クリーニング屋さんの値上げの理由。
YouTubeに動画が上がっていまして。
クリーニング代が高騰している理由を説明している動画なんです。
どんな理由を話すんだろう?と気になったので見てみました。
ええ、半分間違ってる。(笑)
半分はまあ、当たりかな。
かいつまんで説明すると、原油高のニュースが出るとクリーニング屋が必ず出るが、最近の原油価格はそんなにあがってないからクリーニング代に反映されているのは少しおかしい、と。
補助金が打ち切られたから、というのもそもそもクリーニングに使われているものに補助金の影響がないから関係ない、と。
では何が値上げをさせている原因か、というと人件費だと言います。
まあ、確かにそうなんですけどね、人件費、上がってるのでサービス業であるクリーニング屋からすると大問題。
しかし、それだけでは説明がつかないはずなんですよね。
個人店も値上げしているぞ、と。
そこは別にパートやアルバイトを雇ってないけど、と。
一見もっともそうな話をしていますが、外から見た話なので少しずれちゃうんですよね。
今、クリーニング代が値上がりをしている原因は、確かに人件費も一部あります。
しかし他にも資材の高騰もあります。
微々たるものだと言ってますが、それは今の瞬間だけ見たらの話。
この数年、ずっと資材が値上がりしていましたが、企業努力で価格に反映させて来てなかったんです。
たまに上がったことはありますが、あれもコストが上がるたびに上げていたのではなく、我慢できなくなってから上げてるだけ。
なので、基本的にこの数年は利益率が悪くなって大変だったんですよね。
なので、何かを削らないといけないから、人件費を削ったり、仕事をまとめてやって燃料代を抑えたりと工夫をしていました。
2人で受付をしていたのを1人にしたりとか。
ここをみると人件費が高騰したからと見えますが、他の影響から人件費が押し出された形になります。
そして、もう一つ、値上げに影響を与えたものがあります。
それは需要源。
つまり、クリーニングの量が減ったからなんですよね。
これも何年も前から減って来ていましたが、コロナによって激減をしました。
地方で3割、東京で5割の売り上げダウンというところもあったくらい。
リモートワークが増え、カジュアル化が促進し、クリーニングの量が減っていったんですよね。
でも、基本的なコストは変わらないまま。
家賃や機械のリース代などは売り上げとは関係なく出ていきます。
そこに資材の値上げなどが重なったので、純粋に利益を確保するために値上げをするしかない、というのが今のクリーニング代の値上げの真相です。
もし、クリーニングの量が減っていなかったら。
そうしたら値上げをしていなかったかもしれません。
コストが上がった分を吸収しようと努力したでしょうからね。
それこそ、店主さんが寝ないで働けばいいんです、最後は1人でやればいいんです、世の中はブラック企業を排除しようとしていますが、クリーニング屋は超絶ブラックになって働けば資材の高騰、燃料代の高騰もなんとかなります。
まあ、そうして、クリーニング屋さんが黙って頑張って来たものが、いよいよ頑張れなくなってしまったので値上げに踏み切った、という話なんですよ。
で、動画の最後の方は、値上げに対して消費者がどうしたらいいか?話してるんですが、回数を減らせ、と。
それしたらもっと上がりますからね。
値上げの根本がわかってないから的外れの対応策を話していますけど。
今よりさらに利用率が下がればもっと値上がりしていきます。
ダメですよ、そんなこと煽っちゃ。
ただね、そもそもクリーニングの利用の仕方や洗濯の回数など今おかしいのでそこを見直すのは賛成です。
正しく洗濯をして、いいクリーニング屋さんに出会えれば、服は傷みにくくなるし、気持ちよく着られるし、周りから見ても不快をまき散らすこともありません。
ここを見直すきっかけになるならいいのかな、と思います。
今、いろんなものが値上げしていますからね。
みなさん過敏になってますが、これもそのうち落ち着くはず。
給料が上がって物価の値上がりと均衡が取れるまでの我慢かなあと思います。
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