能登半島は復興してない?
昨日に引き続き、バッテリーの上がった車で走って来ました。
やはりというか、一度上がったバッテリーですから、エンジンの掛かりが良くない。
僕が普段使っている車でないので、なるべく乗るようにしないとまた上がってしまう、という訳で往復2時間くらいかかるところまで流浪の旅に出て来ました。
道中、ラジオを聴いてたんです。
すると、能登の災害の話になりまして。
その話を聞いて、現地に入っている僕としては違和感しかないんですよね。
なんで、みんな、能登の復興が遅すぎる!何をしているんだ!
と思うんでしょうか?
今までの災害に比べて遅すぎる!
万博などにお金を使わないでもっと能登に使うべきだ!
たくさんの業者を派遣すれば早く復興する!
自衛隊を派遣しないのはなぜだ!
まあ、色々言ってるんですが、お気持ちで話しているというのがなぜわからないのか?不思議でなりません。
自分の周りで情報がないってだけなんです。
テレビでも能登のニュースはやっているし、ネットでも十分調べられます。
でも、わざわざ調べて見ることをしてないから普段目にしなくなってるだけなんです。
なのに、忘れられてるとか、わざと報道しないとか、周りのせいにしだす訳で。
で、こんな話をラジオという公共のツールで話してしまうくらい、何も知らないんだなあと思うんですよね。
そろそろね、こういう考え方はやめたほうがいいと思うんですよ。
行政や政治家などが何もやってない、という妄想で批判をするのは良くないです。
確かにチェックをするのは大事なんですが、ちゃんと調べもしないで想像で上は何もやってない、というのは、あまりにもひどすぎません?
まるで昭和の頃のような話です。
今はもう令和ですよ。
各々調べようと思ったら調べることができるんです。
その上で、自分の考えを発信していったらいいんじゃないでしょうか?
能登、すごい勢いで復旧してるんですよ。
去年の1月に能登半島に入って行って、どれだけ道路がひどかったか。
片側が完全に落ちていて、山そのものが崩れているような道路を、直しちゃうんですよ?
それがいかに大変なことか。
お金を投入して業者を入れればいい!なんて簡単に話す人はよく考えてみてください。
みんな、自分の会社の仕事をそもそも抱えているんです。
日本中の土木関係、建築関係の業者が全部能登に行ったらどうなるか?
今度は各地で工事ができなくなるんです。
みなさん、なんとか都合つけながら、能登に入って工事をしてくれています。
思うんですよね、では能登以外の人たちはどうすればいいんだろうか、と。
ボランティアに行ける人は行っていいと思います。
まだまだ土砂を片付けるのに人が必要ですし。
観光に行ってもいいと思います。
現地では普通に生活が始まっていて、仕事もみんなしています。
観光も大事な収入源です。
能登半島産の何かを購入してもいいと思います。
能登半島にある企業が仕事をし始めていろんな商品が出回っています。
それを購入することも支援の一つです。
そして、これも大事な支援につながります。
みんな、日常を頑張ること。
普通に働いて、普通に稼いで。
他の地域の人が普通に生活できるから、募金をしたりもできる訳で。
他の地域までおかしくなったら能登半島への支援を考えられなくなってしまう訳です。
まだまだ先は長いんです。
そんなに慌てないで、少しずつでも復旧、復興したことに喜びを感じていけたらいいのではないかな、と思います。
批判をしている人たちも、危機感を感じてのことだと思いますけどね。
でも、その批判は、誰も幸せにしないし、頑張っている人たちを疲弊させている、ということにも気づいたほうがいいのかな、と。
応援したいのなら一緒に喜びましょう。
それが一番だと思います。
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