クリーニング

今年のゴールデンウィークの予定です。

なんだかんだともうゴールデンウイークが過ぎそこまで迫って来ました。

去年から時間の流れが早い。

能登に行ってるからだなあ。



当店の今年のゴールデンウィークの予定です。



4月29日は通常通りに営業をいたします。

5月3.4.5.6にちは暦通りにお休みとなります。


前半後半と分かれている今年の連休。

配達の予定は崩れないんですが、その代わり仕上げを調整しないといけない割と難しい連休。

休みたければ仕上げなさい、と言われている連休ですね。(笑)


連休は休むというよりも、ここまでできなかった事をしなければ。

まずは休めるように仕事しましょう。(笑)









一伸ドライクリーニング店 

カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM


東京都府中市住吉町2-17-13

TEL 042-362-6470


定休日 日曜日


営業時間

800~夜1000


宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。


参考エリア 府中市 小金井市 国分寺市 国立市 三鷹市 調布市 多摩市 稲城市 他



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洗いやすい服とは?

東洋経済オンラインで洗濯講座や洗濯支援の代表を務めている洗濯王子がコラムを書いています。

今回のテーマは、とりあえず洗える服を買う人の残念すぎる盲点。


要約するとこんな感じ。




服を洗えるという基準で選ぶと、着る時の快適さや見た目などが損なわれることがある、と。

なので、着る目的から考えて選びましょう、というお話。


簡単な話で、例えばイベントなどに着る服と農作業で着る服は目的が違いますよね?という話です。

ここまで極端な例を出すとわかりやすいですが、これが普段仕事できる服、というと途端にわかりにくくなるみたい。

普段着ている服だからとか、仕事しやすい服装がいいとか、そういう基準が入ってくると途端におかしくなるんですよね。


例えば、汚れる服だとしても洗いやすさに重点を置くよりもまずは動きやすさ、快適さの方が優先されると思うんですよね。

そこにさらに洗いやすさが加わるといい服になるなあと思います。



この洗いやすさ、という基準。

みなさん、誤解してますよね?と思うんです。



服を選ぶときに洗える服を選ぶ、という方がいます。

ケアラベルを見て、洗濯機や桶のマークがついている服を選ぶ、と。

これ、半分正解で半分間違いなんですよ。

実はこれだと洗いにくい服の可能性があるわけで。



洗いやすいいい服というのは、洗濯機のマークが付いていて、ドライクリーニングのマークもついて衣服のことを言うんです。


どちらが欠けてもダメ。

両方ついているのが洗いやすいいい服という事になります。


今から説明しますね。



ケアラベルを洗い方の指示と勘違いされている方がいますが、本来はどんな洗い方ができるか?と言う表示です。

できると言う表示がついていると、その洗い方で洗っても平気ですよ、おかしくなりませんよ、と言う意味の表示。

逆に、バツがついている時はこの洗い方をすると服がおかしくなりますよ、と言う意味になります。


なので、洗濯機のマークがついていれば、家庭洗濯ができる、と言う意味になります。


ではなぜこれだと足りないのか?


実はもうひとつ意味があるんですよね。

それは、汚れを落とす時の強度を表しているんです。



例えば、洗濯機のマークがついていると言うことは。

水で洗ってもおかしくならないので、水に溶ける汚れを落としやすくなります。 

汗とか泥汚れとかですね。

これらの汚れを落とそうとする時に落としやすい水洗いが出来る、ということ。


ということは、ドライクリーニングのマークが付いているということは、油の汚れを落とそうとする時に油汚れに対応した洗い方をしても服がおかしくならない、ということを意味しているんです。


ドライクリーニング出来ない、という表示がついていると、油の汚れがついてしまうと落とすのが難しくなるケースがあります。

油の汚れを落とすには油性の処理が必要。

でも、ドライクリーニング出来ないとなると、油性の処理に何らかの問題がある、ということなので洗えない可能性が出てくるんですね。


油を落とすやり方は色々ありますが、影響が出る可能性があるので、ドライマークにバツがついていると汚れを落とす処理双方に制限が加わるので、やりづらくなります。


汚れは忖度してくれませんからね。



油の汚れはつきません!と言うことはないし、いろんな汚れがつくもの。

そう考えると、洗濯できるだけでは足りなくてドライクリーニングもできる服でないと、汚れに対応できないと言う話になるんですよね。


つまり、どんな服が洗いにくいのか?と言うとドライクリーニング、もしくは洗濯どちらかしかできない服は洗いにくい。

両方できる服が一番洗いやすい、と言う事になるんですよ。



洗えないと言うのにはいくつか理由があります。

縮むことをみなさん一番恐れますけど、例えば芯地が剥離するとか、プリントが剥がれるとか、生地の色が抜けるとか。

いろんなことが考えられるのですが、原因が何か?どんな洗い方をしたら安全か?はプロでないと判断できません。

素人が安全に洗おうとしたら、水洗い、ドライ、両方できる服が一番安全になるんですね。



こんな話してる人、僕しかいないと思います。

洗える話しかみなさんしませんからね。

ケアラベルの本当の意味とか、服を着る意味とか、服っていろんな理由があるんです。

服を洗うのが目的になるって本来おかしいんですよね。


基本に戻って、服を着る目的を考えましょう。

洗うために服を着ているわけじゃありませんから。

まずは快適に着るため。

そして、洗うのは、またその服を着るため。

ここが基本です。










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千葉県茂原へ。

夕方から千葉に来ています。



能登の洗濯支援てお預かりした着物を、茂原のモンセイクリーニングさんにお願いをしていて、仕上がったと連絡をいただいたので引き取りに来ました。



モンセイクリーニングさんとは僕の若い頃からお世話になってまして。

インターネットの普及し始めた頃に、、クリーニング屋さんのメーリングリストがあったんですが、そこで知り合ったんですよね。


で、当時、いろんな方々とオフ会と称して、集まってたくさん話をしていただきました。


今日もそんな話をたくさんして来まして。

あの当時、よくみんな集まったよねえ、とか、洗い方の話とか。

この機械があったらいいんだけどな、こんな使い方をするんだよ、とか。



今はねえ、クリーニング屋さんと会ってもこんな話しないんですよねえ。

あの当時の方々と会うと、一気に昔に戻って当たり前のように仕事の話をします。


これが楽しかったんだよなあ。

着物を預かってすぐ帰ろうと思ってましたが、ことのほか話が盛り上がりまして、1時間ほど滞在をしてしまいました。


また遊びにこようっと。

楽しかったなあ。









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変わらない。

新しいお客さんが来ると、どんな風に洗ってますか?という質問をしています。

なぜこんな質問をしているのか?というと、多くの人が間違った洗濯をしているから。


みんな洗濯に困ってて、だけどどうやったらいいかわからなくて。

きれいになった体験がほとんどないんですよね。

なので、せっかくうちの店に来てもらったので、洗濯が少しでも良くなるようにお話を聞いています。



先日、急ぎで礼服が出まして。

お預かりするときに洗濯をどうやってしてますか?という話をしました。



洗ってもきれいにならない。

なので、早め早めに服を買い替えている。

頻繁に買い替えるのでファストファッションの服しかほぼ買わない。


そんなお話をされてましたね。

別にファストファッションでもいいんですが、少しでも買い替える頻度が減れば楽になるじゃないですか?

そこで、洗濯のここを変えるときれいになるよ!というポイントをいくつか教えたんです。


後日。



礼服をとりに来て。

話していると急にこういいだしたんですね。



変わらなかったです、と。

え?洗い方変えても変わらなかった?と。

うーん、そんなはずはないと思うけど、と思いながら、でも変わらなかったという事は何か他の条件があったのかな?と色々と考えていると続けてこういうんですね。



柔軟剤使わなくても変わりませんでした、と。



あ、そういう事?

そうでしょ?と話を続けたんですね。



要はこういう事なんですよ。

洗濯の話をしているときに、柔軟剤はいらないよ、と話したんです。

理由は簡単で、本来柔軟剤はウール製品、ニット類とかに使われていたものでいつのまにか洗濯物全部に使うようになった、と。

使わなくても変わらないよ、と話していたんですね。



でも、僕としては、すすぎを3回にしたほうがいいよとか、水の量を増やした方がいいよとか、そっちの方がウエイトが高くて。

それをやればすぐにでもきれいになると思っていたので、変わらないと聞いて驚いたんですね。


多分、1番やりやすいのは柔軟剤を使わないことだったんだろうと思います。


そして、柔軟剤を使わなかったら、変わらなかった、と。

これ他の人にも言われたことあるんですよね。

使わなくても変わらなかったって。



なら柔軟剤を使う意味は?ってなりますよね。

そう、基本は要らないんですよ。


なのに、洗濯のコツを載せてる情報は全部柔軟剤を使う方向で話してる。

変わらないなら必要ないじゃないですか。

洗剤メーカーですら、使う方向で話しているのは明らかにおかしいです。


ちゃんとした洗濯の話をしているのはいま僕らだけです。

そして、その通りやって効果出る話してるのも僕らだけ。


だって、ちゃんと根拠があって話してるもの。

そりゃ実際にやれば効果出ますよ。



せっかく来てくれましたからね、少し洗濯が楽になったのならよかった。

洗ってきれいになる体験を多くの人にしてもらいたいなあって思ってます。









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洗えたけど平気じゃなかった——家庭洗濯で失われるダウンの暖かさ。


ダウンを「洗っても平気だった」って、本当?



今年も衣替えの季節がやってきました。

冬物のクリーニングが徐々に集まりはじめています。


そんな中、ある記事に気になるデータが載っていました。


「ダウンは自宅で洗いたい」——その割合、なんと9割。


しかも、それに対するコメントにはこんな声も。


「ダウンって洗えないと思ってたけど、洗っても平気だった。」


この「平気だった」という言葉、不思議ですよね。

なんとなく安心できそうな響き。でも、何が“平気”だったのか?までは、実は誰も言ってない。


それを聞いた人が、「じゃあ自分も洗ってみようかな」と思ってしまうのは、少し危うい気がします。





「平気だった」って、何が?



この言葉、家庭で洗濯した人がよく使います。でも、僕らクリーニング屋からすると、その“平気”はたいてい成立していません。


お預かりした服を見ると、

・形が崩れている

・腰が抜けている

・風合いが損なわれている

そんなケースが本当に多いんです。


そういう服を見るたびに思うんですよね。


「クリーニングしていれば、もっと長くキレイに着られただろうな」って。





僕らの仕事は「汚れを落とす」だけじゃない



クリーニングって、決まった洗い方があるわけではありません。

服に合わせて洗い方を変えるのが、僕らの仕事です。


例えば、


  • 水で洗うのがいい服
  • ドライクリーニングがいい服
  • 逆に、それぞれ「してはいけない」服もあります



ダウンも同じで、

・水洗いできるもの

・ドライクリーニングできないもの

・逆にドライの方が向いているもの…いろいろあるんです。


その判断をちゃんとしないと、服に不具合が出る。

だから、僕らは「汚れを落とすこと」よりも、服を壊さない・風合いを保つことを優先します。





一番の落とし穴は「乾燥」



実は、ダウンにとって一番大事なのは「乾燥工程」です。

これが家庭ではとても難しい。


干して数日置いておけば乾いた、と思うかもしれません。

でもそれ、しっかり膨らんでない可能性が高い。


ダウンは、その“膨らみ”で空気の層を作り、体温を保つ構造です。

膨らんでない=暖かくないんです。


街でぺたんこのダウンを着ている人、たくさん見かけます。

「洗ったけど平気だった」そのダウン、たぶん本来の性能を発揮していません。





ダウンは、実は丈夫。でも…



ここまで言っておいてなんですが、ダウンって意外と丈夫なんです。

だからこそ、ちゃんと洗えば何年も着られる服なんですよね。


なのに、失敗して台無しにしてしまうのは、すごくもったいない。


「安かったから、また買えばいい」

そんな声もありますが、買い直しって地味にお金もかかるし、何より環境に優しくない。


「まだ着られる服を、自分でダメにしてしまう」って、本当にもったいないことだと思うんです。





洗える=着られる、ではない



「洗えてればいい」と思うのは、下着やタオルの話。

アウターはそうはいきません。


大事なのは、ちゃんと着られる状態で次のシーズンを迎えられるか。


そのためには、“洗い方”ではなく“着たい服の未来”を考えて選んでほしいんです。


自己責任とはいえ、失敗してから気づくのはつらい。

だからこそ、洗濯か?クリーニングか?の選択は慎重にしてほしいと思っています。


節約する場所を間違えないように。

そして、お気に入りのダウンが長く活躍できるように。








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油断。

信じられない話だと思うんですけどね、クリーニング屋さんも火傷するんですよ。(笑)


プロなのに、です。



他のクリーニング屋さんもそうなのかなあ。

わからないけど、少なくとも僕は1年に一度か二度、軽い火傷をします。

そのほとんどがアイロンの時なんですよね。



今日も先ほど軽く右手の親指の所を。(笑)



ほぼ全部が油断なんですよね。

例えば、置いてあるアイロンを見ないで取ろうとするとか。

細かいところをアイロンかけようとしてて、つい手を伸ばしてしまうとか。

いつも使っているから、慣れすぎてて軽く見ちゃうんですよね。

で、何かの拍子に火傷をする。



昔は火傷の薬が常備されてましてね。

火傷が多かったんですよ。

うちの母なんて、二の腕のところに大きな火傷の跡とかありましたし。

当時の機械は、鉄板が剥き出しで。

熱が入っているのを知らなくてつい触ったり、通るときに触れたりして火傷をしてたみたいです。


子どもの頃、不意に鉄板さわって火傷したことありましたっけ。

あの頃に比べれば、今の機械は安全性は高くなりましたが、それでもアイロンはやはり鉄板剥き出し。


油断するとやっちゃいますよねえ。



冷やしてこよう。(笑)


直接火を使うわけではないですけどね、クリーニング屋も油断していると危ないな。









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ダウンで虫食いとは?

衣替えが始まっているのでいろんな洗濯の情報が出回っていますけど。

それ、おかしいよね?という情報がなぜかクリーニング屋さんを名乗る人たちから発信されていて困っています。



多分ですね、クリーニング屋さんなんだろうけど、仕事をしてないんじゃないかと思うんですよね。

クリーニングの会社に勤めているというだけの人もいますし、クリーニング師の資格を持っているけど、実際に現場で働いてはいない人とかもいます。

まあこれに関しては、アパレル関係の人も資格は持っているけど現場では洗ったことないという人もいるのでね、難しいところなんですが。



その人たちが注意喚起としてダウンを洗った方がいい、と話してるんですよね。

何かのアンケートでダウンを洗わない人が6割くらいいるとか。


洗わないでいるとどうなるか?いろんな説明をされているんですが、不思議な話をしているんです。



虫食いの可能性がある、と。



ダウンで虫食い???



いや、無くはないんです。

でも、それってダウンがやられるわけでは無く。

表の生地が虫にやられるんですよ。



でもね。



普通は起こらないんです。

なぜかというと、虫が食べる素材って決まっているから。


虫が食べる素材は1番多いのは動物系の素材なんですね。

シルク 、ウール、カシミヤ、アンゴラ。

この系統のものは食べられます。

しかし、ポリエステルなどの化学繊維は食べられません。


ダウンって、よほど特殊なダウンでない限り、基本はポリエステルなんですよね、表地って。

たまにシルク が混ざってたりするのでそれを虫食いのリスクが出てきますが、多くのダウンは化学繊維なので虫食いの被害は起きません。


なので、本来なら、ダウンで虫食いの可能性が、と伝えるのでは無く、素材の違いで虫食いの被害が起きる可能性が、と伝えるべきなんですね。


そもそもダウンに限った話でもないし。

ニットでもコートでもネクタイとかも素材によって起こります。

逆にこれらの服でも素材が化学繊維なら虫食いの被害は起こりません。



案の定、テレビとかで取り上げると、コメンテーターの方が勘違いされてダウンの虫食いを怖がっていたりしましたしね。



こういうの、よくないです。



理由をちゃんと知らないと、無意味に怖がったりしますし、ちゃんと虫の被害を抑えることができませんし、いいことなんて一つもないんです。



クリーニング屋さんを名乗る人たちもね、ちゃんと勉強したのかなあって怪しい人もたくさん出てきましたしね。

情報源がネットとかじゃないだろうか?

そこから仕入れてるから間違うんだぞ?


間違いをみんなで見て真似するからそれが市民権を得て、あたかも正しい情報みたいになっていくんです。



僕、プロには厳しいんですよね。

学び直してこい。(笑)

情報発信をするなら、それを受けた人たちがどういうふうに受け取るか?よく考えて発信しないと。

逆に勘違いされると大変な事になるよ。



ただ、シーズンが終わったら着た服は洗ったほうがいいです。

洗わないといろんな不具合が出るのは確かなので。



シーズンが終わったら、着た服は洗う。



これだけは確実に覚えておいてください。









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ぜんぜん余裕。

今年は気温の上下が激しくて。

しかも、気温が上がると暑くなるという。


そのせいで、この数年の中では割と早めにクリーニングが動いていると思います。



去年とか一昨年は、ゴールデンウィーク明けの方が忙しかったですしね。



クリーニング業界では、衣替えのこの時期のことを繁忙期と呼びます。

服が集まり始めると、あちこちから忙しくなった、という声が聞こえてくるんです。


しかし。



いま、忙しいと言ってる人たちは、本当の忙しさを知らないんです。

繁忙期?笑っちゃうくらい余裕あるよ?というのが、僕らから上の世代のクリーニング屋さんたちの多くの感想だと思います。


よくパートさんたちのコミュニティで忙しいとか座る暇もないとか言ってますけどね。

本当の忙しいってのはそんなもんじゃない。


洗っているのに、それ以上に服が集まりだして、仕上げたものを置くところもない、預かったものを置くところもない、本当にどうしようもないくらい忙しい状態なんです。


ちょうど今から30年ほど前はそんな感じでした。

なので、その頃は、お客さんがそろそろクリーニング持ってきていい?とお店に聞きにきて、もう少し待って!とかいいですよ!とか言ってましたからね。


1人の持ち込みが40点とかザラにありましたから。

この10年くらいでクリーニング屋さんに勤め始めた人たちは知らない世界だと思います。



この時期になると、お客さんに言われるんです。


忙しそうですね、と。



いやいや、何をおっしゃいますやら。

全然余裕ですので、まだ余裕で洗えますからどんどんクリーニングにお持ちください。


多分、どこのそんな感じです。

遠慮なさらずに、クリーニングに出しに行きましょう。









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ワイシャツは着たらクリーニングに出すものだったんですよ。

クリーニングの頻度の話はたびたび見かけます。



スーツはどのくらいの頻度で洗えばいいんですか?



これ1番よく見る質問ですよね。

他にもワイシャツを洗濯した方がいいか、クリーニングした方がいいか?という話も。



ワイシャツは着たら毎回洗わなきゃいけないアイテムなんですが、最近それが通じない人たちが現れまして。

洗濯はしているのかもしれませんが、クリーニングに出すのも実は同じなんだよ、と話すと、毎回クリーニングなんて、と言われたりします。


どこかのブログとかにも、ワイシャツは普段は自宅で洗濯をして、たまにクリーニングへ、なんて書いてあったりしますがそれも本来はないんですよね。


昔の話をし出すと時代が違うと言われそうですが敢えていうと、ワイシャツは着たらクリーニングが当たり前だったんですよ。

なので、ワイシャツのクリーニング料金は実は赤字ギリギリです。

なぜなら、毎日着るもので毎日クリーニングするものなので、高く設定するとみなさんが困るからギリギリでやっているわけです。

で、スーツとかを出してもらう事で、その分を補填しています。


クリーニングは特別なものではなく、必要だから当たり前に出すものなんですが、いつの間にか大事なものとか特別なものを出すところに変化してしまい、ワイシャツを毎回クリーニングに出すというのは普通の人がするものではない、と思われてしまったみたいですね。


いやいや、普通に着たらクリーニングですよ。



そもそもワイシャツをなぜ毎回洗うのか?

下着は着ていますが、やはり肌に直接触れるところが多いので、皮脂汚れがつきやすいというのがあります。

襟や袖口などですね。

それらを衛生的に綺麗に着ようとすると、来たら毎回洗わなきゃいい状態を保てないんです。

洗濯でもいいじゃないか?と思われるでしょうが、洗濯は水で洗うので限界があるわけで。

どうしても高温のお湯で洗う必要が出て来ます。

で、お湯で洗うと小皺が増えるので、そのまま干しても着られない。

アイロンによる仕上げが必要になるので、クリーニングがいい、ということになるわけですね。


これを家庭でやろうとしたら大変ですよ?

どのくらい大変になるか?といったら、多分洗いから仕上げまで相当な時間を取られます。

アイロンだけで30分くらい取られるかもしれませんね。


それをご自分でやられても構わないんですが、クリーニング代を見てみると300円弱でこれらをやってくれると考えるといかに良心的なサービスがわかるかと思うんです。


次に7000円くらいクリーニング代で考えておくといいんですから。


ここもね、会社に着ていくものなので、会社から補助があってもいいよなあって思うんですよ。

洗濯できるということは、休みの時間の負担が増えるということでもあるわけで、そうなると洗濯できるのがいいことなのか?という問題も出て来ますからね。



福利厚生として、会社が考えるべき問題だと思います。



話を戻すと、実はワイシャツのクリーニングは当たり前だし、着たら毎回洗うのもだ当たり前。

これを崩して、2回着たらとか、自分で洗濯とかをし始めると途端に色がくすみ出して襟も汚れ始めます。


必要な事なんですよ、結局ね。



こういうのを誰も教えてくれないから今みんな苦労しているわけで。

年配の人たちが、自分たちがたくさん失敗して、こうするのがいい、となって来た事を伝えないと、無駄若い人たちはたくさんの失敗をして経験をしなきゃいけなくなる。


ある意味年配の人の責任でもありますね。

学校や会社が教えてくれない事をいかに伝えていくか。

ここ大事だと思います。


会社も社員に向けてスーツやワイシャツ、オフィスカジュアルのお手入れの話など積極的に教えるようになるのかもしれませんね。

汚い格好は会社の不利益になるから。


社員さん向けの講座も僕らやってますので必要ならお声がけください。

お待ちしています。










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長野県生活衛生同業組合青年部と協定を結びました。

去年の1月から活動をしている、災害洗濯支援チーム DSATですが、この度長野県生活衛生同業組合の青年部さんと協定を結びました。

これにより、災害時に協力をして支援活動ができるようになります。



能登での洗濯支援の経験から、災害時のクリーニング業の役割についていろいろと考えてきました。



洗濯機があれば洗える、と思う人もいるので、洗濯機が被災地に届けられますが実際はそれでは洗えないものがたくさんあるわけです。

近代的な生活をしている現代では、着ている服はほぼ全てがファッショナブルで簡単に洗うのが難しい服が多いんですよね。


災害時ですから丁寧に洗うのが目的ではなく、今ある服を衛生的にながくちゃくようすることがもとめられる。


これをできるのはクリーニング屋さんだけなんですよ。



洗濯機で賄えないのは、すでに能登でも結果が出ています。

濾過した水を使って、ランドリーカーで洗える、とみなさん言ってましたが、今になって服がきれいにならない、黒ずんでいく、と話しています。

あの時、そうなるから任せてください、とアナウンスしていたんですけどね。

これもクリーニング屋だから、予想できたこと。


こんな風にならないように、災害時にクリーニング屋さんが洗えるようにならなくては、利用してもらえるように普段から知ってもらわなくては、と思っていました。



そんな時に、長野県の青年部さんで話をしたりして協定を結ぶことに。

話を聞いてくれて、一緒にやってくれることに本当に感謝しています。


これから他の地域のクリーニング組合の方々とも協定を結べたらいいなと思いますが、どうなるでしょうか。


府中市とか自治体とかも協定結べたらいいですね。


災害はいつ起きるかわかりません。

準備は大事。

助け合わないとね。









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