クリーニング屋が勉強をすると?
あれだけ長かった暑さなのに、寒くなり始めると一気に冷え込むのが不思議なところ。
12月が見えてきてやはり冬は来るんだなあと感じてきますね。
この数年を振り返ってみると、冬になっても汗の汚れが多くなっていることに気づきます。
本来なら寒いので汗の汚れは極端に減るはずなのですが、汗の汚れがかなりつく理由は、いろんなところで暖房が入っているから。
外に出れば寒いですが、どこかの建物に入る、電車に乗る、バスに乗る、それだけで暖かい環境に一気に変わるんですね。
てわも、服装は外と同じわけですから汗もかきます。
また、昔と大きく変わったな、というのは昔は学生だけでしたが今はビジネスマンからお年寄りまでバックを背中に背負っている人がかなりいます。
リュックですよね、いわゆる。
あれのせいで背中に汗の汚れが多いんですよ。
しかも、オーバー、コート類、カシミヤなど暖かい服の背中に汗のワジみが大きく出来ていることが多くなってきています。
汚れって生活の中でつくから、生活の環境が変わると汚れのつき方も変わるんですよねえ。
クリーニング屋は、こういう変化を感じつつ、なぜここが汚れている?どんな状況で汚れている?という事を想像しながらキレイにしていきます。
さらに、どのくらい着ている?
何着を着まわしている?まで想像したりします。
これを繰り返していると、見ると大体わかるようになるんですけどね。
僕らの仲間内では、クリーニングは頭脳労働だ、と言っていますが、本当にそこで。
洗うとか仕上げるとか、そこを適切に行うために、服のこと、汚れのことを的確に判断する必要があるんです。
だから、配達に出たり、どこかに出掛けたりしているのも全てクリーニングに繋がります。
だって、そこに人の生活があるから。
たくさんの人を見ることで、情報が蓄積されそれが仕事にフィードバックされていく。
うちの母は昔、うちに来ていた職人さんたちに休みの日はデパートに行って服を見てこい!とよく言っていました。
それも大事。
いかに周りを観察するか?
良いクリーニングをしようとすると、学ぶことがたくさんあります。
これからは生活も多様化していくからさらに学ぶことが増えていくと思いますねえ。
クリーニング屋さん、大変だな。
20年後とか、日本にどこかの民族衣装が流行り出したりしてね。
したらそれにも合わせなきゃいけないから。
まあ、常に勉強ってことです。
で、クリーニング屋さんが洗えるものが増えれば増えるほど、環境にやさしくなっていきます。
服の廃棄が減りますからね。
東京都府中市住吉町2-17-13
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00~夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
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