界面活性剤とは。
洗濯の話をする時に、洗剤の話を避けては通れません。
一応、高校で勉強しているはずなんですが、ほとんどの人が覚えていない。
洗剤の主成分、界面活性剤とはどういうものか?
知らない人が多いんです。
僕らは洗濯講座をしていて、界面活性剤とはどう言うものか?どんな動き方をしているのか?説明します。
これを知っているか?知らないかでは洗濯の質が大きく変わってくるからです。
一応簡単に説明しておきますと、洗剤の主成分の界面活性剤とは、物質と物質の境界面に付く性質があって、お互いを馴染ませる性質があります。
これによって、溶け合わない水と油を混ぜたり、汚れを水に溶かしたりして、洗濯では汚れを落とす効果を出しています。
今日、配達先で洗剤の話になったんですよね。
するとお客さんが突然言い出したんです。
親水基と疎水基でしたっけ、と。
そう。この二つの言葉は界面活性剤を語る時にとても大事な言葉。
界面活性剤は、両端に相反する性質のものを持っているんです。
片方が水に馴染みやすい性質のもの、これを親水基とよびます。
もう片方は水を嫌う性質のもの、これを疎水基と言います。
相反する性質のものを持っているから、違うものを馴染ませる効果が出てくるんですね。
クリーニング屋さん以外でこの言葉を使う人はあまりいません。
僕らは普通に会話の中で使うし、この概念がないと洗う時に困るんです。
聞くと学生の頃に石鹸を作った時に習ったとか。
覚えているもんだなあとお話ししてました。
そこから汚れの落ちる時間の話になって。
洗濯は汚れの落ちる時間というものがあって、適切な時間洗浄しないと汚れが落ちないんです。
今汚れが落ちないといってる人のほとんどは落ちる時間洗ってないという現実があります。
するとこうおっしゃるんですよね。
分解するまでに時間がかかるのかな?と。
ここまでは習いませんよねえ。
分解ではなく、切り離すまでに時間がかかるんですよ。
汚れと服の間に入り込むんですが、そこから汚れが剥がれるか?というのは力の差で決まってきます。
汚れが服についている力と界面活性剤が水の方に引っ張る力のせめぎ合いで、微妙な差なので時間がかかる。
だから、揉んだり叩いたりして補助しているわけです。
普通の洗剤で漬け込んでも大した効果が出ないのは、こういう理由からなんですよね。
界面活性剤は教えてもらっても、洗濯はやはり違う角度からの勉強なんだよな、とこういう時に思います。
洗剤の専門家もいますが、洗う話になると少しズレたりするんですよね。
やはり、洗う専門家はクリーニング屋なんだよな、と思いますね。
洗濯学って本当に作った方がいいよなあって思います。
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