綿は案外厄介ですよ?
洗濯に関する誤解ってたくさんあるんですが、その中で最近気になるなあって思った事があります。
それは、綿だから洗える、と言う話。
素材が綿だから洗濯機で洗える、と言う話なんですがなぜ消費者は綿なら平気と思えるんですかね?
綿って結構厄介な素材です。
真っ白ならまだいいですが、色がついていると途端に難易度が上がる素材です。
なので、綿だから洗濯機で洗える、と言うのはクリーニング 屋さんからするとそんな簡単な話ではない、と言うことになるんです。
一体綿の何が難しいのか?
綿の難しさは、毛羽立ちなんです。
着用で擦れたり、洗いで擦れたりした時に表面がささくれ立って毛羽が立ちやすいんです。
で、毛羽が立つとどうなるか?と言うと白っぽく見えるようになります。
シミがついたりした時にそこを擦って、擦ったところだけ白っぽくなった経験、あると思います。
あれが毛羽がたった状態。
色物、特に濃紺や黒になると顕著に出るので、綿製品で濃色系の色がついていると難しくなるんです。
ここを無視して洗っているとどうなるか?
濃いところから色が褪せていきます。
なんとなく薄くなったなあ、から白っぽく見えるなあ、となりヨレヨレになったなあって感じ始めます。
そして、この服、もう寿命だな、と決めつけられてしまう。
本当はまだ着られるのにね。
洗濯できるかどうか?は素材だけでは決まりません。
素材も大事な情報の一つですが、それに色がついていたり、装飾品がついていたり、加工されていたり、といろんな条件が加わるので、素材だけでは洗えるかどうかの判断はつかないんです。
そして、消費者に決定的に欠けているのは、どう扱ったらおかしくなるのか?と言う知識だと思います。
洗い方や扱い方って、裏を返すと間違ったやり方をしたら服が傷みますよ、ということ。
だから傷まないようにやるやり方が、その服の洗い方ということになります。
汚れを落とすことばかり見ていると服を傷めていることに気づけなくなってしまうんですよね。
汚れは服を傷めずに洗えたら落とす事ができるようになります。
逆に、汚れを落とすために服を傷めたらきれいになったとて、服は着られません。
だから、服を傷めないで洗う、これが大事になってくるんです。
服のお手入れについて、簡単に学んだ方がいいと思います。
正しい情報を発信しているのはクリーニング屋さんだけです。
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