クリーニング

どこまで洗えるようにするか?

今、クリーニング屋さんや洗濯に興味のある人たちと、洗濯の基本の話をしています。



生活に必須な洗濯なのに、洗濯の仕方を教えてもらったことがない、きちんと学んだことがない、というのがきっかけ。

毎日洗濯しているけど、洗濯物を入れて、洗剤を入れて、ボタンを押しているだけ、何をしているのか?実はよく知らない、と皆さん口を揃えていいます。


小学四年か五年の家庭科の教科書には洗濯のやり方がきちんと載っているんです。

でも、授業でやった記憶のある人はほとんどいないんじゃないですかね。

僕もありません。

授業で取り上げていなかったんじゃないのかな、と思うんですよ。



洗い方の基本的な話をしていると関係する話がたくさん出てきます。



洗濯を考えた時に、考慮するものがいくつもあって、それらを組み合わせて洗濯をしています。


洗剤だけで決まるものではなく、洗浄時間だけで決まるものではなく、服のそばに合わせ、汚れの具合に合わせ、服についてる装飾品にあわせ、それらを考慮して洗剤を選び、洗浄時間を選ぶ。

全てが関係しているのできちんとやろうとすると全てを知らなければ洗えないんですね。



こう書くとものすごく難しいもので、家庭で洗うのは難しいのではないか、と思っちゃうんです。

でも、勉強してみると案外シンプル。

一つ一つは細かいんですけど、問題はグループごとに分かれているので、対処法としてそんなに数があるわけではない。

いくらか簡単にまとめることはできるけど、最初の勉強だけはしなきゃね、と言った感じになります。



洗濯の基本を考え出すといろんな壁にぶち当たるんです。

服を全部洗濯しようとしたら、実は洗えます。

もちろん、洗うだけなら、ですけどね。

若干気になるところも出てくるのは仕方ないのですがそこに目を瞑れば洗える。


洗えるけど覚えることがたくさん、気になることがたくさん出てくるわけです。

じゃあ、もう少し簡素化しようか、となると今度は洗えるアイテムが減ってくる。


どのレベルまで洗濯をしようか?ということにぶち当たるわけですよ。


何にも考えないで、これだけやれば洗えますよ、洗濯できますよ、というレベルに落とし込むと、下着以外洗えなくなります。

でもそうなると困るわけで。

知りたいのは下着の洗濯ではないですからね。


では、他のカジュアルの服も洗いたい、となると注意する所、やることが増える。

それを見極める知識も必要となる。



服の難しさが急に出てくるわけです。


見た目似たようなものでもほんの少しの違いで洗い方は変わります。

そこを知らないと、洗い上がったらおかしくなった、と言うことになりかねないんです。



どこまで自分で洗えるようにするか?ものすごく悩みます。



特に最近はインナーとかにいい素材を使っているものとかもあるので、いくらいい素材といっても毎回クリーニングに出すわけにはいかないですよね?というご意見もあるわけです。


ここまで来ると、買う時に洗える素材にしないからと口から出そうになるのですが、それは一旦置いといて、その服の扱いはどれがいいのか?もう一度見直したりします。


結果、やはりクリーニングをお勧めすることにはなるんですけどね。

インナーだけど、洗うのが難しいいい素材を使っているから仕方ない、と。

そのメンテナンス費用含めた贅沢品なんです、という結論になるんですね。



ようやく洗濯の話の先が見えてきたかな、と思うとまた戻ったり。

いい答えが出せるように、みんなで色々と話し合っています。


どこまで洗えるようにするか、悩ましい問題です。

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洗剤を読む。

洗剤には色んなものがあります。

僕らクリーニング屋さんの使っている洗剤とは少し違います。

僕らクリーニング屋さんの場合、洗剤をいくつか組み合わせて使うことが多いんです。


汚れに合わせて、服に合わせて、ベースとなる洗剤に色々足していきます。


それに比べて、一般の家庭用の洗剤は全て入っているんですね。

ワンショット洗剤と言います。

僕らが色んなものに合わせて足しているものが全てはいっている。

なので、わざわざ足すようなことはほとんどありません。


全部入っているからと言って、全部同じと言う事はなく。

逆に洗剤ごとに入っているもので、何に特化した洗剤か?決まってきます。



色物に特化した洗剤だな、とか、代物に特化した洗剤だな、とか、靴下とか泥汚れに特化した洗剤だな、とか。

足されているものの性質から色んなことが読み取れるんです。


洗剤を読むことが出来ると洗濯の幅はぐんと広がります。

いや、皆さんの洗濯機の周りにある洗剤の量が減ります。(笑)


皆さん、たくさんの洗剤を買っていると思うんですよ。

洗剤で選ぶというよりも、洗剤についているキャッチコピーで洗剤を選んでいると思うんです。

すると、どんどん洗剤が増えていくんですよね。(笑)


もし、洗剤の裏面を読むことができたなら。

この洗剤の量が減っていくようになるわけです。

なぜなら、キャッチコピーに惑わされず、似たようなものは買わなくなるから。


キャッチコピーで選んでいくと、実は似たようなものを買っていることがよくあります。

でもその違いは分からないので、買うしかなくなる。


多少の違いはありますけど、全部揃える必要もないわけですね。



この、洗剤を読む、という能力、皆さん欲しくないですか?

別に薬品名を覚える必要はないと思うんですよね。

洗剤に含まれる成分が、何をしているのか?それを知る事で、洗剤に足されたものからその洗剤の方向性がわかるようになり、洗いたいものに合わせた洗剤選びが出来るようになる。



漂白剤が配合されたり、抗菌剤が配合されたり、柔軟剤配合なんていうのもありますよね。

なんとなくのイメージで買っていた洗剤が、必要な洗剤を選んで買うことが出来る。


今、クリーニング屋さん達で話がまとめられないか?と色々やっています。

そのうち公開できるといいなあって思ってるんですけどね。

わかりやすく、と考えるとこれが難しい。(笑)


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洗濯ビンボーさん。

洗濯王子の中村くんと話していたんですよね。

その時にこんな話になりまして。



服を知らなくて損をしている人がたくさんいるよね、って。



服を長く着ることができる、と思っていなくて扱いが雑だったり。

洗濯がおかしくて服を傷めてしまったり。

その為、毎年服を買わなきゃいけなくなったり。


僕らそういう人たちのことをこう呼んでいるんです。



洗濯ビンボーさんになってる、って。



みなさん、大丈夫ですか?

洗濯ビンボーさんになってませんか?



何年服を着ますか?という質問に、23年で買い換える、という方がいらっしゃいます。

ファストファッションは長持ちしないと思っていたり。


これね、危ないです。

きちんと扱っていれば普通に長く着ることができますからね。


洗濯ビンボーさんになっちゃうととにかく色んなことで損をしまくるんです。



きちんと洗濯できてないので、服から生乾き臭がしちゃったり。

洗っているはずなのに、なんだか服が黒ずんできたり。

ヨレヨレになるのが早くて、どうせダメになるならと本当に欲しい服が買えなかったり。

さらに、服を買い換える回数が増えていくと、お金と時間がなくなっていくんですよね。


服って買う時に選ぶじゃないですか。

さっと買える人でもお店まで行く時間、フィッティングの時間、1時間はかかると思います。

それを毎年やっていると思うと相当ですよ?


きちんと服を知って洗濯を知ると、服が長持ちするわけです。

自分で洗うもの、クリーニングに出すものがわかるようになるし、いい状態で長く着ることができるようになります。


そして、不必要な服を買わなくなるんです。


これ、かなり大きいですよ。

毎年買っている服、本当に必要ですか?

服が長く着られるとわかれば、買う時に選ぶじゃないですか。

長持ちするからと言って服を買わなくなるわけじゃないんです。


不必要な服は買わなくなるけど、必要な服、欲しい服はちゃんと毎年買うんですよね。


ここ、大きな違いだと思います。


毎年、ほぼ入れ替わるような買い物はしないけど、吟味して本当に欲しい、いい服を買うと、その服もまた長く着ることができる。

結果的に、クローゼットに着ない服はどんどん減っていきます。


すでに長く服を着ている方も多くいらっしゃいます。

そういう方々はみんな上手に洗濯をし、上手にクリーニングを使っている。


みなさんも洗濯ビンボーさんにならないように気をつけましょうね。

服は長持ちしない、と思ってる人がいたら、危険なサインです。

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大量生産ではなく、多品種少ロットです。

昔から言われている話で誰も疑いを持ってないんだけど、実は違うよな、って事があります。

こわいもんで、深く考えずに昔から言われていたことをそのまま使っていることはよくあるんです。


でも、時代は変わってる、色々進化してる、と日頃から口にしてる。

でも、その変化を自分で言いながら古い話をそのまま使ってしまうんですよね。

服は大量生産されている。



この話をする人はたくさんいます。

今、サスティナブルとかSDGsとかでアパレルの大量廃棄の話とか問題にされています。

それに呼応するかのように、服は大量生産されているからね、と話す人がいるんです。



これね、間違ってるんですよ。

大量生産はされてないんです。

今は大量生産ではなく、多品種少ロット、これに変わっているんですよね。


何が違うのか?というと、多品種少ロットというのは、いろんな種類の服を少ない数で作っている、と言うこと。

つまり、一つのアイテムの生産数は少ない、だけどその種類が多いので結果的にたくさんの服が作られている、と言う状態なんですよ。


大量生産じゃないの?と思うかもしれません。

結果的にたくさんの量は作っているんですけど、大量生産と多品種少ロットでは意味が全然違うんですよね。



何が違うか?というと、多品種少ロットになると、一点の作る数が少ないのでコストがあまりかけられなくなるんですよね。

例えば、洗濯絵表示をつけるための洗浄テスト。

これなんかなかなか出来なくなります。

洗濯絵表示を付けるためにやる洗浄テスト、結構いい値段するんですね。

ひとつのマークごとにテストをしなければならず、10種類以上のテストをするとそれだけで数万円は掛かってしまいます。


そのコストが大量生産なら11着に分配されるのでたいしたコストにならない。

でも、小ロットになると一着に掛かるコストがものすごく大きくなる。

一着千円とかのコストになる可能性もあるわけですよね。

すると、洗浄テストなんてできない、という事になりかねないわけですよ。



いつからそんなふうに変わったの?と思いますよね?

驚かないでくださいね、すでに25年以上は前から変わってるんです。

それなのにみんな大量生産されてる、と思い込んでたんですよ。



大量生産から多品種少ロットに変わった経緯は、ファストファッションとも関係があります。

その時々の流行に合わせてさっと作る必要があったため、大量生産できなかったんですよね。

それまでは、その年の流行というものが決まっていて、時間をかけてデザインや色を合わせて製品を作っていたんです。

しかし、その決まっている流行が外れる時があるんですよ。

さまざまな理由で他のものが流行ってしまう時がある。

そこに合わせるように、その年にはやってるものをいち早く察知し、3ヶ月くらいで作って売ってしまう。


アパレルの生産の仕方もこんな感じで変化してきたんですね。


たくさんの種類があるから売れ残りができ、それが廃棄につながってるんですよね。



僕らが持っているアパレルへのイメージもアップデートさせる必要がありますね。

サスティナブルやSDGsにみんなが本気で取り組んでいこうとするなら、現状を知る必要がありますから。

対策も自ずと変わってくると思います。

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ジャガーさんがクリーニング屋をやっていたなんて。

千葉のスター、ジャガーさんがジャガー星に帰還したそうで。

ジャガーさんを知ったのは、月曜から夜ふかしという番組でした。


派手ないでたちに独特な歌。

さらに、個人で番組の枠を買い取って自分の番組を何年も続けていたという行動力。


そりゃ、そんな人を見れば誰でも一瞬で虜になるってもんです。

今まで知らなかったことを悔やむくらい。


ジャガー星に帰還した事で、ジャガーさんの地球での功績があちこちで取り上げられ始めました。

地元?では事業家で有名でいろんな事業を成功させている、と。

その中に、なんとクリーニング屋もあるんですよね。


多分、個人店の括りではなくチェーン店だったんでしょうけどね。

それでも、ジャガーさんがクリーニングに関わっていたと思うとなんか嬉しいなあ。


ジャガーさんの人気を表すように、ジャガー星に帰還されてから話題をあちこちで見かけます。

それだけ人気者だったという事ですよね。


そうか、スターだもんな。

当たり前か。

地球にいるうちに生で拝見したかったなあ。

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冬物のクリーニング、今出てますよ。

この2年は春先のクリーニングが少なかったんですね。

コロナ禍と言うこともあり、緊急事態宣言で外出も減り、リモートワークで外出が減り、衣替えの時期も洗うものが減ったんだろうな、と思っていました。



緊急事態宣言が明けてから。

今、冬物のクリーニングのご依頼がちょこちょこあるんです。


洗おうと思ってたけどバタバタして洗いそびれました、と言う方が結構いらっしゃるんですよね。

コロナで環境が変わって、それに合わせているうちに洗いそびれたんでしょうねえ。


リモートで通勤がなくなったとは言え、新しい生活スタイル、仕事のスタイルに慣れていかなきゃいけません。

そりゃ、気持ちがバタバタしただろうなあって思います。



衣替えって神経使うんですよ。

クリーニング屋さんに持っていかなきゃって結構精神的な負担になるし。


簡単に言えば、めんどくさい。(笑)



先日も書きましたけど、クリーニングに出そうと思って玄関に袋に入れたまま放置してる人はかなりいると思います。



まだ暑い日もありますが、週間天気予報で寒くなる予報も出始めて、早く洗わなきゃ、とスイッチが入ったんでしょうね。



一気に寒くなったりしますからね。

早めに出しましょう。

集配もしています。

ご依頼、お待ちしております。

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再汚染してますよ。

僕らクリーニング屋さんはその服が洗われたかどうか?分かるんです。

汚れていても、ものっすごく汚れていても、その前に洗ったことがあるのか?洗ったことがないのか分かる。

そして、それが家庭で洗ったのか、クリーニング屋で洗ったのかもわかります。



久しぶりに来るお客様がいらっしゃいます。

その人たちの服がですね、かなり状態が悪いんですよね。


汚れが落ちてないのではなく、汚れているんです。



変な表現ですよねえ。

でも、これが正しい表現なんです。


先ほども書きましたが、僕らクリーニング屋はその服をどう扱ったのか?分かります。

家で洗ったのか、クリーニング屋さんに出したのか。



家庭でなった物ではないんですよね。

一眼見れば分かります。

理由はいくつかありますが、家庭ではここまで全体的に汚れない。

なぜなら、家庭洗濯機ではここまで汚れを落とせないから。



また変な表現を使いました。

でも、これが正しいんです。



もったいぶらずに書きましょうかね。

この全体的な汚れ、洗って汚されてるんですよね。


再汚染、と言います。


どういうことか、と言うと、クリーニングをした時、一度汚れが落ちるんですがそれが服に戻る現象のことを言います。


先程の変な表現と合わせていきましょう。


家庭では汚れを落とせないので、再汚染をしたとしてもここまで酷くはならない。

クリーニング屋で一度落としているものが再汚染をしている。



つまり、こう言うこと。



皆さんいろんな事情があるので、どこのクリーニング屋さんを使ってもいいんです。

でも、この状態にして返されたら、そのクリーニング屋さんには一言言ってもいいと思うんですよね。


洗い方が悪いんですよ、これは。

なぜそう言うのか、と言うと、ワイシャツだから。

再汚染の話をすると、クリーニング屋さんはドライクリーニングでしょ?と言うんですが、水洗いでも再汚染を起こすんです。

で、これは完全に洗い方の問題。


多少の問題ならしかたないのかな、と思わなくもないですけど、かなりひどい状況になっちゃっている服が多いんですよね。



お客さんはこれをどう思っていたんだろうか?と思うんですよ。



綺麗になってたと思ってるのか、汚れていることに気づいてないのか。

はたまた、こう言うものだとあきらめているのか。



直せるものは直しますけどね。

中にはこれは無理でしょ!と言うものまであります。

また、元のクリーニング屋さんの責任を考えると、直していいのかなあ、と言う思いもあります。


なんかねえ、ここ急に増えているんですよねえ。

再汚染した服が。



白は薄汚いし、色物はくすんでいるし。

これは良くないですよねえ。

クリーニング屋さんは選ばないとダメですよ。

ここ最近、本当にそう思います。

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天気予報とにらめっこ。

10月なのにこの暑さは何?と言う話をいろんなところで聞きます。

おかしいよ!と言うんですよね、皆さん。

僕もそう思っていたんですよね。



Facebookに過去の投稿を教えてくれる機能があります。

朝起きて、Facebookを見てみると過去の映像が。

すると、こんなことを書いてるんですよね。



10月なのにこの気温。

暑いですよねえ。

最近おかしいと思いませんか?



って。わらい

これ、4年前の投稿です。

つまり、4年前の今日も暑かった、という事。

だから、今暑いのって割と普通のことなんじゃないか、と思うんですよ。



日本は四季があって、その中で細かい季節の移り変わりに対応したイベントとかあります。

衣替えなんてまさにそのひとつ。


その衣替えも、実は昔と今では時期がズレているんだけど、みんなそこに気づいてないんよね。


暦で季節を決めている人もいますし、なんとなくのイメージで決めている人もいる。

でも、それらはもう現実と合わなくなっているように思うんですよね。



例えば、夏の暑さはもう昔の日本と全然違います。



昔の暑さでもスーツを着るのは大変だったと思いますが、今の日本の夏の暑さはスーツを着るのはような気温ではないと思うんですよね。

たとえオフィスにエアコンが入っていたとしても。

通勤の電車に冷房が効いていたとしても。


それこそ、アロハやかりゆしが正装になっててもおかしくないくらいの気温だと思うんですよね。


いや、それもおかしい。

沖縄よりも東京の方が暑いんだもん。

今の東京に合わせた服を作らないとみんなおかしくなっちゃうと思うんですよね。



暑さの時期もズレてるし、暑さそのものも変わったし。



みんな、その変化を素直に認めた方がいいと思うんですよね。

認めたら変わるんですよ、対応が。

適切な衣替えの時期になるわけですよね。

10月なのにこんなに暑い、とも思わない。

もう少し暑い日があるな、と思えば、いつ衣替えしようか、いつ夏物をしまおうか、考えはず。


クリーニングって季節商売なので、微妙なこの時期は常に天気予報を見ています。

今日の天気はもちろん、週間の天気、3か月予測など常にちぇっくしていますよ。


冬物を預かっていますからね、暑い時には持ってこないで欲しいし、寒くなる前に欲しいだろうし。

じーっと天気予報とにらめっこです。(笑)

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アパレルの人がお手本にならなきゃ。

最近思うことがあるんですよね。



アパレルの人って1番服がもつか知らないのかもしれないって。




製造しているのがアパレル。

販売しているのがアパレル。

だから、その服のことを1番知っているのがアパレルだと思います。


ところが、です。


アパレルの方やアパレルで働いていた、と言う方とお話をするとずれを感じることがあるんです。

しかも、ほぼ全員と。


そのズレはかなり深刻で、僕らと真逆の話をしているような感じなんですよね。



服は何年着ることができるか?




とあるアンケートでこんな質問があったんですよね。

すると、アパレルの販売員の方たち、ほぼ皆さんが2年から3年と答えているんです。


もちろんファッションで考えると、流行があるのでその時合わなくなって着れなくなるものもあります。


ところが、このアンケートの中にはなぜそう思ったのか?と言う質問もあって、そこには服が傷むから、と書いているんですよね。



服が傷む?

23年で?


もしそれが本当ならその服が不良品か、洗い方が悪いか、のどちらかです。

ファストファッションの服でさえ、きちんと洗っていれば23年でダメになることはありません。


アパレルの人たちってメンテナンスに疎すぎるんです。

服を扱い、服が大好きな人たちなはずなのに、その服のメンテナンスについてはきちんとした知識がない。

おかしいんですよねえ、世の中で一番綺麗に着たい人たちだと思うんですけどね。



また、こんな話も聞いたことがあります。



自宅で洗うと二年は着れるけどクリーニングに出すと一年でダメになるんだよね、って。



一体どんなクリーニング屋さんを使ってるんでしょう?

アパレルの人たちだからこそ、クリーニングに厳しい目を持って、えらんでもらいたい。

なのに、そんな話をしているのを聞いちゃうと、アパレルの人たちが1番何も知らないんじゃね?と思えてきちゃいます。


ファッション大好きな人たちなので、ファッションに対してはすごい芯がある。

なのに、その服のメンテナンスに関してはあまり意識がない。

ともすれば、誤解した知識をお客さんに伝えちゃってる人もいる。



ファッションに洗濯やクリーニングってとても重要だと思うんですけどね?

なぜなら、洗っておかしくなった服を着たくないじゃないですか。

買った時のデザインをまた着たいと思えば、洗濯やクリーニングってとても大事になる。


洗うたびにへたってくる服を着たいわけじゃないと思うんですよね。

最後までいい状態で着たい人達のはずなのに、意識低すぎない?って思うの言い過ぎですかね?



なぜこんなに言うのかと言うと、お客さんはアパレルの人たちの着方やお手入れをお手本にしてるんですよ。


ファッションに詳しい人達だから、作っている人達だから、だからその服に関して1番詳しいと思っている。

その人たちのやっていることを真似するのが1番だと思っているわけですよね。



責任重大ですよ?


服が好き、ファッションが好きなら、お手入れに関してきちんと学びましょう。

クリーニング屋さんは選びましょう。


アパレルの人たちが綺麗に着こなすのをみたら、みんな憧れますから。

これ、大事だと思いますよ。

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服の青山がスーツの保管サービスを。

スーツの青山が面白いサービスを始めたようです。



スーツの保管サービス クリーニング付き。



服の保管の需要って結構あるんです。

クリーニング屋さんも似たようなサービスをしています。



純粋な保管サービスをしていたり、ゆっくり仕上げと言って預かって洗っておいて3ヶ月後に仕上げるサービスをしていたり。

また、春に服を預かって黙って秋までお預かりしてくれるクリーニング屋さんもあります。



有料にしろ無料にしろ、クリーニング屋さんで保管をすることはよくある話。


それをスーツ屋さんの青山がやる、と言うのはかなり面白い試みだと思うんですよね。

さらに、自社のスーツだけでなく、他社のスーツもOKという太っ腹。


スーツのリフォームも受けるとのことで、アフターメンテナンスまで視野に入れたんだと思います。



さてさて、クリーニング付きの保管です。

一体どこのクリーニング屋さんに頼むんでしょう?


各店舗の近くの個人店のクリーニング屋さんなのか。

はたまたチェーン展開しているクリーニング屋さんなのか。



ここで青山の本気度が見て取れると思うんですよね。



今まで、他業種がクリーニング屋さんを入れたサービスを展開することはちょくちょくありました。

例えば、マンションのコンシェルジュサービス。

クリーニングもあると助かるといれるんですが、中に入るのが大手チェーン店だったり。


なんかねえ、ガッカリするんですよね。



コンシェルジュサービスを謳いつつ、選んだクリーニング業者がそれなのか、と。

そこはきちんと厳選して入れて欲しかったなぁって思っていました。



さて、青山。

どんなクリーニング屋さんと提携したのか、気になりますね。


メンテナンスも視野に入れたんですから、いいクリーニング屋さんをぜひ選んでもらいたなあって思います。

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