クリーニング

引っ越しの手伝いを。

今日は友達のお店の引っ越しの手伝いに。


8時に集合して、引っ越し業者さんが持ってきてくれたものを開けて並べていきます。



実は個人宅の引っ越しではなく、店舗の引っ越し。

そして、ジーンズの修理屋さんの引っ越しなのです。

早く片付けて場所を開けないと、ミシンが置けなくなる、と朝から大急ぎでみんな手伝っています。


ミシンが入ったら、この後は群馬へ。

今日は1日動きっぱなしですよー。(笑)



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クリーニング屋さんあるある。

各業種であるある話ってあると思います。

当然、クリーニング屋さんにもそう言う話はあるんです。



clubhouseで、クリーニング師のお父さんが欲しい、と言うコメントをもらいました。

アイロンかけてもらえるし、洗ってもらえるし。

普通に洗うよりも綺麗にしてくれる。

なんか、いい事づくめのような感じもしますよね。


でも、僕らお勧めしないなあ。(笑)


で、そこにいたクリーニング屋さんたちにとある質問をしたんです。

それがこちら。



クリーニング屋さんになる前に、自分で服を買ったことがあると思うんだけど、買ってきて親に怒られた経験のある人、いる?



すると、そこにいたクリーニング屋さん、全員、あるよ、との事。

僕もありますもん。(笑)


これ、クリーニング屋さんあるあるなんですよね。


どういったことが起こるか?と言うとですね、こんな事が起きるんです。



服を買ってくると、どれどれ俺たちに見せてみろ、と親が買った服を品定めするんです。(笑)

で、大抵その時の流行りの服を、自分で買える価格帯で買ってきますから、そんなにいいものでもない。


すると、品定めした親からキツイ一言をもらうわけですね。



すぐダメになるような服買ってきて、と。



中には、返品してこい!と言われた友達もいました。

なぜこんな話をするのか?と言うと、新品の服を見ると、その服がどんな服か?分かるからなんですね。

耐久性や素材の特性など、洗う前に分かっちゃう。

だから、つい言葉に出ちゃうんだと思うんですね。


まあ、自分たちで服を買うのは若い頃なので、そんなにいいものは買えないのも事実ではあるんですけどね。

でも、買ってきた服に一言言いたいのは、職業病とも言えるかもしれませんね。


みんな、記憶が戻るらしく、明確にあの時の服に文句を言われた、とはっきりと話してました。

それだけきつい一言だったんだろうなあ。



なかなか親を納得させるような服は自分で買ってこれませんからね。

クリーニング屋の親はめんどくさい、だからお勧めしません。(笑)



思考が洗えるかどうか、洗ったらどう変化するのか、になってるからなんでしょうね。

ここがファッション好きとは違うところなんだと思います。


同じ服を扱っているのに全然違う考え方。

面白いですよねえ。



もしかしたら僕も子供に言ってるかもしれません。

記憶にはありませんけど。

ただ、自分でわかっているのは、子供たちが買ってきた服を仕上げている時に、モヤモヤするのは間違いない。(笑)

これが余計な一言を言っちゃう原因なんだろうなあ。

いかんな、言わないようにしよう。(笑)


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ドメインの復活。

ネットでカシミヤ、アンゴラなどの高級絨毛製品専門のクリーニングを受け付けています。

とある事情で、とても忙しく気付かなかったんです。


あれ?カシミヤクリーニング.comのドメインが停められている!!!



ドメインの更新を忘れたのかな?と見てみると更新はされている。

でも、停止中だと出ます。

どうやら本人の確認が取れないから、らしい。


いきなり停止ということはないと思うんです。

普通に考えたら、何かメールが来てるはず。

と思ってたら、あることに気づいてしまったんです。



あ、登録用に使っていたニフティのメールアドレス、勝手に切り替わってたんだ、と。



何年か前に長いメールアドレスから簡単なものに移行されたんですよ。

で、移行した後に前のメールに届いたメールの転送はなくて。

で、本人確認が取れなくなって停止にされた、という事みたいなんですね。



それに気づいたのがつい最近の話。

何やらメールを送っている、それに沿って対応しないとドメインは復活しない、と。

でも、そもそもそのメールが届いてないんだから仕方ありません。


ドメインの情報を直して、本人確認の書類を提出して。

それでも何度かやり直しを言われて。

で、さっき本人確認の電話をもらい、やっとこさ僕だという証明が出来たところ。


これでドメインが復活する、はず。



いつから使えなくなっていたのか?分からないんですよね。

すでに六月、もしかするとカシミヤクリーニング.comの方にお問合せをもらっていたかもしれません。

申し訳ないことしたなあ。


とりあえずホームページおよびメールアドレスは復活したようなので、お問合せがありましたらお待ちしております。


でも、もうね、ホームページとかメールの時代でもないんですよねえ。

お客さんとのやりとりも変わってきているし。

一度見直しますかねえ。

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証拠。

ちょっと記録として残しておこうと思う話があります。



部屋干し臭の話。



これの対策をいろんな人があちこちで話しています。

そのほとんどが乾かし方、漂白剤を使用して、というような話で対策を取ってると思います。



その中で画期的な方法を発見したのが洗濯王子こと、中村くん。

彼も一昨年までは、乾かし方の工夫を訴えていましたけど、去年から部屋干し臭対策で大事なのは、水を増やすことと濯ぎを3回に増やす事、と提唱し始めたんです。



これ、なぜこういう話を言い始めたのか?というと、家庭の洗濯がクリーニング屋の僕らが思っていたのと全然違っている、と気づいたから。


多分、乾かし方とか漂白剤で、と話してる人たちは、家庭の洗濯機の中でどんな洗い方をされているか?知らないんです。

知らなくて、クリーニング屋の常識に当てはめて、ちゃんとした工程をやっている前提で対策を打ち出してるんですよ。


だから、乾かし方や漂白剤、という対処法になる。



だけど、今家庭で行われている洗濯は、クリーニング屋さんが思っているような工程を踏んでないんです。


洗う時の水が足りなくて、濯ぎの回数が足りない。

二回してればいいほうでともすれば一回すすぎが当たり前のように行われている。

そこに柔軟剤つければ、どんなクリーニング屋さんでも、これ聞いたらそりゃ臭うわ、と思います。



で、ここにいち早く気づいて、水の量を増やすのとすすぎ3回を提唱したのが洗濯王子な訳ですね。


去年から色んなところで発信をしています。



一見、水を増やしたり濯ぎの回数を増やすくらいで変化はなさそうに思えますが、これが漂白剤を使ったり乾かし方を工夫するよりも、全然効果があるんです。

試した人たちは、匂いが消えた、服が白くなった、とみんな話してる。


何よりも原因と対策が正しい証拠です。



これから、色んなクリーニング屋さんがすすぎ3回の話をすると思います。

簡単に言うと、パクると思うんですよ、王子の話を。


せめて、話したり書いたりするなら一言言ってきてくれればいいなあとおといますが、多分音沙汰なしにパクっていくんだろうなあ。


まあ、誰が最初に話したか?よりも困ってる人たちが減る方が大事なので、おそらく王子は何も言わないと思います。


だから、僕が証拠としてここに書いておきます。(笑)




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それはクリーニングの技術が上がったからです!

とある記事を見ました。

その記事の内容は、洗濯絵表の話。

洗濯絵表示を付けるために、いろんな検査をしてつけている、と。

よほど酷いところでもなければちゃんと検査してつけているので、アパレルの販売員さんは自信を持って絵表示通りに洗ってください、といいましょう、というお話。


実はこの記事を書いた人を知っています。

以前、少し話したことがあって、その時に洗濯絵表示の問題点をお互い認識したはずなんですけどね。


なんか今回の記事はおかしい。



実はその記事の中で1番引っかかっているのはこの話なんです。



ここ最近、色なきや縮みなどのクレームが減っている、と。

それはきちんと検査して正しい洗濯絵表示をつけているからだ、というくだりがあるんですね。



はっきりと言いますね。

色なきや縮みのクレームが減っているのは検査してることや洗濯絵表示のおかげではありません。



この減っているというのかクリーニングにおける話なら、間違いなくクリーニングの技術が上がっているからです。


これ、断言出来ます。



具体的にどんな技術が上がったのか?というと、まさに色止めの技術が上がったんです。


今までも洗ったら生地の色が流れ出てきて洗えない商品はたくさんありました。

他の衣類に移ったり、元の色が褪せてきたり。

それでものすごく苦労してたんですよね。

時には商品が悪いのにクリーニング屋さんが弁償してたり。


数年前に、色を止める薬品が開発されたんですね。

その薬品がとても優秀で、色をほとんどでなくして洗えるようになったんですよ。


さらに、防縮成分も開発されたので、縮みの事故も圧倒的に減りました。


僕らの感覚だと、服が良くなった印象は全くないんですよね。

相変わらず、洗ったらおかしくなるんじゃね?といった衣類がたくさんある。

で、その中で進化したのは服でもなく絵表示でもなく、クリーニングの技術なんです。


クリーニングの中のことは知らないから仕方ないのかな、とは思いますが、絵表示だけでクレームが減るわけない。


こんな簡単にいっちゃうところが、アパレルがメンテナンスを軽く考えている証拠です。

自分たちで作って売っている商品の事をちゃんと考えていたら、クリーニングの事も勉強するし自分たちもクリーニング屋を選んでいるはずです。

でも、現実はクリーニングの勉強もしてないし、選んでもいない。


だからこんなトンチンカンな話をしてしまうんだろうなあと思います。


まあね、本当にきちんと検査して、正しい洗濯絵表示をつけてくれたらそれが1番なんですけどね。

する気ないでしょ?

コスト掛かるから。


その意識が1番問題なんだよなあ。

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ゼロから学ぶ洗濯、また講座をやります。

5月にクリーニング屋の友達とら洗濯王子と、洗濯の講座をしました。

今回、また講座をやることになりまして。


今日はその告知でございます。


講座のタイトルは、ゼロから学ぶ洗濯。



みなさんよく知っている洗濯。

毎日やっている洗濯。

でも、なんで汚れが落ちるのか?なんでおかしくなるのがあるのか?いまいちよくわからなかったりすると思います。

よく考え直してみると、洗濯をきちんと学んだことがある、と言う人は少ないと思うんですね。


そこで、よく知っている人も、あまり洗濯に詳しくない人も、これから学んでみたい人も、みんな同じようにゼロから洗濯を学んでみませんか?と言う講座です。


この講座、とても良く出来ています。


洗濯が得意な人は、さらに洗うのが上手に。

今までよくわからなくて洗っていた人は、上手に洗えるようになり服が気持ちよく着られ。

これから学んでみたい人は、服を洗う理由がわかるようになります。



日時は73日日曜日、あさ10時から夕方5時まで丸一日の講座です。

昼食付きになります。

また、当日はクリーニング屋さんの仕事場を見学するようになっています。


ドライクリーニングの機械を見れたり、仕上げの機械を見れたり、普段クリーニング屋さんで何をやっているのか?生で見ることができるようになっています。


いろんな洗濯の講座はあるかと思いますが、この切り口で講座をやるのはここだけ。

貴重な講座だと思いますよ。

ぜひ、ご興味がありましたらご参加ください。


https://twitter.com/sentaku_u1/status/1535550899375906817?s=21&t=Dk2icAajIY4AHa0_xw3NuQ

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部屋干し臭対策で1番効果があるのは?

梅雨の時期に入ってきて、やたらめったら部屋干し臭の話題が入ってきます。



洗濯したのに部屋干し臭がする、その対策は?



という話がほとんどです。

面白いのは、記事やニュースはいくつもあるのに内容はほぼ同じと言うこと。

どこかの誰かが発信したものがいくつもの媒体で発信されているんですよね。


大体がこんな話ですよね。



まず、乾かし方を工夫しましょう。

時間をかけて乾かすと菌が繁殖します。

部屋干し臭の原因は、モラクセラ菌が増える時に出す排泄物が原因です。

素早く乾かすことで菌の繁殖を防げます。


とか。



臭いの原因は菌の繁殖です。

洗う時に酸素系の漂白剤を使うことで臭わなくなります。


とか。



そんな話をしてると思うんですよね。

確かにこれでも匂いがなくなることはあります。

でも、全ての匂いがなくなるわけではない。

では、なくなる人と無くならない人の差はなんなのか?と言うと、そもそも洗濯が人によって違いすぎるのが原因なんですよね。

だから、部屋干し臭の原因もみんな微妙に違うわけです。



さらに言うと、実はこれらの対策では、洗った直後は匂いはしないけど、着ているとすぐに匂い出してしまうんですよ。


なぜか?


部屋干し臭のの原因であるモラクセラ菌は常在菌と言って体にもついているしその辺にもいるので、すぐついて繁殖するから。



乾燥時間を早くして繁殖を妨げたとしても、着用して体温で温まればすぐ増えます。


漂白剤を使って一旦菌を消したとしても、着用すればまた服に菌はつくので増えます。



ね?この方法だと匂いは消えないんです。

で、なぜこの方法で匂いが消えないのか?という核心的な話をすると、服に汚れが残っているのが原因なんですよ。


つまり、菌の餌が服に残っているから部屋干し臭を起こしてしまうんですね。



これ、逆に言うと、菌の餌がなくなれば、菌がいても部屋干し臭はしなくなるんです。


洗っているのに菌の餌、汚れが残っているのは洗浄力が足りないから、と思いがちなんですが、実は原因は洗浄力不足ではなく、すすぎが原因です。

すすぎが圧倒的に足りないんですよ。


一回濯ぎの洗剤とか売られているし、洗濯機の標準コースが2回しか濯がないとか。

また過度に節水されているので、洗う時も濯ぐ時も水かたりません。

せっかく、洗剤で落としやすくなった汚れが、きちんとすすがれないので、服に汚れが残ってしまっている、と言うわけです。


原因はわかりました。

では、どうすればいいか?



もう答えは出ていますが、濯ぎを増やすこと。

これで全て解決します。

というか、これ以外の解決方法では、匂いがまたすぐ発生します。


なので、濯ぎの回数を増やす、これが部屋干し臭対策で1番効果が出る方法。



僕は3回を推奨します。


水の量を増やして、すすぎを3回にするだけ。

漂白剤も使わない、干し方も普通に干せる、それで匂いが消えちゃう。

こんな簡単なことで、と思うかもしれませんが、この一年で僕らが出した答えです。


本当に今、色んな干し方や洗い方が出回っていますけどね。

彼らはまだアップデート出来てない。

その内、ネットやテレビに出る部屋干し臭対策のやり方はすすぎ3回に変わっていくと思います。

みなさん、覚えておいてくださいね。



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漂白剤は白くするものじゃない。

洗濯に関する言葉は意外と勘違いされていることが多いんですね。


そもそも洗濯を正しく理解している人はほとんどいません。

洗濯に自信のある人でさえ、おかしな事を正しいと思い込んでいたりします。

結果的に汚れが落ちているので、この方法が正しい、になってしまっているんでしょうが、たまたまだったり別の理由で汚れが落ちているだけだったり、と言うのがほとんどの真相です。


もし、正しく認識をしていたら、普通に洗えるものと洗えないものと差が出るのがおかしいんですよ。

洗濯はギャンブルではないですから、再現できるものなので、同じように洗うことができるはず、なんです。



先日、ひょんなことから漂白剤の話になりました。

洗濯とは違うものの話だったんですが、汚れがみるみるうちに消えて行く、と。

これはなんなんだろう?と話してたんですね。


洗濯で使われるものは他でも使われます。

原理が同じだから使えるんですね。

て、これは漂白の効果だな、と思って話してたら、不意にこんなこと言われたんですよね。


わたし別に白くしたいわけじゃないし。



ん?白くしたくない?

漂白剤は別に白くするものではないんだけど???

色々と話をしていたら、どうやら誤解されているようだったんですよね。


漂白とは白くするためのものだと思ってたらしい。


確かに、白と言う字が入ってますしね。

文字から勘違いする人もいるのか、と思った次第。

そこで、漂白剤とは何をするものなのか?どんな効果があるのか説明したんです。


まあ、簡単に言うと、色を壊すのが漂白剤。


だから、洗っても落ちなかったシミで色素のものに有効に効くんです。

で、色素に効くと言うことは、生地そのものの色にも効いちゃう。

漂白剤を使いすぎて色が褪せた経験のある人、いますよね?

それも漂白剤の効果です。


話したらビックリして。

色が壊れるんですね?知らなかった、と。


洗濯に関するものはみんな安全と思っちゃいますしねえ。

洗剤、強い洗剤、そのくらいの区別しかついてない人も多いんではないかと思います。


冒頭に洗濯を理解している人はほとんどいない、と書きましたが、こんな感じで言葉に振り回されてしまっている人もかなりいると思うんです。

さらに、自然派とかナチュラルとか、環境に良さそう、悪そう、と言うイメージで見てしまう人もかなりいて、正しく認識できない原因となっているんだと思います。


過剰に界面活性剤を怖がったりね。

他に怖がるものはあるんだけど、そっちはさほど怖がらず。そこも不思議なんですよねえ。


漂白剤は白くするものじゃないですからね。

誤解されませんように。

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クリーニングは頭脳労働です。

クリーニングの仕事をしていて、僕らどんなふうに見られているのかなあって思うことがあります。


いつも利用しているお客さんは、僕らのことを大事にしてくれるんですよ。

なんと言いますか、洗うと言うことに対して、僕らのことを尊重してくれるって言うんですかね。

専門家として見てくれるんです。


しかし、これが外に出るとまた違った反応をもらうことがあります。


先日もとあるところで話をしていて、撥水加工の話になり。

自分で買ってきて加工をしている、と言う話をされたんですね。

で、こうやるといいですよ、と話すと、ポカーンとされるんです。(笑)


えっ?僕何かおかしな話をした?と思うけど、内容にはどこもおかしな話はない。

じゃあなぜそんなにポカーンとするんだろう、と思っていると、専門家として見られてないんじゃないか、と思うんですよ。


不思議な話なんですが、僕らクリーニング屋が何にも考えてないんじゃないか、と思ってる人がいるんですよね。


肉体労働者、そんなふうに捉えているのかなあ。


クリーニングのことを洗濯代行業なんて言う人もいます。

代わりに洗ってる、そんな発想なんですかね。


とにかく体を動かす、そんなイメージなのかも知れません。



いわゆるクリーニング屋さんも職人だと思うんですが、職人って、頭脳労働なんですよね。

体も動かしますけど、それ以前に沢山頭使いますし、体動かしてる時も、細かいことを色々と考えています。


だから、この品物は難しいな、と思うと簡単に手は出しませんし、自分がこれでいける、と納得しなければ洗いません。

集中できない時も洗いません。


うん、やはりクリーニング屋さんは頭脳労働者なんですよ。



たかが洗濯、されど洗濯。

服を洗うだけなんですが、何も考えなければ服は簡単に傷んでしまいます。


ある時は縮み、ある時は色が褪せる。

汚れも落ちないし、しわくちゃになってしまう。



家庭の洗濯ってそんな感じでしょう?

なぜなら、そこに理由や理屈が揃ってないからなんです。



縮むのには理由があって、色が褪せるのにも理由があります。

汚れが落ちるのにも原理があって、しわくちゃになるのも理由がある。

で、これらは素材ごとに違って、また糸の太さや色、風合いによって変わって行く。

同じものでも扱いが変わってしまうことは普通にあるわけですよ。


ここに、素材に合わせた使える洗剤、薬品などを考慮して選んで洗う。

洗い方も強くしたりソフトに洗ったり、動かさなかったりと選ぶ。


ここまでして、初めて傷まないで洗うことができるわけです。



家庭でここまでやっているのは聞いたことありません。

特に理由もなく、なんとなくネットを使うとか、なんとなくソフトに洗うとか、そう言うのは聞いたことありますよ。

でも、そこに理由や意味がなければ、汚れは落ちてくれなくなります。

ソフトならいい、ってわけじゃないですからね。


もっと僕らが何を考えてやっているのか、どうしてその作業をしているのか、伝えていけばいいんだろうなあ。

それをしてないから、クリーニングは頭使ってないように見られちゃうんだな。


うん、もっと伝えるように頑張ろう。

考えてますよって多くの人に。

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アイロン台。

ブログを読んでくださいっているお客さんから、アイロン台について書いてください、と言われました。

という事で、今日のテーマはアイロン台。(笑)



アイロン掛けで何が大事か?と言われたら、皆さんなら何をあげますかね?

ほとんどの人はアイロン!と答えると思うんです。

軽いもの、持ちやすいもの、蒸気の出るもの、シワの取れるもの、まだあるでしょうか?


僕らクリーニング屋さんは多分こう答えるんですよね。



アイロン台が大事だ、と。



なぜアイロン台が大事か、というと、シワが取れるためにはアイロン台の力が必要だからなんです。


皆さんが使っているアイロン台の中で、どれが1番いいですか?と言われたら、僕らは多分選びません。

なぜなら、家庭用のアイロン台では伸びないからです。

そういう意味では、どれを使っても大して変わらない、自分の使いやすいものを、となるんですよね。



僕らクリーニング屋がアイロン台に求める性能は?



冷やす能力を求めるんですね。


僕らが使うアイロン台は、バキュームが付いていて、下から蒸気を吸うようになっているんです。

なぜこの機能が必要か?というと、生地が伸びるためには最後冷やさなければいけないからなんですよね。


生地が伸びて、シワが取れた状態でセットされるには条件があります。


一つは、湿らせて生地を柔らかくする事。

次は、熱で生地を平らにならすこと。

そして最後、冷やして固定すること。


この3つが必要なんですよ。

で、このためにバキュームで熱を吸い取って冷やしている、というわけです。


家庭用のアイロン台にはこの機能がついていません。

ではどうするか?というと、湿らせて熱で伸ばしたら、最後そのまま放置して粗熱を取るんです。

これで、ビシッ!と固定されます。


アイロンは熱がかけられればいいから最悪なんでもいいんですよ。

でも、アイロン台だけはバキュームが必須なので、どれが大事か?と言われたらアイロン台、と答えるわけですね。



実は、家庭用でもバキュームのついたアイロン台が売られています。

しかし、ものすごく高かったり、名ばかりのバキュームで力が弱かったり、いまいち実用的ではない。


これなら、布団を三つ折りにして、その上でアイロンかけても足りるくらいです。



今売られている家庭用のアイロン台は、蒸気の抜けを宣伝していますよね。

あれも大事だとは思うんですよ、なぜなら蒸気が抜けてくれないとアイロン台に溜まるから。

最悪、濡れちゃうんですよね、アイロン台が。

それだと使えないので、蒸気の抜けの良さをアピールしているんだと思います。



家庭のアイロンでシワが取れた!というのと、僕らクリーニング屋のシワが取れた!は全然違います。

その理由はアイロン台にあるという事は、なかなか知られていません。

ともすると、アパレルでさえ知らない人もいると思います。


クリーニング屋さんが、クリーニング屋さんに見学に行って、アイロンを見てこれ欲しいなあ、とは言いませんが、アイロン台を見てこれ欲しいなあ!とはよく言います。(笑)

それほど、アイロン台は大事です。

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