。

まだ、空気は抜けてないのでもう少し走れそう。

ディーラーも近いのでそのまま釘を抜かずにディーラーまでやって来ました。



駐車場に入るとスタッフが駆けつけて来てくれて、名前を呼ばれます。


なんで分かったの?と聞くと、入って来たらナンバーから顧客情報取り、スタッフに連絡が行くらしい。



いやー、驚きましたねえ。

とりあえず、明日も車を使うので、直してもらいましょう。

まあねえ、とにかくいろんなところを走ってますからねえ。

まさか能登でやったわけじゃないよなあ。

スペアタイヤ、積んでおこうかな?








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洗車、終了。

水曜日の能登入りは僕の車で行ったんですね。

で、今回は最奥の方、しかも道路が一時寸断されて入れなかった地域まで行ったんです。


珠洲市大谷地区。



珠洲市の中心部から峠を越えて入るんですが、水害の影響で道路か酷く、また海沿いに出ても道路状況が良くありません。


所々、大きな水たまりがあったり。

で、僕の車は真っ黒になったんですね。


名誉の汚れ。(笑)



木曜日に帰ってきて、配達の後に洗車しようと思ってたんですが、体力がもたず。

一刻も早く軽くご飯食べて仮眠を取らないと死んでしまう、と洗車をしなかったんです。


で、今日。


たっぷりと寝て、今日はいける!と思ったので配達の帰りに洗車をしてきました。



いつものコースよりも念入りにそして細部まで。



きれいになりましたねえ。

洗ったらきれいになる、当たり前のことなんですが、洗う前にはその希望が持てない時があります。


きれいになるのかな?

だめなんじゃないかな?


そんな風に考えて洗うのが億劫になることってありません?

僕はたまにあります。(笑)


でも、洗えばきれいになるんですよ。



スッキリしたので買い物して帰ります。

一度出かけたらタダでは帰りません。(笑)









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無事、帰ってきました。

おはようございます。

なんとか無事に能登から帰ってきました。


今回の能登入りは、洗濯支援の調整とどのようなニーズがあるのか?の調査でした。



洗濯支援、刻々と変化する被災地では常に求められるものが変わってきます。

断水の危機も今はそれほどではなくなってきたと言ってましたし。

ただ、油断もできない状況のようです。


素早く支援活動をしたいんですが、洗濯物を集めると言うのは中々理解されづらいんですね。

僕らクリーニング屋からしたらとてもシンプルな話なんですが、一般の人から見ると色々と不安になるらしく、話がついてもそこから進まないと言うことが多々あります。

今回も、洗濯支援をやる、と話はついたんですがそこから集積所の問題で話が頓挫し、電話では連絡がつかなくなったので現地に入って直に話をしてきたと言う次第なんですね。


普段からクリーニング屋さんって不思議に思われることが多いんですよ。

どうやってこの服を管理しているの?とかよく聞かれますから。

人のものを預かるってやはり不安なんだなあって思います。


今回も被災地をぐるりと回ってきていますが、多分世の中の人の被災地のイメージとはかけ離れているんじゃないかなあと思いますね。


すでに生活は普通に戻りつつある中、少し横を見れば倒壊した家屋があったり。

お店も営業しているけど早く閉まったり。

飲み屋さんもやってるし、パチンコ屋さんもある。

道路はでこぼこですけどね。


どんな状況でも人は生活していくんだよなあと、思います。

人間って本当に強い。


でも、その中で気づかないうちに我慢していたり、不便になってたりするところを少し手伝っているのがうちらの洗濯支援です。


洗濯できるようになっても、今のおしゃれな服は洗濯では洗えません。

仮に洗えたとしても、別に自分がやらなくてもいいじゃない?

僕らに任せてもらって、空いた時間で体休めたり、片付けしたり、日常に戻るための準備をしたり。

そんな時間に当ててもらえたらなあと思います。


相変わらずの朝帰り。

そして、ものすごく眠いですが、今日もいつも通りの仕事を。

終わったら爆睡するんだ。(笑)








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能登に入ります!

おはようございます。

ただいま、能登に向かって雨の中ひたすら走っています。



日付が変わる頃にうちをでまして、伊那で合流。

そこから下道をひたすら走って富山に入りました。

ここから今日は奥能登の珠洲市にはいります。



洗濯支援行ってきます!


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東京グレートレース。

みなさん、知ってました?

東京グレートレースと言うものがあることを。



この連休中に東京を48時間でぐるりと一周するレースが開催されていたんです。

車とかじゃないですよ?

走るんです。

総走行距離250キロらしい。



誰だ、こんなおかしな企画を立てたやつは?と思いながらもう興味津々です。

東京をぐるりと一周してるので多分うちの方は通らず町田や稲城の方を走っているのかもしれません。


走る体力も気力もありませんが、このレースは見たかったなあ。



うちの娘ならもしかしたら走りたい!と言うかもしれない。

こう言う少し変わったやつはこれからもやってほしいなあと思います。


参加者の皆さん、運営の皆さん、お疲れ様でした。

来年は見てみたいなあ。










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新品の服を洗う?

洗濯研究家の方、どうしちゃったんですかねえ?

何やら新品の服も汚れているから、洗ってから着る習慣をつけましょう、とかYahooで書いている。



洗濯やクリーニングの話を書き始めるとネタに行き詰まるのは僕も良く知っています。

何せ、この業界でおそらく一番長く書いてますからね。

友達も書いていますが、あまりにネタがなくて雪の降った日にわざわざ公園に寄って当時流行っていた冬のソナタの雪だるまを真似して書くくらい、ネタには困ります。(笑) 


でも、だからと言ってなんでも書いていいわけではありません。



確かに新品の服っていうのは汚れている事があります。

自分で取って会計に持ち込むようなお店だと、いろんな人が触るので汚れている、と思う人もいるかもしれません。

でも実際は、人の手よりも倉庫を行き来したり陳列している間に埃などで汚れたりします。

で、多くの場合は、汚れが目立つとお店の方でクリーニングしてからまた販売したりします。


で、本当に稀に、汚れているからとセールで販売をするお店もあったり。



さて、洗濯研究家の方の記事で気になったのが薬品がついている、というくだり。

薬品って物凄くアバウトに書いているのがとてもイヤですね。

薬品と漠然と書かれると不安になるじゃないですか?

どんな薬品がついてる可能性があって、それがどう影響があるのか?ちゃんと書かないと闇雲に不安を煽るだけになってしまいます。

ホルムアルデヒドの話を書いていますが、ホルムアルデヒドが付着していたら匂いというか刺激が鼻にします。

分かるんですよね。

普通に服を買う分にはそんな事はありません。


例えば海外から取り寄せたりすると、梱包の接着剤とかに入ってて刺激がある事はあります。



また、安易に新品の服を洗濯するように書いていますが、新品の服を水で洗うのはあまりお勧めしません。

なぜなら、水につけてしまうと風合いが変わるから。


たとえ手洗いをしようが優しく洗おうが、漬け込みだけしようが、水につけたら風合いは変化します。

着用中の汚れと違い展示中や保管中の汚れはそこまでガッツリとついていません。

なら、もし洗うとしたらドライクリーニングの方が向いています。


なぜなら、風合いが変化しないで綺麗に出来るから。

つまり、新品の状態のまま汚れを落とせるんです。


洗濯研究家だから洗濯の話を書いているのだとしたら本末転倒です。


洗濯をしたいのではなく、服を綺麗にしてまた着るのが目的なんですよね。

洗濯が目的ではないんです。



この洗濯研究家の方、どうやらクリーニング師の資格を持っているようなんですが、あまりにも僕らとの知識の違いに少し驚いています。

せっかく、Yahooに載るような記事を書いているんだから、もう少しちゃんとしようよ、と思うんですよねえ。


ちなみに、新品の服を洗う時に色が出る、というような話を書いていますが、もし洗濯で色が出るのだとしたらその服は欠陥品です。

たとえ洗濯表示に色落ちする可能性がある、と書かれていたとしても欠陥品です。


ここ、勘違いしているクリーニング屋さんがたまにいるので注意が必要。


服は洗えるように作られないといけないんです。

それは色が出てしまうのもダメなんですよ。

だって洗って色が出たら洗えないじゃないですか?

それなのに、洗濯絵表示はでは洗えると表示をつけるっておかしいでしょ?


洗濯できるマークがついていて、色落ちの話が書いてあったらまず間違いなくその表示の付け方がおかしい。


色落ちはするもの、それに対処するのがいい洗濯、とか考えているなら大間違いです。



色落ちはしちゃいけません。

それに合わせた洗濯をするものでもありません。

本来ならメーカーに欠陥品だとクレームがいくものを洗濯やクリーニングで対処しちゃいけないんです。

みなさん、ここを間違えている。


ここはアパレルの製造責任です。

服の考え方がみんなおかしくなっている。

消費者が損をする必要はないのにねえ。










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東京都府中市住吉町2-17-13

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至るところで渋滞だ。

ようやく晴れましたね。

雨が降るとものすごい土砂降りですから困りものです。



猫がですね、怒ってるんですよ。



たぶん、いつも食べているご飯がないからだと思います。

僕がいつも使っている毛布の上に陣取って使わせないぞ!と言うオーラを感じます。


と言う事で、見たいものもあったので出かけて来ました。



いやー、今日はどこに行っても混んでいる。

走り出してからすぐ渋滞、飲食店の近くにくると渋滞、やっとホームセンターに着いたら駐車場で大渋滞。(笑)


さっさと猫のご飯買って逃げて来ましたけど、今日は各地でイベントもやってるし大変だな、みんな。

コストコの周辺もすごい混んでましたしね。


三連休ですからね。

色々とやる事、楽しい事があるんでしょう。


家に帰って来て、猫に餌を見せたらさっきまで怒ってた猫が目をまんまるくして近寄って来ました。(笑)

こいつもゲンキンだなあ。(笑)








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必要だからやるんです。

ここで、お抱えのクリーニング屋さんを作りましょう、と以前から投げかけていました。

その理由はいろいろあります。



例えば融通をきかせてもらえたり。

いろいろ教えてもらったり。

とにかくクリーニング屋さんと懇意にしているといいことが多いんですね。


先日うちでこんな事がありました。




お客さんからの問い合わせで、うちで預かっているドレスが欲しい、と。

そこでドレスを用意して、この時間に届けてください、という時間にお届けしに行ったんです。


ところが。


ボレロは?とお客さん。

どうやらドレスとセットでボレロも欲しかったようです。

聞くと、結婚式で使うので今日の夕方までに欲しい、と。


そこで一度お店に戻り、ボレロを積んで再度お届けして来たんですね。



これ、一見当たり前に見えますが、お店によっては対応しないと思うんですよね。

他の配達もあるだろうし、事務的に対応するクリーニング屋さんならドレスと一緒にボレロも必要と何故言ってくれなかったんですか?くらいのことを言うかもしれません。


でもうちはお客さんが必要としているんだから、対応します。

当然、ボレロの方は時間が限られているので他よりこちらを最優先。

そして、当然のことながら戻ってまたお届けにあがってもクリーニング代は変わりません。

今のガソリン代を考えると赤字ですね。

片道30分のお客さんですから。


でも、日頃から利用していただいているし、お客さんが必要だ、困っている、というんだからやる。


お抱えのクリーニング屋さんを持ちましょう、と言う理由の一つがここにあります。



お抱えのクリーニング屋さんって、クリーニング屋さんから見たらうちのお客さんって意味なんですよね。

うちのお客さんだから、困らせるわけにはいかないんです。

だから赤字でもやるんですよ。


こんな事は稀ですが、でもお抱えのクリーニング屋さんを持っていて損はないと思います。

ぜひ、日頃から利用する、お近くの良いクリーニング屋さんをお抱えにしましょう。


服のお手入れの安心度が変わりますよ。








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泥棒はダメ!

クリーニング屋さんに泥棒が入ったニュースを見ました。


セーラー服を盗んだらしい。



もうね、本当に勘弁して欲しいんです。

クリーニング屋さんのトラブルの中で紛失なんて一番やっちゃいけないことじゃないですか?

管理をきちんとできてないって事ですから。

クリーニングの難しさってね、例えば紛失したときち、お金で弁償すればいいわけではないって事なんですよね。


人によっては思い入れのある服だったりすると、服の代金や代わりの服ではお返しできないものもあるわけです。

だから、クリーニング屋さんはかなり気を使いながら管理をしている。



泥棒に入られて、もし制服だけなくなってたら、盗まれたのか紛失なのかわからない。

防犯カメラとかあって分かったんですかね?

そんな証拠でもなければ、盗まれたかも?と思えないかもしれない。



本当にやめて欲しい。


そして、その泥棒が言った言葉。


盗んでいる時間がない、と。

だからってクリーニング屋さんに入っちゃダメ!

絶対ダメ!









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